目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
主として車中泊対応にと、サブバッテリの電源供給と走行充電のシステムをエブリイワゴン(DA17W)に装備しています。
くるまレビューに書いてますように「ラゲッジボードやバーの取り付け穴、天井の取り付け穴等を利用し、ほとんど車を傷つけることなくDIYを楽しめること」もこの車の利点と思いますので、装備を取り付ける際にはそれを意識して実施。
でも、エブリイって工夫すると、随所に利用できる配線を通す穴やスペースがあり、実に「風通しの良い!」車なんですね。エエのかワルイのか、、、。
写真上: サブ電源(5V・12V)を利用したNAVI、DVDプレイヤー、LEDライト、天井ファン等の作動。
写真中央: DCDC昇圧コンバータにリレー等をセッティングした[本体コンバータ] 。(以後、これを[本体コンバータ]と呼びます)
写真下: 勝手に名付けた[電源デッキ]
[本体コンバータ]からオーバヘッドSWによりリレーが作動し、ここに12Vが供給されます。
2
*図面は、「大きい写真で見る」をクリックして、更に画面上をクリック。拡大してご覧ください!
*6/26 サブACC供給、リレーで配線欠如の為差し替えました。m(_ _)m
画像は装置の全体図です。
上段の真中のコンバータと横の逆流防止ダイオード、そして上に並ぶリレー3個のセットが上の写真の中央[本体コンバータ]です。
*余談ですが、電流計をつけるために主バッテリのマイナス極にシャント抵抗を付ける方に。DA64はプラス側に電流センサーが付いてますが、DA17Wはマイナス側に付いてますので、ご留意を。、、といってもシャント取り付けが、センサー前後でどのように影響するのか解りません。ご存知の方、教えてください。
この図面ではイメージが分かりずらいと思いますので、次の図を。
3
4
まずは、「サブバッテリ走行充電装置」と「電源取り出しデッキ」から始めて、今後順次「オーバーヘッドSW・メーター」そして「キーオフ時NAVI作動装置」などをご紹介したいと思います。
まずは[本体コンバータ]となる、中国製DCDC昇圧コンバータをAmazonで購入。
写真の左側が実装したDroking社の[電源電圧レギュレータ可変DC 8-60V〜10-120V 15A昇圧コンバータ LED電圧電流計付き] (4,308円)
放熱ヒートシンクにファンが付き、そしてプッシュSWで電圧・電流が設定できるデジタルメータ付きなのでとても便利。
最初は写真右側の他社の10A600W製品を購入したが、電圧・電流調整がうまくいかず止めた。(左側製品の下位クラスでDrokも同製品有り。いくつかの他社も同じ物を販売しておりOEMかも。2,000円前後)
5
[本体コンバータ]はコンバータの放熱シンク側面に逆流防止のSKBダイオード(MBR3045FCT)を付け、上部ににリレーを3個並べて貼り付けている。
最初の図面の上部真ん中、コンバータの右にダイオード。上にリレー3個が並び、それにつながるオーバーヘッドSWが書かれているのがこれです。
リレーは自動車用2個(30A)と接点容量の大きい手持ちの物(20A)を使用。(ネットでも安く入手できます)
予め配線を端子接続できるように、リレーの足に一方の端子を半田付けし、不要な足は熱収縮チューブで絶縁。必要な配線処理をした[本体コンバータ]は、ちょうどうまく収まるプラスティックの籠が有ったのでそこに入れて、主バッテリに近い後部座席の下、左側の暖房ファンモーターの外側の空きスペースに収めました。
使用時の暖房ファンは結構熱いので、念のため断熱シートの端切れで籠や配線を熱から遮蔽します。外側はスライドドアのそば、蓋がガラリに成っているので、安心かな。「風通しの良いエブリイ!」ですからね。
6
次に[電源供給デッキ]。
Amazonで購入した、いずれも中国製の昇圧と降圧のDCDCコンバータ、デジタルメータ、USBソケットそれに2.1DCジャックソケットを100均ケースの側面に取り付けて、そこへ本体コンバータのサブACC出力配線を持ってきます。ちょうど、エブリイワゴンのラゲッジ壁面のポケットに具合良く収まりますが、そのためポケットの底の側面に1.5cm程度の穴を開けています。
デッキのポートそれぞれの用途は、写真でご確認ください。
7
[電源供給デッキ]の舞台裏と部品。
・ノートPC電源(19V)用の昇圧DC- DCコンバータ(315円)
・その上に付けたデジタル電圧計(206円)
・ワンタッチLED灯と天井ファン用(5V
)の降圧DC-DCコンバータ(509円)
・スマホ充電用USBポート(473円)
・デジタルVAメータ(手持ち使用)
・SW、ジャックソケット(数個で200円程度)
小物は、ほとんどはSODIAL社の送料込み安価な商品を使用。ネット利用の中国製品はあまり評判が良くない物も有りますが、カスタマーレビューを参考に検討しますね。
使用した小さいSW、ジャック類は、基台が熱に弱い物があり、半導体並みの放熱対策で半田付け。それ以外は特に問題なし、です。
8
左が充電電流値。
右が充電電圧値。
電圧値は桁が足りず、Vの表示がないで
すね。全く支障ないですが。
次は、「キーオフ時NAVI」等をご紹介します。では、、、、
*この記事の[キーオフ時パワーウインドウ] と [キーオフ時NAVI]のシステムは、 matrasanのホームページ「SLエブリイホームメイドキャンパー」中の「何時でもナビ」「何時でもパワーウィンドウ」のアイデアを参考にさせて戴いています。走行充電や車中泊に関心をお持ちの方は、是非ご覧になることをお勧め致します。電子回路をご自身で設計、製作されておられるほか、車中泊にまつわる数々のアイデヤや紀行ブログなど、楽しい記事でいっぱいですよ!
*2021/4/8
ブログ「SS-KINKONエブリイぶらり」のリンク切れを修正致しました。m(_ _)m
[PR]Yahoo!ショッピング
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( サブ゙電源供給 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク