ある日高速を運転中、トンネルに差し掛かりライトが点灯した際に
PDLSエラーのウォーニングが表示されました。
何これ?と非常に嫌な予感がしました。というのも修理代が高額になる可能性があり、中古車業者が保証してくれるかどうかがわからなかったからです。
(もしヘッドライトユニットの交換、何て事になると目も当てられない金額になってしまいます)
PDLS+(Porsche Dynamic Light System Plus)はハンドルの角度に応じて照射角を変えたり、車速に応じて照射距離を調整したり、ハイビームの照射範囲を調整する機能です。
最初は単なる品質的な問題かと思ったのですが、ポルセンに見てもらったところ、どうやら前のオーナーがフロントガラスを交換しており、その影響でカメラのアライメントに微妙な狂いが生じたためにエラーが出たとの事でした。
カメラのアライメントが狂うと前方を走行する車両や対向車の位置とライトの照射範囲に狂いが生じ、場合によっては周辺の車両を幻惑してしまう可能性があるため、オートハイビームをキャンセルしていたようです。
単なる故障ではなく、むしろそのチェック機能が正常に作動していたという状態だったと
いう事がわかりました。
ポルセンの方で、専用ツールを用いて、下にガイドとなるシートをひいてカメラとライト照射範囲を微妙に校正してエラーを解消頂きました。
アライメントは非常に繊細な作業なので、時間も掛かったようです。
先回のブログでポルシェはあまりごてとてと装備を付けない方が無難と記載したのですが、真逆の事を言うようで何ですが、ポルシェは外車の中では品質が良いという定評があり、今回もむしろ厳格な基準に基づいたチェック機能が正常に作動した、という事なので、ポルシェの名誉のためにアップしました。
幸い中古車屋さんが保証してくれるとの事で、こちらの請求書上は0円になってますが、実際は7万円ほど掛かったとの事。工賃はやはり高額です。。
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仕様 | クルマ
Posted at
2024/02/05 14:35:46