Pちゃんの事がもっと知りたいと思い、先日休みを取って「スパ西浦モーターパーク」でフリー走行してきました。
サーキット走行は過去3回、前車のISで経験しましたが、まだまだ素人の域を出ません。
しかし車の性能を知ろうとするとサーキットを走るのが一番です。
公道では出来ないベタ踏みの加速、急制動、急旋回をフリー走行では出来ます。
勿論危険な走行はできませんのであくまで安全の範囲内ですが。
平日だったのと天気も今一つだったので、もしかしたら貸切りにならないかなーと淡い期待をしてたのですが、自分以外に4台、NAロードスターとシルビアと86そして現行のZが来てました。
内、ナンバーの付いてないサーキット専用だったのがシルビアとロードスター。チューニング度合いや本格的なウェアーなど見てもかなり走り込んでいるイメージが。。
緊張感が高まります。心なしかトイレが近かったです(笑)
その日は自分のペースで気持ちよく走り、その中でポルシェの実力をISとも比較しながら感じられれば良いなぁ〜と考えていたのですが、目の前に目標物がいると勝負したくなるのが人間の性、ついつい向きになって追っかけ回してしまいました。
ロードスターは鼻から相手になりませんでしたが、最初にシルビアとのバトルの様子がこれです。(ドラレコの画像を切り取っているので画質はご了承ください)
後ろに付かれた時は一度譲ったのですが、その後付いて行き、じわじわと追いついて行った結果、
上の写真の直後にストレートに入るのですが、ここで方向指示器を出して譲ってくれました。
こうしてシルビアを撃破。
次に背後に付かれた86とのバトル。
シルビア同様、一度譲った後一旦差がついたのですが、じわじわと追いつき、
上の写真の直後に86がギブアップして譲ってくれました。
Zは自分を追い抜いた後、スピンしてコースアウトしたため、全車走行中止となり全員ピットインする事になりました。
50分の走行時間の中でロスタイムが発生するので、コースアウトや事故を起こしてしまうと他の人に迷惑がかかる事になります。
こんなに本気になるつもりはなかったのですが、追い付け追い越せと頑張っている内に自分ができる限界まで追い込んでいったので、途中少しテールがザザっと流れる事もありました。
一人で走っていたらこんなに追い込む事は無かったので逆に良かったです。
道を譲るのは情けない気持ちになる反面、抜いたときには得も言われぬ悦びを感じます。
こんな素人に道を譲る羽目になった皆さんに本当申し訳ないです。
ケイマンはデイライトがハイビームのように明るいので、相当なプレッシャーが掛かっていたと思われます。
さて、そんな中で分かったのは、ケイマンはチューニングしなくてもそのままで十分速いと言う事。
(これが”S”や”GTS”だったらもっと速いのですね)
ミッドシップは素人でも扱い易い事。
ピーキーな感じは全く無く、後輪にトラクションを感じながら走れるので結講自信を持って攻める事が出来ました。
そして見せかけの形や数値性能では無く、全てが本格的なスポーツカーである事。
今回は直線では圧倒的なパワーの差がありましたが、コーナーでも決して負けてませんでした。
またブレーキ性能もかなり違うと思いますし、ドライサンプである事も本格的なスポーツカーと実感する一つの要因です。
あとオートブリッピングは使える機能ですねー。
私のケイマンはマニュアルですが、これ無しにはあんなにスムーズなダウンシフトは無理でした。
一点だけ当たり前ですが、ちゃんと走ろうとするとシートはやはりバケットでないとダメです。
強烈な横Gが掛かっている状態で変速が思うように出来ません。
パドルシフトならまだ出来るかもしれませんが。
と言う事で、Pちゃんの性能を満喫できる楽しい一日となりました。
今後も定期的にサーキットに行こうと思います。
Posted at 2018/09/18 21:52:53 | |
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