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どんじょ斉藤のブログ一覧

2018年09月17日 イイね!

ロードスターに乗るということ

ロードスターに乗るということたとえば、他のクルマに道を譲る余裕を持つということ。

前を走るクルマが遅かったとしても、決してあおらないということ。

オープンにしているときは子供達のヒーローである自覚を持つということ。

ロードスター乗りは声を荒げず、怒らず、爽やかな風と明るい笑顔を世界中の道路に振りまくということ。

「私のロードスター」ではなく「みんなのロードスター」に乗っているということ。

つまり紳士でいるということ。

誰に教わったわけでもない。

誰が言い出したのかもわからない。

それでもきっと、ロードスターにはロードスターの不文律がある。

注:これは極めて個人的な価値観であり、その価値観を他人に強要しているものではありません(^^)
Posted at 2018/09/17 16:55:38 | コメント(2) | トラックバック(0)
2018年09月05日 イイね!

赤いロードスター

赤いロードスター今年の春先、猫を連れて公園に行った時、僕の停めたクルマの隣に真っ赤なロードスターが入ってきた。

僕がロードスターに乗っていれば話し掛けていたけれど、その時は通勤用のクルマだったので当然会釈もしなかった。

ただ、こういった時に

「自分の乗る車って、やっぱり良い車だなぁ・・。」という目線で眺めてしまうのは、スポーツカーを所有する者にとっての密かな楽しみなのかもしれない。

赤いロードスターからは60代半ばと思われる男性が降りてきた。彼は簡単なストレッチを終えるとそのままジョギングを始めた。

僕も猫を連れて公園を散歩した。

市の中心部に位置するカルチャーパークはここ最近新たに造り直され、公園内のあらゆる所に様々な植物が植えられていた。

春には薔薇やチューリップなどが鮮やかに咲き誇り、どこか無料の公園とは思えないような絢爛さを持っていた。

気づけば公園いっぱいに咲く花々の向こうに赤いロードスターが見えた。

絵になるクルマだと思った。

散歩を終えた僕がクルマに戻ると、先ほどの男性もジョギングを終えクルマに戻ってきた。

その時、「赤いロードスターって、素敵ですよね~!僕もいつか乗りたいと思ってるんですよ!」

などと自分の口が勝手に喋りだした。

男性は最初ビックリしたような表情をしていたが、すぐに笑顔で喜んでくれた。

まるでロードスターなど一度も乗った事がない人間のように僕は次から次へと質問した。

男性がロードスターを買った一番の理由はこうだった。

日本人の平均寿命は80年だけれど、ドライバーとしての人生はそう長くない。

そう考えた時に、最後に添い遂げて欲しいと思えるクルマを探したら、それがロードスターだった。

男性は少し照れくさそうに笑い、そう語ってくれた。

少し気を良くしてくれたのか男性はロードスターの幌を開け、乗ってみるかいと促してくれた。

僕はあたかも初めて乗るような顔をし、「カッコいいなぁ、オープンカーいいなぁ」と、運転席に乗り込み、ステアリングやシフトノブを動かしてみた。

ただ、幌のクルマを所有しているにも関わらず、青い空が新鮮というか、やっぱり屋根が開くクルマは良いなぁと、改めて思ったりもした。

話は逸れるが、冗談というものは時と場合を選ばないと手痛いしっぺ返しを食うときがある。

その時も「実は自分もロードスターに乗っているんです」などとおどけて言い出すタイミングはすでに逸していると思った。

結局言い出せぬまま数ヵ月、あの時の「クルマに添い遂げてもらう」という彼の美しい言葉だけが僕の心に残った。

あれ以来、彼の赤いロードスターを見かけたことはない。



Posted at 2018/09/05 17:47:31 | コメント(1) | トラックバック(0)
2018年09月03日 イイね!

あの日

あの日私はこの時期になると、隣街のある場所までクルマを預けにいきます。

ディーラーや修理工場ではないので、クルマを預けたあとは電車で帰ってきます。

今から10年前の夏、私にとって生涯忘れることのできない事が起きました。

自宅のある地区は住宅が密集している為、台風の時期になると物干し竿や植木鉢など、どこかへ飛ばされないよう配慮しなくてはなりません。

自宅の壁には何かの破片が今も突き刺さっています。

その年は台風の当たり年といわれていましたが、家ごと吹き飛ばしてしまうのではないかと思うような猛威をふるった台風は、全国各地で激しい爪痕を残していきました。

そんな台風が去ったあくる日、私がクルマに乗り込もうとすると、愛車にはどこからともなく飛んできた大きな屋根が覆い被さっていたのです。

押し潰されて半分の高さになった愛車を見た私は自分の目を疑いました。

私は台風25号によって、当時乗っていたクルマ(マークⅡ)を失いました。

この時ほどガレージ付きの家を羨ましく思ったことはありません。

ところで、私の町には完全な箱形の立体駐車場がありません。

また台風がやってきます。

私は遠く離れた隣街の立体駐車場まで、今日も愛車を預けに行きます。

ガレージを持たない皆様、どうかお気をつけください。
Posted at 2018/09/03 08:55:59 | コメント(3) | トラックバック(0)
2018年08月22日 イイね!

なぜ時速30km/hでも楽しいのか

なぜ時速30km/hでも楽しいのかクルマを購入される予定のある方は、自分が狙っているクルマのインプレッションを動画で見たり、所有するオーナーのレビューなどを雑誌で読んだりすると思います。

かくいう自分も、ハンドルを握る将来の自分を思い浮かべては青写真に心躍らせていました。

NDロードスターを購入する前の私も、あらゆる情報を隈無く、そして飽きるほど見聞きしていました。

そんな中、数々のモータージャーナリストによるNDロードスターのインプレッションの中で一つの共通点があることに気付きました。

それは「走り出した瞬間から楽しい」や「30kmで流していても楽しい」という、ちょっと僕には信じがたい経験したことのない感覚でした。

「胸のすくような加速フィーリング」や「クルマの軽さからくるコーナリングの良さ」というのは理解出来ますが、ほぼ徐行運転のようなスピードの、いったい何が楽しいのか、自分がロードスターに乗ったとき、本当にそう思えるのか、正直不安でした。

ロードスターを購入して一年、気付けば自分の運転するクルマがいつの間にか渋滞を作っていたり、スポーツカーであるにも関わらず左にウインカーを出して後続の軽自動車やファミリーカーをパスさせたり。

ロードスターを運転していてスピードを出す気にならないのは、逆に言えばスピードを出さなくても楽しいから、ということなのかもしれません。

また、さわやかな緑の中をオープンで走っていると、気持ちの良い風と青い空にずっと包まれていたくて、アクセルを踏む力も緩みます。

そんな心地よいヒーリング速度域というものをロードスターは持っているような気がします。

きっと、こうしたシアワセを感じられるメカニズムも、匠達によって計算し尽くされたシステムなのかもしれませんね。

ところで話は変わりますが、縁の下の~に続くことわざが三つあるのはご存知ですか?

「縁の下の力持ち」は誰もが知っていると思いますが、「縁の下の筍」(タケノコ)というのもあります。

これは立身出世出来ない人の例えです。

どのような優秀な人間でも活躍する場所が悪ければ上にいけないことの例えです。

「縁の下の鍬(くわ)使い」

これは窮屈で十分に身動きが取れないことの例えですが、僕なりに少しオリジナルを加えると

どのような素晴らしい形や材質の鍬(くわ)を持っていても、ふるう場所を間違えれば宝の持ち腐れ、無用の長物ですよという意味になります。

僕はロードスターに乗っていると、つくづくこのことわざが頭に浮かびます。

例えば後ろから疾風の如く近付いてきたポルシェやGTRに抜かれたとき。(ポルシェとGTRのオーナーさんスミマセン)

彼らは日本の道路交通事情の中を水スマシのように駆け抜けていきます。(一部の方)

スピード違反と多大なる交通事故のリスクとを引き換えにして。(一部の方)

なので、逆に可哀想だと思うんです。伸び伸びと踏めないんですから。

日本の狭い峠道ではクルマのポテンシャルをなかなか使いきれないのではないでしょうか。

使いきったところで安定の赤キップ。

そう考えると、ロードスターにパッケージングされた性能はまさに、日本という縁の下(道路交通事情)で、最高のシアワセを感じる為に作られたクルマなのかもしれません。
Posted at 2018/08/22 19:39:00 | コメント(1) | トラックバック(0)
2018年08月13日 イイね!

クルマが持つ美しさ

クルマが持つ美しさ若い頃の僕は、クルマのロールというものを悪の象徴か何かだと思っていた。

路面の凹凸でクルマが跳ねれば「スポーツカーとはかくあるべし」と悦に入っていた。

スポーツカーから離れ二十年、そんな視野狭窄に陥っていた僕も、考え方の幅を少しだけ広げた。

そんなある日、テレビに映っていたクルマに、僕は衝撃を受けた。

それは往年の名車たちがサーキットをスローモーションで走るという一コマだった。

コーナーに差し掛かった三台のクラシックカーは、車体を大きく沈み込ませながらゆっくりと旋回し、コーナーの出口に向け、またゆっくりと姿勢を立て直していく。

たったそれだけの事だった。

たったそれだけの事に、僕はひどく心を打たれた。

同時に、クルマの持つ本来の機動性や機能美というものを初めて知った気がした。

チーターや馬が全速力で走る姿と言えば容易に想像出来るかもしれない。

あの骨格だからあの速さが生まれ、あの速さだからあの姿勢が生まれる。

そのクラシックカーはまさに、速さと車体の動きとが完全に合致していた。

ひとことで言えば動的な芸術だった。

性能面で見ればスプリングレートやアブソーバーの減衰を高めてロール量を抑え、逆側後輪のトラクションを・・となるのだろうが、動的な美しさという観点から見ると、そんなことはどうでも良かった。

クルマの動きとは、こうも芸術性を強くはらんでいるものなのかとさえ思った。

大排気量車に乗り、圧倒的な出力のクルマで峠に出向き、速さと勝ち負けばかりに拘っていた若い頃。

あの頃の僕には、将来ロードスターという華奢で非力なクルマに乗る日がやってくるとは夢にも思わなかっただろう。

確かに柔らかい足回りでワインディングを駆け抜けると、ロールスピードが遅れ、大きくノーズダイブしたりと、自分の意図する動きとのギャップについ、足回りを固めたくなる。

ただ、真の人馬一体とは馬が乗り手に合わせるのではなく、馬と乗り手がお互いに呼吸を合わせるということではないだろうか。

適度なロールと適正な速さとがハンドリングとリンクしたとき、僕は生まれて初めて、クルマと乗り手が息を合わせる「人馬一体」を味った気がした。

デフォルトのNDロードスターの足は確かに柔らかい。

ロードスターに乗り始めた頃の僕は足の柔らかさに嫌気が差し、いの一番に足回りを固めた。

ただ、公道はコンマ何秒を競うサーキットではない。

そして、そのような絶対的なドライバビリティを求めるならロードスターには乗っていないはずだった。

逆に考えると、その足回りのしなやかさこそが、日本の道路交通事情に合わせた適正な速さと適切なクルマの動きを作り出してもくれる。

馬は乗り手の意思を汲み、乗り手は馬の動きを読み取る。

そう考えた僕はロードスターの足回りを純正並みのしなやかさに戻した。

ロードスターの開発者陣と少しだけ会話ができたような気がした。
Posted at 2018/08/13 12:38:51 | コメント(2) | トラックバック(0)

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「@さと81さん 良いですねぇ。そういうの良い!」
何シテル?   09/21 06:54
どんじょ斉藤と申します。 ロードスターでは箱根や伊豆、静岡や山梨、たまに遠出して長野などを走っています。 電車の旅、知らない土地、初めての景色、一期一会が好...

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