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2022年11月24日 イイね!

四国自動車博物館 その他のクルマ達Ⅳ

四国自動車博物館 その他のクルマ達Ⅳは
LANCIAとLAMBORGHINI




Lancia Stratos


特徴的な極端に短いホイールベース(2180㎜)とワイドトレッド(F1430㎜/R1460㎜)は直進性よりも コーナリングを優先させ、パワーユニットにはディノエンジン(V6/2418cc)が採用され中低速重視のラリー用のセッティングでギアはかなりクローズドレシオに設定されている為、発進での加速はディノを上回る。
ラリースペシャルとして開発されたストラトスはその期待通りの活躍でランチアをラリーの名門と決定付けたマシンである。



specification
全長 × 全幅 × 全高 3710 ㎜ × 1750 ㎜ × 1114 ㎜
ホイールベース 2180 ㎜
トレッド前後 1430/1460mm
生産台数 492台
車両重量 870 ㎏
総排気量 2418cc
形式 V6 DOHC 4バルブ ミッドシップ横置
最高出力 190HP /7000 r.p.m.
最大トルク 22.9 mkg/4000 r.p.m.
ボアストローク 92.5×60.0mm
圧縮比 9.0
燃料供給 ウェーバー40DCN F7×3
サスペンション前/後 ダブルウイッシュボーン / ストラット トランスミッション形式
5段 M/T

Lancia Rally 037


ラリーに情熱をかけるランチア。ラリー037はグループB最後のMR(ミッドシップ・リアドライブ)チャンピオンマシン。



市販車とは別物とも言えるハイ・チューンのワークスマシン。

037という名前は開発の中心、アバルトでのコードネーム、ABARTH SE037に由来する。
ミッドシップにおかれたエンジンは、Fiat 131 Abarth Rallyで熟成した16バルブDOHCエンジンをベースに、アバルトの開発したヴォルメトリーコと呼ばれるルーツ式スーパーチャージャーを組み合わせている。ターボではなくスーパーチャージャーを採用したのは、ターボ・ラグを嫌った点と低中回転でのトルクを重要視したためである。
その他、市販車より200kg以上の軽量化がなされたウェイトや、超クロスレシオのミッションなど、その戦闘力は極限まで高められていた。
カーデザインはピニン・ファリーナの手によるもので、ボディはケブラーとカーボンファイバー製。シャシーはジャンパオロ・ダラーラが担当し、フレームにクロムモリブデン鋼管が採用されたことで軽量化と高剛性が確保されている。



グループBのホモロゲーション(規約)により、ラリー037は200台あまりが生産された。その50台近くがワークス活動に投入されたが、過酷なラリーのため現存するワークス・マシンは約半数程度であるといわれている。現在、四国自動車博物館に展示されているマシンはその内の貴重な1台といえよう。 最後のミッドシップ・リアドライブラリーマシンとしての輝かしい戦歴と、美しさと力強さを兼ね備えたPininfarinaのボディを持つRally037は、WRC史上に残る名車である。



specification
Engine Type 直列4気筒DOHC
Cubic Capacity 1,955cc
Maximum horse power 325hp / 8,000rpm
Brakes 4-wheel disks
Dry Weight 960kg
Engine layout Midship

Lancia Delta S4


ランチア 唯一の無冠マシン。

グループBの時代、ミッドシップ・マシンLancia Rally 037でWRC(World Rally Championship)を闘っていたランチア(アバルト)は、熟成を続ける4WDマシンの前には戦闘力が追いつかず、ついに4WDマシンの開発に着手する。



ベース車は市販の小型5ドア・セダン、Lancia Deltaであった。コード名SE038として開発されたLancia Delta S4は外見こそDeltaの面影を残すものの、その中身は全くの別物のミッドシップ・フルタイム4WDだった。
FRP製のボディの下はクローム・モリブデン鋼管のスペースフレームが組まれ、そのミッドにアバルトが開発したオールアルミ製直列4気筒DOHC16バルブ+アバルト製スーパーチャージャー+KKK製ターボチャージャーという二つの過給機を持つエンジンが搭載された。
2,500cc以下のクラスに合わせるため、排気量は1,759ccとなる。過給機が2つ付いているのは、発進時~低回転時のトルクを得るためにスーパーチャージャー、4,000rpm以上の高回転時のパワーを得るためにターボを使用するためである。そして、これら2つの過給機を冷却するための二基の巨大なインタークーラがリアに搭載されている。



Lancia Delta S4の活躍はわずか1年という短いものであり、優勝6回、2位が3回、1986年のシリーズ2位という戦績を残し、WRCから姿を消した。ピニン・ファリーナによる流麗なデザインのLancia Rally 037、WRCの「最強伝説」Lancia Delta HF Intregraleの間にあって、その無骨なスタイルや歴史からやや暗い影を持つLancia Delta S4だが、そのランチア初の4WDで残した実績が後のLancia Delta HF IntegraleのWRC6連覇につながるのであり、Deltaシリーズ伝説の礎となったモデルと言えるだろう。



specification
Engine Type 水冷直列4気筒4バルブDOHC Cubic Capacity 1,759cc
Maximum horse power 450bhp/ 8,000rpm
Maximum torque 46kg-m / 5,000rpm
Bore / Stroke 88.5 / 71.5 mm
Comp. Ratio 7.0:1
Turbo KKK+Roots compressor




Countach LP400


1971年ジュネーブショーにてランボルギーニ社(ヌオーヴァ アウトモービリ フェルッチオ ランボルギーニ SpA)のチーフエンジニア パオロ・スタンツァーニを中心とし、数々のスーパー・カーを世に送り出したカロッツェリア・ベルトーネのチーフデザイナー マルチェロ・ガンディーニのデザインによって黄色のカウンタックLP500(V型12気筒5000cc)が登場した。特徴的なポップアップドア(ランボドア)等の革新的なデザインは、その名のとおり人々に驚きを与えた。しかしながらエンジンの冷却効果の問題から量産までには至らなかった。



LP500で問題点であったオーバーヒート対策として多数のエアインテーク・アウトレットを設け、剛性向上と軽量化の為にセミモノコックからバードゲージフレームにアルミボディを載せ、5リッターのエンジンから4リッターへと改良され量産モデルLP400として誕生したのは3年後の1974年である。その後、カウンタックはLP400S・LP500S・5000クアトロバルボーレ(5000QV)・25thアニバーサリーとモデルチェンジを経て1990年生産終了となる。

specification
製造 ヌオーヴァ アウトモービリ フェルッチオ ランボルギーニ SpA
生産台数 150台
全長 × 全幅 × 全高 4140 ㎜ × 1890 ㎜ × 1070 ㎜ 車両重量 1065 ㎏
ホイールベース 2450 ㎜
総排気量 3929cc
形式 V型 12気筒 DOHC ミッドシップ縦置
最高出力 375 HP/8000 r.p.m.
最大トルク 36.8 mkg/5500 r.p.m.
ボアストローク 82.0×62.0mm
圧縮比 10.5 : 1
燃料供給 ウエーバー45 DCOE×6
サスペンション前/後 4輪ダブルウイッシュボーン トランスミッション形式 5段 M/T

(参考:四国自動車博物館HPより)










Posted at 2022/11/24 05:17:43 | コメント(0) | トラックバック(0)

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