
前日の四国自動車博物館の続きです😄
LANCIAやABARTH、FerrariやLAMBORGHINI、日本の名車を楽しんでください✨
今回はalfaromeo

🇮🇹 Giulia TZ2(チュボラーレ・ザガート2)
至上のレーシング・スポーツといわれるTZ2はアルファ・ロメオ最後のロード・ゴーイング・レーサー。
<1960年代前半、レーシング・カーにロードゴーイング(いわゆる街乗り)の 機能がまだ大きくオーバーラップしていた時代に誕生した、アルファ・ロメオTZ。 鋼管スペース・フレーム、直列4気筒DOHC、ザガートのボディ。 その中にレーシング・スポーツの頂点を目指し、極限までチューンされたマシンがあった。 それが究極のロード・ゴーイング・レーサー、アルファロメオ TZ2である。 現在、日本には四国自動車博物館の1台しかない。
specification
製造年 1965年
総生産台数 12台
エンジン 水冷直列4気筒DOHC
排気量 1,570cc
最大馬力 165hp / 7,000r.p.m.
最大トルク 13.8kg-m / 3,000r.p.m.
🇮🇹 GTA1300junior Gr.5 MONZEGLIO
アルファロメオの熱き血統を継承するツーリングカーレースのチャンピオン、「モンゼリオ」チューンのGTAジュニア。
GTA1300ジュニアは1.3リットルクラスのツーリング・カー・レースを制覇するためにつくられたマシンである。アルミ・ボディに1,290ccのツインプラグ・ツインカムエンジンを搭載。さらに78.0mmのボアに67.5mmのショートストローク・ピストンを組み合わせ、ツインプラグ・ヘッドには45mmの大型ツイン・チョーク・ウェバーを装着している。1968年から1972年の間に生産された総数は447台。その内の300台はレース用のコルサ・モデルとして誕生した。

specification
Engine Type ツインプラグ・ツインカムエンジン
Cubic capacity 1,290cc
Maximum horse power 160hp / 8,000r.p.m.
🇮🇹 Giulietta Spider Veloce
真の強さとラテンの血統が漂うマシン。アルファ・ロメオは快活なイタリアンたちが生んだ地中海の疾風。
市販車としては当時少ないツインカム、ツインキャブエンジン。
現在、四国自動車博物館に展示されているジウリエッタ・スパイダー・ヴェローチェは1962年型。卓越した動力性能とコーナーリング性能を持つこのマシンの心臓部には、1,290ccのオールアルミ製ツインカム直列4気筒エンジンが収められており、ツインチョークのウェーバー・キャブレターを2基装着し、90馬力を絞り出した。 そのうえ、ボディはモノコック、タイヤはラジアル、フロント・サスはコイルによるダブル・ウィッシュボーン、リア・サスも3組のトレーリング・リンクによるコイル吊りリジット・アクセルが採用されていた。大半の実用車がリア・サスには半楕円形リーフ(板バネ)を使用していた時代である。まさに驚くべき高性能マシンだ。
時代を先駆けたジウリエッタ・スパイダー・ヴェローチェ。輸入台数も少なく、国内にも数少ない。幾度かのマイナーチェンジが行われたが、この1台からは古き良き時代に響かせた、ツインカム・サウンドが聞こえてくる。
specification
Engine Type 水冷直列4気筒DOHC
Cubic capacity 1,290cc
Maximum horse power 90hp / 6,500r.p.m.
Maximum speed 180km/h
🇮🇹ES30 (New SZ)
熱きイタリアを現代に継承した新しいアルファ・ロメオSZはロードカーを装ったレーシングカーである。
足回りのベースはグループAのレーシングカー。
「イル・モストロ(イタリア語で怪物の意味)」。新しいSZは自社のスタッフからもそう呼ばれるほどのスーパーマシンである。 このマシンの足回りは、アルファ・ロメオ75(3リットルV6エンジンをフロントに搭載したリアドライブのグループAレーシングカー)を基本としている。したがって、通常のロードクリアランス(最低地上高)はかなり低い。また、フロントエンジンの場合、通常ではフロントヘビーになりやすいが、このマシンの前後重量配分は56対44と好ましいバランスを保っている。 その理由はトランスアクスルにある。トランスミッションをデファレンシャルケースと合体して後車輪軸側に配置し、重心をやや後方に移動している。加えて、後輪のバネ下荷重を減少させるために、ブレーキディスクとキャリバーをデフの両サイドに移動しているのである。
スタイリングは、フェラーリやランボルギーニのように優美ではないが、それが逆にこのマシンの強い個性となっている。
specification
Engine Type V6 DOHC
Cubic capacity 3,000cc
Maximum horse power 210hp / 6,200r.p.m.
Maximum torque 25kg-m / 4,500r.p.m.
🇮🇹155 V6 Ti
1993年、ドイツツーリングカーレース(DTM)で22戦14勝に輝いたチャンピオンマシン。アレッサンドロ・ナニーニ(Alessandro NANNINI)が駆った155がここにある。
ワークスであるアルファ・コルセとドイツのシューベル・チームからエントリーしたこのアルファ・ロメオ155V6Tiは、メルセデス・ベンツ190EevoIIを相手に、序盤戦から凄まじい速さを見せつける。やがてメルセデスも改造度の高い190Eクラス1を投入するが、フルクラス1仕様のアルファには歯が立たず、11イベント22レースのシーズンでアルファ・ロメオが14勝、メルセデスが8勝という結果に終わった。
specification
製造年 1993年
シリンダ ボア&ストローク 60度V6(93×61.3)
排気量 / 圧縮比 2,500cc / 12.5:1
最大馬力 400~420HP/11,500r.p.m
最大トルク 30kgmf / 8,300r.p.m
ホイールベース 2540mm
駆動型式 4WD (33:67)
全長*全幅*全高 4576mm*1750mm*1410mm
トランスミッション 6速MTシーケンシャル
乾燥重量 1,100kg
(参考:四国自動車博物館HPより)
Posted at 2022/11/20 15:07:10 | |
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