
御存じ松本清張の有名な小説。
奥出雲と東北の方言がよく似ている、ってのがネタですが
「そんなに似てる?」と出雲地方出身の私は思います。
今回の地震で報道される、東北の方々の肉声を聞いても
「やっぱぁそげに似ちょらんな~」です。
(個人的には知多弁の方が出雲弁に近いと思う)
なぜ清張氏が似ているとしたのか?
それは両者が古代日本語の発音を残しているから かも
出雲弁で「いろはにほへと」は
「エロファヌフォヘト」に近い音になります
「近い」と言うのも、正直ひらがなでは表記不可能な音だからです
文字伝来以前の日本語はこんな感じかも。
東北地方の方言も、「ひらがな」に当てはまらない発音があるよう思います。
清張氏は両地域に共通する、この発音の違いに注目したんでは?
大和朝廷に屈服はしたものの、独自性を確保した出雲
最後まで大和朝廷に抵抗した東北、
この両地域で、大和朝廷推奨の「標準発音」の
普及が遅れたとしてもうなずけるかも。
画像は小説の舞台となった亀嵩にあるJRの駅
ここの蕎麦屋は・・・ 二度といかねぇ(笑)
Posted at 2011/03/19 19:18:36 | |
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