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エクワンのエンジンオーバーホールでほぼ2か月

どうしてもエクワンをドライブしたくなり、ホンダB18Cエンジ

ン搭載のちゃっぴ～＠改さんにお願いして試乗させてもら

いました。

思ったよりトルクフル８０００rpm以上回るエンジンなのに

ここでは６０００rpmで充分、シフトダウンも特に必要とせずグリップを

感じながらドライブできました。

また、足は、私の1.5倍ほど固いにもかかわらず

乗り心地が悪くなく、ひらひら感はさすがに姿を消して

サーキット仕様といったところで

荷重移動で揺らぐことなく、アクセルの加減でLSDが嫌味なくきれいに

トラクションを発揮。気持ちよく走ることができました。

エクワンのエンジン積み替えにホンダK20は有名ですが

B18Cのちょっと改、で充分だなと感じました。

ちゃっぴ～＠改さん、ありがとう楽しかったです。

何と、エンジンブロックが軽いこと
だからこそ組み立て時、シリンダーヘッドを締め付けるまで
エンジンスタンドに乗せずに組んでもらうよう強くお願いしてきました

過去に、重たい代表のRB26、3SG、4AGでもエンジンスタンドに乗せて組み立てると片側にスタンド、反対側はフリー、つまり、ブロック4番シリンダー側でブロックすべての重量を支えるので組み立て時に歪んだ状態で組まれることになります。
ダミーボーリングしてもそれでは台無しです

その証拠に、ボアゲージでシリンダー内径を計測すると、丸いシリンダーが楕円形になっています。それでそのまま組み立てると、だれが考えてもNGと理解できます

オーバーホールが当たり前の昔は、理解していた人もいましたが、今はそれを知っている自動車屋さんは、意外と少ないです

先週、ピストン＋コンロッドにコーティングしているとき
無精してピストンリングを外さずにコーティングしていたら
不覚にも、オイルリングを折ってしまいました

そのまま一気筒分だけピストンリングを外して4気筒分重量を計測
しかし、年のせいと思うけどもう一個オイルリングだけ外したことの記憶が全くなく計測。　　2個は偶然にもO.1ｇまで同じ重量で、3つ目は４ｇ軽く、もう一つは4g重く、なーんだバラバラで何も管理されてないなと思っていた

そうすると一個は８ｇ、もう二個は４ｇ削らなければと、気合を入れてリューターや研磨用石など持ち込みガンバろうと

研磨前に、すべてのピストンリングを外し、すべてのピストン＋コンロッドの
重量を再計測。
すると、全てが803.5ｇと0.1ｇの単位まですべてが同じ重量
あれ、オイルリングを2セット載せたのと、オイルリングを入れずに測ったことが分かった,
結局オイルリングの重量４ｇが入れ替わっていただけの年寄のボケでした

還暦過ぎは、老眼鏡を使って確認しないといけないと深く反省。
言い訳ですが、ピストンクリアランスが0.01から0.04㎜の指定なのに0.10㎜もあったことで信頼していなかったことが始まりでした。

で、何も研磨することなく、1/10ｇまで同じ重量であったことが確認でき、作業せず終了。
これで、全回転部バランス、摺動部のコーティング納得するまでやり切った
後は、素性のいいエンジンに成りますように祈るばかりです

あえて、ロータススポーツさん疑ってごめんなさい。
私が、間違っていました。