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おさおさのブログ一覧

2007年12月09日 イイね!

思った以上の効果 ワコールのCW-X

思った以上の効果 ワコールのCW-Xこれからは冬山シーズン。私にとってはすっかりオフシーズンに入ってしまいましたが、これからという人も多いのでしょうね。
冬山だけは一人では入れないので、春になるまで我慢です。

てなことで、久しぶりに山関連の話題。


先日、フィットネスクラブで知り合った方と、山の話をしました。
その方も夏山を中心に月2度ほどのペースで登られていたのだけど、今年下りで膝を痛めてしまって、それから怖くて山に行けなくなったそうです。

実は私も同じ体験をしました。
長い下りでは、膝を痛めないよう気をつけて降りることを心がけていましたが、5年前の夏も終わりの頃、剱岳に登り、早月尾根を一気に下ってきて、膝に違和感を感じたのです。
このときは、「一日寝れば、直るだろう」と思い、一晩寝るだけですっかり日常生活には問題がなくなり、すっかり安心しきっていました。

1ヵ月後、今度は凅沢(穂高)に家族で紅葉を見に行きました。
凅沢は上高地から6時間弱歩きますが、標高差も1000m程度。私にとっては登山というより、ちょっと汗をかける紅葉狩りと高をくくっていました。

んが、その安易な気持ちの私に、山の神様は罰を与えました。(^^;

凅沢からの帰りは、屏風のコルから下っていきましたが、下りに入ってしばらくしたら、右足に激痛が...。

「えっ?」 まだ事情が理解できません。

少しペースを落として下っても、改善するどころか、どんどん痛みは増加する一方なのです。
そうしているうちに、大の大人が痛みに耐え切れず、とうとう座り込んでしまいました。


ここからはまだ4時間程度は歩かないと帰れません。
妻も子供もいっしょにいて、いつまでもここにとどまるわけにもいきません。
このとき初めて不安と恐怖を感じました。

意を決して杖の代わりになる枝を探し、片足でケンケンをしながら下ることに...。
でも、まだ標高が2300mくらいある山道の下りです。ケンケンで下れるほど甘くはありません。

またまた不安が増大します。

当時、小学3年生だった息子が「僕、荷物もっと担ぐよ」と言ってくれました。
有り難いと思いつつも、20kgほどあるザックから少しばかり荷物を渡しても、そんなに負担が減るわけでもありませんし、まだ小さい息子に負担を強いるわけもいきません。

最悪、膝が完全に曲がらないよう、枝とテーピングを固定してしまえばいいやと思いつつも、もう少し頑張って歩いてみました。
すると激痛が走るものの、必ず痛いわけではないことに気が付きます。
足を後ろ目に下ろしたときは、全く痛くないのです。

つまりバックで歩くと、ほとんど痛みを感じない..。

てなことで、山道をすべてバックで歩くことにしました。(^^;
時間はかかりますが、痛みがない分、気持ちがずっと楽です。

結局4時間程度の道のりを、6時間かけて降りてきました。
でも、誰にも迷惑をかけることなく降りることができて本当によかった。 あのときの恐怖と下りてこれた安堵感は、今でも鮮明に覚えています。


この年はこれを最後に登山を止めたわけですが、次の年、すっかりそのことを忘れて山に登ったら、また膝に違和感を感じました。
「膝は癖になる」と聞いたことがありましたが、まさしくこのことです。
「まさかこの歳で膝がダメになってしまうとは...。」と愕然としました。

その後、膝のサポーターやストックを買って試してみましたが、持っていないよりはましですが、やはり距離を歩くと膝に違和感を感じ始めます。
こうなってくると、いつも不安を感じながら山に登るわけですから、楽しいわけがありません。
ついでに鉄分不足で高山病にかかるようになったのもこの頃。(^^;

すっかり山に行くのがいやになり、登山回数も激減しました。


それから数年して、たまたまネットで山の情報を見ていると、ワコールのCW-Xを履いたら嘘のように膝の痛みがなくなったという、60歳の位の方の話題が出ているではないですか。

ちょっと誇大表現では?と感じながらも、更に調べていくと、登山時の膝の痛みは悪路により膝にひねりが加わり、軟骨の薄いところに集中的にストレスが加わることで神経を圧迫することが分かりました。
軟骨は年齢と共に薄くなることはしかたがないことのようですが、膝に真っ直ぐ重心がかかれば(膝をひねらなければ)、ストレスが一箇所に集中することがないようなのです。


「これは...!」と感じた私は、早速CW-Xを試してみることに...。
ちょうどそのとき、トレッキング用に開発されたCW-Xの「山スタ」がプレリリースされたばかり(1年半ほど前)で、それを購入しました。

試しに白山に登ってみましたが、重たいザックも担いでいないからか、膝に全く違和感を感じません。
下りも全くストックを使わなくでも下りてこれました。

すでに悲観的になっていた自分に一筋の光明が..。という感じです。(^^

その後、日帰りの山行を何度繰り返しても、結果は同じ。今までの痛みが嘘だったように、全く問題ないのです。


こうなれば、テント泊を久々にしてみたくなるというのが、人というもの...。
どんな状態にもなっても下りてこれるよう、膝を固定する用具をいっぱい詰め込んで、穂高に行ってきました。

結果はほとんどOKです。

全く違和感を感じないわけではなかったのですが、ほとんど問題ありませんでした。


これで確信しました。CW-Xは確実に効果があると...。
今では、下りの道を昔のようにスタスタと下りても大丈夫だということにも気が付きました。


私にとって、CW-Xは掛け替えのないパートナーになりました。
私をまた山に押し上げてくれたわけですから...。^^
Posted at 2007/12/09 17:42:52 | コメント(2) | トラックバック(0) | お気軽登山 | 日記

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DC2はサーキットに行くときにしか使わない予定だったけど、登山にふらっと行くときには重要な移動手段。 登山のトランスポーターに使うのであれば、車高を上げた...
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