
昨日の日経新聞に「灯油の需要が落ち込んでいる」という記事が出ていた。
今年は例年にも増して気温が低い日が多いので、販売量は増えると石油元売り各社は考えてようであるが、原油価格高騰の煽りを受けて大きく減ったらしい。(昨年十二月の灯油の国内販売量は、暖冬であった前々年同月比一九・二%減だそうだ。)
灯油価格の高騰によって、石油ファンヒーターを使わない暖房(エアコンとか)に切り替える人が増えている可能性もあるが、おそらく暖房の設定温度を低くするなどして、消費量を抑えたことが全体の数字になって現れてきているのだろう。
ただ設定温度を下げると寒くて仕事にもならないけど、足元を暖めるだけで結構寒さを感じないもの..。
そう思って今冬の初め、お手製の足温器を作ったが、実はこれで石油ファンヒーターの設定温度を2℃下げることに成功!(^^v
確実にうちの石油消費量が減ったのだが、2週間ほど前、あることに気がついた。
足元が暖かかいと寒さを感じないのであれば、妻と私の足元に別々のヒーターを置いたらもっと省エネになるのでは?
早速試してみた。
結果は、二重丸である。(^^
2台の石油ファンヒーターの温度は、13度に設定しても前より暖かく感じる。(1台のときは19度)
すごーい。 なんでも試してみるものである。
ちなみに消費量も計算してみた。
1台で設定温度が19度だったときは、事務所のスペースが広いこともあって、1日中最大出力になることもしばしば。
---------------------------------------------------------
ファンヒーター1台の場合(設定温度19度):
石油消費量(0.53L/h) 電気消費量(195W/h)
ファンヒーター2台の場合(設定温度13度):
石油消費量(0.15L/h×2) 電気消費量(90W/h×2)
---------------------------------------------------------
2台でも電気代はほとんど増えないが、石油消費量が計算上40%以上も下がるのがわかる。
実際には点火時を考慮すれば、その差は少なくなるはずだが、それにしても... である。(^^
2週間運用してみての感想は、明らかに給油する回数が減った。
これまで2.5日に1回給油していたのが、大体1台あたり4日の燃費となった。
んん~。 計算どうり。(^^
自分のセコさに呆れつつ、妙な達成感を感じるのでした。(笑)
Posted at 2008/02/21 08:42:33 | |
トラックバック(0) |
その日の日記 | 日記