
8/16は富士スピードウェイの走行会に行ってきました。
朝から既に30℃も近く、最初からトロケそうです。(^^;
ブリーフィングを終えて、タイヤ交換をしましたが、あまりの暑くて作業が進まない。
タイヤ交換だけで、なぜか1時間もかかってしまいました。(汗)
作業が終わると、クーラーがガンガンに効いたレストランに逃げ込んで、体を冷やします。
500mlのペットボトルのお茶も瞬時に飲んでしまうくらいだから、どれだけ汗をかいたということでしょうか。
今回の走行枠は、お値段リーズナブルな走行会だからか、60台もコースに入ることになります。
最初の方に並ばないと絶対にクリアは取れないと思い、少し早めに並んだつもりでしたが、既に30台ほど前に並んでいました。(^^;
これだけ暑いのにいつから並んでいるのだろう? 既に気持ちで負けているなぁ~(笑)
さて、ピットロードに並ぶこと10分。 いつもなら走行前の緊張が少しずつ襲ってのだけど、あまりの暑さに「早くシグナルが青になってくれ!」とばかり、心で念じる始末です。 暑さのおかげで緊張せずに済んだのでよかったのかも..。(^^;
シグナルが青になって、並んでピットロードを出て行いきます。
風が助手席窓から入りだすと、「おお、気持ちいい~」と思わず安堵感。(^^;
もう、走行が始まっているのに、緊張感もへったくれもない。
1周目はタイヤの感触を確かめながら、最終コーナーを立ち上がるところから全開。
1.5kmの直線には車がいっぱい!
排気量の小さいNAを抜きつつ、ターボ車に抜かれながら、1コーナーへ突っ込む、最初から3、4台団子になりながらのフルブレーキなので、怖いのなんのって。
もっと速度差があれば、インに入れるかもしれないけど、そんなに速度差もないのであまり無理できず、前の車に合わせて早めのブレーキング。1コーナーは早めに向きを変えて、脱出速度だけを上げることを心がける。
コカコーラコーナーは、軽くブレーキを入れて、アクセルを入れて走るといいと書いてあった(雑誌に)ので、そのようにやってみると、やはり書いてある通りで、姿勢さえ変えてしまえば、速度を落とさずに100Rにアプローチができる。ちょうど、鈴鹿のデグナ入口と同じような感じ。
ヘアピンはやっぱり6台ぐらいの団子。
ただ、出口が広ので、どのラインでも走っていける。
ノーマルインテぐらいのパワーだと、コカコーラコーナーから、300Rを越えてシケイン手前までが、遅い車を追い抜くポイントのようです。
300R後のダンロップコーナー(シケイン)
ここもかなり団子になってしまって、シケインの出口で早めにアクセスを入れることができません。
次は、大きく登るネッツコーナー
少し遅めの姿勢変化を試みたつもりでしたが、それでも早すぎたみたいで、何度もアンダーが出てしまいました。(^^;
ここは荷重を移すタイミングを勉強しないといけませんね。1回目の走行ではすべて早すぎたようでしたから..。
次は、既に苦手イメージのある最終コーナー。(笑)
ここもいつも4,5台の団子でアプローチになってしまいます。
並んでしまうと、インをつけてもアウトに膨らめないし...。
とにかくパワーがないので、ラインを外してしまうと、確実に失速してしまいます。(^^;
並んで走るとみんなどこのラインを通るか分からないのが、このコーナーの怖いところ..。
結局、ラップを取った最初の周にベストを記録して、あとは団子でインを差す勇気も技術も足りず、目標値に遠く届きませんでした。
タイムは、2:14.100 でした。
根性なしの私ごときでは、こんなものなのでしょうね。(^^;
まぁ楽しかったから、良しとしましょう。
一回目の走行中に急に辺りが暗くなり、大粒の雨がパラパラと降ってきました。
荷物にシートもかけてこなかったので、早めにクーリングをはじめ、パドックに戻って荷物を入れ始めると、バタバタバタという音を立てながらバケツをひっくり返したような大雨に...。
私の場合、急に降り始める前にコースから戻ることが出来たのですが、同じ走行会に参加されていた
IHIさんの走行がちょうどこの大雨の中の走行となってしまったので、ちょっと心配になってしまいました。(もちろん元気そうに帰還されましたけど..。)
「雨は20分程度で止むのでは?」と呑気な気持ちでいましたが、一向に止む気配が見えないので、パドックそばにあるレストランに駆け込みました。 そこからはヘアピンが見えるのですが、覗き込んで暫らくして赤旗中断になってしまった模様。
あの雨では車が浮いてしまいますよね。(^^;
結局この雨は、2回目の走行の時間が迫るころまで止む気配がなく、自分も走行をあきらめかけていたのですが、直前になって急に小降りになってきたので、走ることに..。
Sタイヤの排水性の悪さを懸念していたけど、わりと大丈夫でした。
逆に周りがあまりペースを上げないためか、コーナー手前で抜くことができて、わりと快適に走れてしまいます。
車の挙動も安定していたので、「パワーのある車だと、いつもこんな風に抜いているのかな?」なんて考える余裕も..。(^^
あまりに楽しくて周回を重ねていくと、目の前にS2000が現れてじわじわと距離が迫ってきました。
さて、どこで抜こうなんて考えながら、100Rに差し掛かったところ、アウト側のラインからヘアピンに向かうS2000の挙動が少し変に感じる。
「え? 目の前でスピン?」
5年前、鈴鹿のスプーンの出口で突然スピンしたS2000の記憶がよみがえってきます。
「ここでスピンされたら、イン側をさされるー!」
と思って、ステアを少しニュートラルに振った瞬間、
スピンしたのは私でした。(大笑)
「車間距離はちゃんと空けようね。」と 自分自身反省して、そのままクーリングしてパドックに戻ってきました。
ウェットのタイムは、2:22.835
走行後は、雨も上がっており、片付けは濡れずにすみました。
ドライあり、ウエットあり、課題もたくさん見つかりーのの、楽しいFSW走行でした。
前回は「あまり楽しくないコースかも?」なんて、生意気にも感じていましたが、やっとコースを走れるレベルになって「このコース、面白い!」に変わりましたとさ。(^^