2009年07月16日
今日の日経産業新聞に載っていたが、MRJは飛ぶのだろうか・・・。基本的に日本の航空産業で飛行機のエンジンを作っているのは3重工だけで、一般的に航空機メーカーは新明和・富士重工・日本飛行機を加えた6社だけである。第2次世界大戦後の財閥解体により航空機を作っていた会社もばらばらにされ、更に航空機製造を一時期は禁止されていた経緯もあり、日本の航空機産業は一気に後進国となってしまった。
MRJは日本の航空機産業の夢であるといっても過言では無いのだが、進め方に少し問題がある。三菱重工は自分のところで全て出来ると言う勘違いが仇をなし、現況を招いている。参画している部品メーカーへの非常に厳しいコスト協力要請も然り、今のままでは厳しいのではないか?
三菱重工業の研究(2)MRJ、幻の受注―密着営業へ欧州に販社。
2009/07/16, 日経産業新聞, 1ページ, 有, 1390文字
第48回パリ国際航空ショーを控えた6月初め。国産初のジェット旅客機「MRJ」の開発や販売を担当する名古屋市にある三菱航空機本社は慌ただしさを増していた。会期中の現地での記者会見を2回に設定。世界が注目するなか、全日本空輸に続く受注獲得を発信する準備に追われていたからだ。
身内から不安も
だが、開幕わずか1週間前になって、記者会見の回数は1回に戻ることに。幻となったもう1回で予定されていたのは欧州の航空会社からの受注。発表の段取りさえ決まっていた案件が、土壇場で競合他社に逆転されてしまったのだ。「やはり売れないのか」。周囲からの視線はさらに冷たさを増している。
「本当にMRJは飛ぶのか心配」。共同開発メーカーという身内からも不安の声が漏れる。戦闘機を生産する三菱重工業も旅客機を1機丸ごと開発するのはほぼ初めて。米ボーイングなどと取引実績のある部品メーカーも多いだけに、設計に関するミーティングなどでの手際の悪さに「民間機の設計ノウハウを知らない」と違和感をあらわにするメーカーも少なくない。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクトをきっかけに始まったMRJの事業化を決めたのは2008年春。ライバル機より2~3割高い燃費性能や低騒音性を売りに11年の初飛行、13年の初引き渡しを目指すが、現在の受注は全日空からの25機のみ。採算ラインとされる350機に遠く及ばないのが現状だ。
周囲からの懸念をよそに、三菱重工は強気の姿勢を崩さない。全日空に続く購入先として名前が浮上しているのは、工場建設などを条件に購入の意向を表明しているベトナム航空のみだが、ある関係者は「今回取り逃がした案件並みに商談が進んだものが、5件程度にまで積み上がってきた」と打ち明ける。
交渉の最終局面をにらみ、年内をメドに欧州にも販売会社を設立する方針だ。昨年10月の米国に続く現地拠点の開設はライバルメーカーの動向を探るとともに、正式な受注につなげるための密着営業体制を築く狙いがある。
購入時の資金調達など具体的な問題を話し合うため、実際の交渉の席に財務や技術など様々な部門の担当者が出るケースも増えてきた。「交渉相手の航空会社関係者の質と深みが変わった」。営業の前線に立つ三菱航空機営業部長の滝川洋輔(50)も自信を深める。
受注に走り回る営業部隊からフィードバックされた情報をもとに名古屋市の三菱航空機の本社では、コスト削減、性能向上のため細かな設計の見直しが今も進む。基本設計を終え、製造に向けた最終設計段階。いつでも報告や議論ができるように、三菱重工副社長から転じ4月に社長に就任した江川豪雄(64)の部屋は常に扉を開いたままだ。
値引くライバル
だが、新たな受注獲得が近づけば近づくほど、新規参入を阻止しようとする先行メーカーの攻勢が強まるのは間違いない。今回の航空ショーでの「惜敗」も同社内では、重工つぶしを狙った思い切った値引き戦略に敗れたとの見方が強い。
総開発費は1500億円以上で、うち3分の1程度は経済産業省が支援する方針の大規模プロジェクト。三菱重工のDNAに息づく民間航空機事業への参入だが、本当に乗り越えなければならない厳しい戦いはむしろこれからかもしれない。=敬称略
Posted at 2009/07/16 08:34:50 | |
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2009年07月05日

ハイオクを41l入れました。前回入れたのが125円だったと思うので3円上がってます。近所のスタンドも見かけるスタンドも大体132円くらいになってきましたので若干安めでしょうか・・・しかし時間の問題でしょうねえ(--;)
Posted at 2009/07/05 21:26:22 | |
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時事ネタ | 日記
2009年06月23日
日産のEVについては聞いておりましたが、やはり200万円以下で来ましたね~(^.^)
リチウムイオン電池をリースにするとかしないとかで戦略的な価格を狙うそうですが、実際はどうなるのでしょうか?
ただ、ハイブリッドでとった遅れは一気に挽回できるかも知れません。せっかくなのでEVカーでも走りの日産をPRしてもらいたいものです。
日産のEV、ガソリン車と同価格に=来秋発売へ-ゴーン社長
6月23日19時1分配信 時事通信
日産自動車のカルロス・ゴーン社長は23日、来秋発売する電気自動車(EV)の価格について、「通常の車に匹敵するものでなければならない」と述べ、補助金込みでガソリン車と同じ価格帯に設定することを明らかにした。大量生産でコストを抑え、出遅れているエコカー市場で巻き返しを狙う。横浜市での株主総会後、記者団に語った。
三菱自動車と富士重工業が7月、EVを発売する。しかし、今年度の生産台数は三菱自の「アイミーブ」がわずか1400台で、価格は国の補助金制度を使っても約320万円と、同じ大きさの軽自動車と比べ2~3倍。これに対し、日産は年産5万台からスタートし、補助金を活用して200万円以下の価格帯に抑えるとみられる。
Posted at 2009/06/23 21:13:52 | |
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2009年04月15日
先日同様の内容に触れたばかりですが、今日のニュースでVWJの目指す方向が見えてきました。輸入車は燃費が悪いとか、環境に悪いというイメージを払拭するよう頑張って欲しいものです。出来れば今回のような補助金が使えるようになって欲しい(^o^)
VWJ、日本適合の低燃費技術を1年内に投入2009/04/15, 07:01, 日経速報ニュース
フォルクスワーゲングループジャパン(VWJ、愛知県豊橋市、ゲラシモス・ドリザス社長)は先進の低燃費技術を、日本で実証実験をした上で早ければ1年以内に投入する。来月から国内でブレーキ時のエネルギーを蓄積する新技術などを搭載した車両を試験、日本の交通状況との適合性を検証する。燃費性能は最大で約2割向上する。低迷する国内需要に環境対応車でテコ入れを図る。
採用するのは「ブルーモーション テクノロジー」と呼ぶ技術群。同技術を採用した小型ディーゼルエンジン車「ポロ」の場合、燃費は軽油1リットル当たり約30キロメートルと、採用しない同等の車種に比べて21%改善したという。
新技術群は、高圧燃料噴射装置「コモンレール」を採用した低燃費エンジン技術などのほか、ブレーキ時の回生エネルギーを電気に変換して蓄積するシステムや、停車時にアイドリングを自動停止するシステムで構成する。回生システムやアイドリングストップは、交通渋滞が多い日本市場で効果を発揮しやすく、引き合いが強いと見ている。
5月から「ブルーモーション」を搭載した車両を国内で走行実験し、日本の実際の道路状態や交通状況との適合性を検証する。ドイツでは同技術を採用した「ポロ」を2010年に発売する計画だが、日本にも早期に投入。効果が確認されれば、さらに日本向けの他の車種でも技術の一部を適用する可能性がある。
このほかフォルクスワーゲンは11年以降にハイブリッド車の日本市場投入も検討。対象は多目的スポーツ車(SUV)「トゥアレグ」が有力で、ガソリンエンジンとモーターを併用したハイブリッドシステムを採用する。ドイツでは10年の製品化を予定しており、状況を見て国内や米国などに投入する見通しだ。
Posted at 2009/04/15 13:00:16 | |
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2009年03月24日
WBC盛り上がりましたね(^0^)日本がとうとう連覇をしました。
正直言って仕事中にチェックしている人が僕の部署には多数おられましたw
決勝戦に一番活躍したのはやはりイチローでしょうか。
ヒットが出ても点に結びつかない中、なんとかもぎ取った2点差が8回、9回で追いつかれMOMENTUMは完全に韓国にあるような雰囲気を一掃し、相手の心を挫く最後の一打を打ちました。韓国の監督が試合後のCOMMENTでも”イチローと勝負したのが間違いだった”とおっしゃられてましたが、事実スター選手というものは本当に"持っている”だろうと感じさせる試合でした。
決勝戦までわずか2割1分という打率で批判も相当にある中(準決勝では毎試合ヒットが出てましたが)、プレッシャーを撥ね退けシーズンと同じように固め打ちを行うことが出来るところが素晴しいです。また評価が上がったイチローですが、更に高まるプレッシャーの中で今後の活躍が益々楽しみな試合となりました。イチロー頑張れ!!
(僕がイチローを応援する影に日産のCMをしているというのは関係ありませんw)
Posted at 2009/03/25 08:23:40 | |
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