
とうとう発売になりました。申し込みは一か月前に行っているとはいえ、詳細な情報も無く(販売マニュアルは熟読しましたが)、悶々とする日々をおくっておりましたが、今後は続々と詳細な情報が公開されて行くことでしょう。納車は12月7日の予定ですが、カングーの下取り査定も始めなければならず今月は少々忙しい事になりそうです。
さて、新型セレナですが今回の情報の中であまり大きく取り上げられていないのですが、販売マニュアルに書いてあった気になる点がどこぞのLクラスミニバンを凌駕する乗り心地だということです。さすがにエルグランドには全く歯が立たない感じで書いてありましたが、同クラスのT社ミニバン(下のグレードですが)には完全に勝ってるかのような書き方でした。
もうひとつ、画期的なのは今回からようやくVDC(横滑り防止装置)が標準採用されたことです。日本車は特にこの分野が中々標準搭載されずにやきもきしておりましたが(カングーは車の設計自体が古かったのでついていなかったような気がしますが)、エコだの何だの言う前にまずは”安全”が優先されるべきだと考える私には買換えを促進させる大きな材料でした。残念ながらサイドエアバックなんかはオプションでしたが、一つ階段を上がったと思えるポイントでした。
本当の事を言えばディーゼルが欲しかったのですが、上記2点だけでもミニバン嫌いだった僕を猛烈にアシストしました。必然条件の7人乗り、ミニバンの弱点乗り心地(上記に加えてボディ剛性のアップ)、安全性の確保といった3点とこれはおまけですが、前型の不満だったパワー面も若干改善されていることも諦められる要素の一つではありました。
ただし、未だに不満な点は先ほどのエアバックはまだ良しとしても、スクラッチシールドがブラックにしか適用されない事。”考えられへん!!”と思わず叫んでしまうほど。わざとセレナだけ微妙に色が違うように設定されているのか?少なくとも同系色でもエルグランドやエクストレイルには採用されているように思えるが?ここは大きいポイントです。うちの奥様は今から擦る気満々ですよ。しかもハイウェイスターは小回りが利かない(最小回転半径5.7m)。ここは何とかしてほしかった。恐らく年次改良かマイナーチェンジで追加設定されると思いますが、相変わらず日産はやることがせこいと感じざるを得ませんでした。
長々と書きましたが、それでもキープコンセプトのマルチセンターシートを核としたシートアレンジの豊富さと室内空間だけでも買う価値があった(事実売れ行きもすごかった)車が正常進化で更に良くなったことは非常に好ましい事で、他社の同クラスミニバンは完全に置いて行かれた感があることは否定できません。ルノーとのアライアンスが車の本質に対し真摯に対応するメーカーへと生まれ変わらせたのか、理由は良く分かりませんが日産車は最近本当に良い車を作るようになってきたと全く持って勝手な個人の感想ではありますが感じております。
納車まで後1月、カングーの査定額を引き上げるぞ~!
ちなみに今の相場では3年落ち3万キロの我がカングー、130万前後だそうで期待をしております。9月では120万が微妙だったのに、関東の中古車センターの相場が高いだけかな?
Posted at 2010/11/08 13:00:05 | |
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