2024年09月27日
死までのカウントダウン
これは病気の内容によるのですが。
同じステージ4のガンでも、場所や転移する先によって命を落とすまでの時間は大きく変わります。
死を宣告された後。
うちの場合はまったく元気で実感が無く『え!?死ぬの?どうやって??』みたいな様子で貴重な残り時間を少し無駄にしてしまいました。
少しでも有意義な時間を過ごして頂きたく思い記します。
まず。
・車椅子でも何でも動ける
・動けないがベッドの上で意識はある
・1日の中で、ごくたまに意識が戻る
この3つのフェーズに分かれます。
ガン細胞の増殖により、体の内部の機能が少しづつ失われて行くのですが。
・例えば脳に転移しますと、その時点で突然終了となります。
・首や肩や鎖骨の骨に転移すると、その時点で突然動く事が困難になります。車椅子も無理です。
転移は止められないので、こう行った〇〇に転移したら1巻のお終いにならない事は祈るしかありません。
次に。主に骨に転移すると激しい痛みが起きまして。よく痛み止めにモルヒネを…。と聞くと思いますアレです。
ごく初期の頃には、麻薬ではなくてロキソニンやアセトアミノフェンを処方されます。
ロキソニンとはいっても市販薬とは比較にならない成分量です。
アセトアミノフェンは痛みの信号が脳に伝わりにくくする成分です。
【この時期が外出可能な最後の時です】
思い出の地を訪れて記念写真を撮ったり出来るのはほぼここまでになります。
是非、あちこちにお出掛けをして下さい。
アセトアミノフェンでは抑えきれなくなると、いよいよ医療用麻薬が処方される様になります。
初期は、時間や曜日の感覚が無くなり、1人で定期的に薬を飲む事が難しくなります。
次に、眠る時間が長くなり食欲が失われて行きます。
少し進むと、目覚めても動く体力が無くなり外出が辛くなります。
最後に、ほとんど目覚める事が無くなります。1日に1~2回、夜中であろうが明け方であろうが関係なく、一瞬目をあけてまたすぐに寝てしまいます。
麻薬を処方される様になると、だいたいその後3ヶ月ぐらいしか持たないと言われている様です。
まったく治療をせず。痛み止めだけで穏やかな死を目指した場合は上記の様になりますが。
放射線や抗がん剤を使いますと、またそれぞれの副作用により違う様子になります。
医者とよく相談をして、悔いが残らない様にしましょう。
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Posted at
2024/09/27 08:51:06
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