３時間停電は 序章にすぎないかも？

こちら新潟県では計画停電には なっていませんが、復興を進めていく中で電力消費が回復して不足傾向になるのは明らかで、東北電でも計画停電が検討されているようです。

さて、東京電管内での計画停電、３時間だけで推移して行くのかどうか、微妙かもしれません。
足りないと言われている １０００万ｋWに加えて、今後の展開次第では、さらに５００万ｋW程度が供給されなくなるなんてことも ありえるのではないか？とすら思ってしまいます。

東京電、もはや背水の陣ですよ。
でも、事故時の対応を見るたびに、そういう認識が あるのかどうか疑問です。


福島第一原発での爆発事故の発生を受けて、こちらの地元紙では事故の内容と共に、とても厳しい意見にも紙面が割かれていました。
想定外の巨大地震で あったとはいえ、「柏崎刈羽での教訓を忘れたか？」というのが大勢なのかもしれません。

「もの言う知事」なので、残り３機の運転再開どころか、運転中の４機も運転停止ってことになりかねない なんて可能性も 考えられるでしょう。
「交付税は いらないから、廃炉も検討してくれないか？」という展開に なったら大変です。


東北電の計画停電が実施されても仕方ないかな、という思いは当然あります。
でも そのときは、東京電のを反面教師に、せめて向こう１週間の計画などを提示して欲しいです。
今回の後手後手な対応は、「地震によるものだから仕方ない」のとは違う面が いろいろとあろうかと。
もし東京電が 重油供給側の事情で、「明日朝の重油供給は中止となりました」って前夜になって言われたらどうやって安定供給を実現させるのか、聞いてみたいものです。


（また後日）