• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

kosshiの愛車 [アウディ A1]

整備手帳

作業日:2019年6月21日

VCDS クラッチ&メカトロニクス・チェック

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度
作業時間 30分以内
1
日頃から頻繁なストップ&ゴーや渋滞半クラッチの多用などで駆動系には過酷な環境で頑張っているA1君。

走行距離もそろそろ5万キロを迎えようとしているので、クラッチとメカトロの健康状態をチェックしてみました。

意外と掲載している方がいないので少し詳しく書いてみようと思います。

今回は、ちょっと長くなりますよ(^^;)


VCDS19.6 を使用

VCDSケーブルをOBD2プラグに接続しイグニッションをON。エンジンは掛けないで大丈夫です。

VCDSを起動したら
[Select] を選択
[02-Auto Trans] を選択
[Meas. Blocks-08] を選択
2
Group欄に 095、096、097 をそれぞれ入力して[Go]をクリックします。

Group 095、096では奇数ギアを担当するクラッチ1を制御するメカトロニクスロッドの繰り出し量とクラッチに伝わるトルク量の関係を確認できます。

Group 095 のブロック1、ブロック2ではロッド繰り出し量8.5mmで伝達トルクが0.0Nmを示しています。つまりこのポジションで完全にクラッチが切れたことを意味します。

続いてブロック3、ブロック4 はクラッチの繋がり始め。11.0mm のロッドポジションで 15.0Nm の僅かなトルクが伝達されています。

そしてGroup 096 では 15.1mm で半クラッチ。24.4mm のポジションで最大トルク量の 219.6Nm が伝わり完全にクラッチが繋がった状態を示しています。

8.5mm~24.4mm のたった15.9mm という短いストロークでクラッチを制御しているんですね。

クラッチの動作範囲が正常かどうかは次の数式で算出されます。

Group 095 の ブロック4数値÷(ブロック3数値-ブロック1数値)=12以下

私の車の場合 15.0 ÷ (11.0 - 8.5) = 6 で充分正常範囲内でした。


そしてクラッチ板の残量を算出するには Group 097 の値を使います。

Group 097 のブロック4の 27.0mm がメカトロニクスロッドの物理的作動限界値。

この値からGroup 096のブロック3(クラッチが繋がった状態の値)を引いた数字が現在のクラッチ1の残量になります。

27.0mm - 24.4mm = 2.6mm 結構減ってますね~(汗)

新品のフェイス面が 7.5~8.5mm といいますから仮に新品時 8mm だったとして

走行距離 47000Km で 5.4mm 減った計算になります。

47000 ÷ 5.4 = 8703.7  約8700Kmで1mm 減ってるんですね。

アウディ専用テスターでは残量1mm でクラッチ交換の指示が出るので実質残量は 1.6mm 。

8700 × 1.6 = 13920

あと約14000Km でクラッチ交換ですね。。。年間5000Km くらいしか走らないので2年半後ですね。

クラッチ交換っていくら?? 20万円くらい(汗)。。あ~楽しみ(笑)


でも 61000Km で交換って早くねぇ?。。
計算あってるんだろうか(^^;)
3
さて、気を取り直して Group 115・116・117 では偶数ギアを担当するクラッチ2 の数値が確認できます。

こちらは残量 4.5mm 。 約13400Kmあたり1mm減った感じです。

クラッチ1との差を見ると、やはり1速ゼロスタートとノロノロ運転の負担って過酷なんですね。

メカトロニクスロッドの実行動作量は 13.2mm でクラッチ1より更に 2.7mm 少ない数値。これは2本あるレリーズフォークの長さの違いの影響でしょう。

作動範囲も 16.0 ÷ (13.0 - 8.9) = 3.9 で正常値ですね。
4
次にGroup180と200を確認。

ここではメカトロ・プログラムがクラッチ・ポジションの最適化を行った回数が表示されます。

グループ180がクラッチ1、200がクラッチ2の数値です。

クラッチ1数値:クラッチ2数値が1:3以内であれば正常値。

私の車の場合ほぼ1:2で正常値範囲内ですね。
5
最後にGroup056・057・058を確認。

ここにはメカトロニクスのエラーが記録されています。コード[65535]はエラー無しの意味。

異常があった場合は該当のエラーコードが表示されます。全て正常で一安心でした(^^)


主なエラーコードは下記

06011:カップリング1動作限界
02113:油圧センサー/スイッチAレンジ異常
06300:増圧不足による機能不良(P189C)
06079:油圧ポンプ異常
06293:圧力降下によ機能不良
01835:リバース動作不良
05941:クラッチ1ポジションセンサー、異常信号
05942:クラッチ2ポジションセンサー、異常信号
05946:ギアポジションディスタンスセンサー1、異常信号
05947:ギアポジションディスタンスセンサー2、異常信号
05948:ギアポジションディスタンスセンサー3、異常信号
05949:ギアポジションディスタンスセンサー4、異常信号
06246:データバスドライブトレイン、メッセージ検出不能
49411:ギアシフトモジュールの通信エラー
06224:データバスドライブトレイン、エンジンCMからのメッセージ検出不能
06274:データバスドライブトレイン、電動パーキングブレーキシステムCMから検出不能
05981:クラッチ1の異常動作
05998:クラッチ2の異常動作
01851:ギア6選択不可(P073B00)
6
さて、クラッチ1の予想以上の消耗に少し動揺ぎみのkosshiですが(^^)

不覚にもこのあたりのブロックマップはログを取ってこなかったのでどの時期にどう変化があったのか過去に逆上った検証ができないのが残念。

ただ4年前の購入直後は、かなりバタついたクラッチ制御もマフラーアース装着やアルミテープチューンの効果、MMI修理時に行ったアウディ社とのオンライン再コーディングの際に入った修正プログラムなどでSトロニックの気難しさを感じないレベルにまで改善しているので上記の単純計算で算出した寿命よりは少し伸びると予測します。

いずれにしてもクラッチ1が寿命を迎える時点でクラッチ2は3.5mm程度残っている状態になるでしょう。クラッチ交換は2枚がセットされたユニットで交換されるのでクラッチ2の残量が無駄になってしまうのがとても残念ですね。

今回の確認で自分の使用環境が予想以上にシステムに負担を掛けていることが分かったので、ここからは5000Km毎くらいにログ取ろうと思います(^^)

====== 追記 ======
その後、スキャン実施時のメカトロオイル温度によって数値が大きく変動することが分かりました。計測前に30-60℃程度に温めた方が正確な数値が測定できます。
コーティング

関連パーツレビュー

イイね!0件




関連整備ピックアップ

アウディA1 ユーザー車検マニュアル

難易度:

備忘記録 エアコンフィルター交換 48920km

難易度:

備忘記録 オイル継ぎ足し 48334km

難易度:

アウディA1 フォグ&コーナリングランプ LED化

難易度:

タイヤ交換!!

難易度: ★★

備忘記録 オイル継ぎ足し 46795km

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

2019年6月23日 23:20
こんばんは。

クラッチまでわかるんですね(^ ^)

僕の車は85,000kmですからクラッチ危険かな(((o(*゚▽゚*)o)))

コメントへの返答
2019年6月23日 23:58
こんばんわ。

クラッチの消耗度は走行環境によって大きく変わりますからね。

私の環境は最悪に近いと思います(^^;)

海外のフォーラムとか見ると
13万キロくらいでも余裕が
ある方もいらっしゃいますし

本当に環境によって大きく
変わると思いますよ(^^)
2019年6月24日 7:24
そうなんですねー(^_^;)

この前ショックを変えたばかりなので
少しでも長く持つ事を祈ります(T-T)
コメントへの返答
2019年6月24日 8:49
普段の整備費はたいしたことないんですけど

ときどきビッグイベントがやってきますよね(^^)

お互い大切に乗りましょう(^^)

プロフィール

「A1君、6万キロ走破!! http://cvw.jp/b/2919206/45082888/
何シテル?   05/05 16:29
kosshiです。よろしくお願いします。 2015年10月に15年乗ったプジョー206から乗り換えaudi A1オーナーになりました。2台目のヨーロッパ車...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

愛車一覧

アウディ A1 アウディ A1
2015年10月から所有 audi A1 1.4 TFSI スポーツパッケージ 2012 ...
トヨタ カローラレビン トヨタ カローラレビン
言わずと知れたライトウエイトスポーツカーの代名詞。今となっては最初にこの車を所有できたこ ...
日産 パルサー 日産 パルサー
軽量ボディーに230psのエンジンを搭載したモンスターマシーンでした。ホイールベースが短 ...
プジョー 206 (ハッチバック) プジョー 206 (ハッチバック)
2000年から15年間乗りました。合理的に作られたオシャレな大衆車でした。パワーは無いし ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
©2021 Carview Corporation All Rights Reserved.