おはようございます。朝から雪ですね。寒いので、皆様お体ご自愛下さい。
五〇の手習いと言いますが、当方54歳。初めてブログというものを始めています。
1月31日の初投稿から4日目になりますが、ご教示、ご連絡をいただき、改めてネットというものは凄いものだなと感じています。
こんな雪の日ですから、まずはしんみりとした雑感からです。
お暇な方はお付き合いください。
この3年間で大切な人が3人旅立ちました。
まずは母。2015年9月にガンで旅立ちました。
次に父。2016年9月に脳溢血で旅立ちました。
そして叔父(母の実弟)2017年1月に旅立ちました。
今回は母の話。
両親は二人暮らしの高齢者世帯。
母は、大の病院嫌い。25年ほど前に、膀胱ポリープ切除(その時はガンとは診断されませんでした)を受けた後は殆ど受診していませんでした。
2014年11月、身体の衰えもあり介護が必要となり、介護保険利用の申請のために病院に受診に出かけました。
私自身がケアマネジャーの経験があるので、車椅子で乗れるクルマをレンタルして一緒に受診。
出かけるのを嫌がる母に、「車椅子で出かけるから、楽だよ。」と連れ出して病院に着きました。
着いた時に母から「こんなに楽なら、もっと早くクルマを借りてくれれば良かったのに。」と笑顔で言われてしまいました。
診察を待っている間に「終わったら、どこかで食事でもしようか?」と問いかけると、母から「びっくりドンキーの三郷店でハンバーグが食べたい。もう何年も食べてないから。あそこのハンバーグは美味しいの。」とのリクエスト。「じゃあ行きますか。」などと笑顔で受診となりました。
診察が終わって待合室にいると、「ご家族の方、診察室へ。」との話。
父から「お前も一緒に来てくれ。」との事で、母を残して診察室へ。
医師より、「レントゲン検査の結果、肺に大きな白い影がある。結核かも知れないので、このまま入院してください。」と告げられ、そのまま入院となりました。
私は「ガンかもしれないな・・・」と思いつつ。
母に入院となった事を伝えると「何で入院しなければならないの。ただ、診断書を書いてもらうだけじゃないの。」と怒りの表情。簡単に説明して、「すぐに退院できるから。そうしたら、びっくりドンキーで退院祝いだね。」となだめて病室へ。
諸々の手続きを終えて帰ろうとすると、父から「お前は先に帰れ。俺は一緒についているから。」との言葉。父89歳、母87歳、結婚して68年の重みを感じました。
その日の夜は、実家で父と二人。酒を飲みながらバカ話しをしていましたが、寂しそうな顔が、ちょいと出てきます。「こんな夫婦になれたらいいなぁ。」と思いつつ・・・
翌日、医師からガンの宣告。「余命3ヶ月でしょう。」との言葉。
今度が、最後の正月か。」と思いつつ、早期退院を希望しました。
しかし、その翌日の夜に転倒。「誰かに呼ばれた。」とベットから出て、廊下に出たところで倒れたそうです(外の誰かの声に反応したのでしょう)。腰椎の圧迫骨折で退院出来ず・・・。
戦前にコーラを飲み、三味線・お琴・ギターを弾き、スケートやテニスをしていたお嬢様育ちの母。
長文になりましたので、母の話しはこの辺で。
いよいよ、明後日は納車の日。雪が心配ですが、私の熱いハートで雪を溶かしながら走ります。
長文・駄文失礼しました。最後までお読みいただきありがとうございます。
Posted at 2018/02/02 10:34:12 | |
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