ブレーキパットは、「ブレーキパット」「ブレーキキャリパー」「ブレーキローター」という
3つの部品で成り立っています。
他にも、ブレーキマスターシリンダーという
ブレーキフルードを圧力に変換させブレーキパットを
ローターに挟ませることでスピードを落とすという役目を持ちます。
シンプルに説明すれば、ブレーキパットがローターを押し当て
減速させるという役目を持っているのです。
今回は、ブレーキパットの交換時期の目安や
おすすめのブレーキパットとはどういうものかを紹介していきます。
ブレーキパットは素人でも交換可能?
ブレーキパットは素人でも交換が可能ですが
交換の方法を知っているとか交換に自信があるという場合は
別に素人でも交換は可能と言えます。
しかし、全く交換の知識がなく初めてブレーキパットの交換をするという場合は
熟練した人の指導を受けながら交換をするようにしたほうが良いでしょう。
理由は、知識がない人がブレーキパットを交換すると
ブレーキが効かなくなるというトラブルが発生するからです。
しかし、
ブレーキパットの交換に関して
勉強できる環境にあるなら素人でも一人で交換が可能です。
僕もブレーキパットの交換は素人でしたし
自身すらも最初はありませんでした。
ですが、1年間ブレーキパットの交換の方法を記した本を熟読し
自信がついてから作業に取り掛かりました。
人によっては自信が付く期間は違いますが
ブレーキパットの交換は比較的簡単なので警戒はしなくても良いですよ。
でも、なめてかかると超危険なので
慎重に作業を進めてくださいね。
ブレーキパットの交換に特殊工具は必要?
僕は大きめのプライヤーと使い古しのブレーキパットがあれば
ピストンを押し戻すことができます。
ただ、これは人によっても様々ですし
腕力が無いという人は「ピストン戻し」という道具を使うと良いでしょう。
これは、大手カー用品店では販売していないので
その筋の道具屋さんに行くしかないでしょう。
僕は、「アストロプロダクツ」という道具屋さんを知っていますが
利用をしたことはありませんね。
ピストン戻しはネット通販で「2000円」以下で販売しています。
基本的に特殊工具は不要ですが
腕力に自信が無いなら買っても良いと思います。
ちなみに、ピストンの押し戻しは飛び出しゼロまで完全に押し戻します。
ブレーキパットの交換時期と厚みで判断する方法
ブレーキパットの交換時期は距離で判断しても良いですが
余りあてにはできません。
当サイトでは、実際にタイヤを外して目で確認することを推奨します。
一般的に、ブレーキパットの交換はパットの厚みが
2ミリ以下の場合が多いです。
僕も、ブレーキパットの交換は2ミリ以下になれば
即交換するようにしています。
確かに、2ミリ以下でも
すぐにブレーキが効かなくなることはありません。
しかし、年数が経過したブレーキパットは硬化してブレーキの利きが悪くなるのです。
なので、ブレーキパットの厚みが2ミリ以下になると
即交換をしていくようにするわけです。
また、ブレーキをかけるたびに「キィー」という金属音みたいな音が出たら
残りの厚みが2ミリ以下の合図なので、それも交換時期と判断しても良いでしょう。
音が出ている場合は、なるべく早めに交換したほうが良いでしょう。
ブレーキパット交換ですべきこととは?
ブレーキパットに鳴き止めを塗るのは常識ですが
もっとやるべきことがあります。
せっかく、ブレーキパットをキャリパーから外したのですから
キャリパーにパーツクリーナーを吹き付けて
キャリパー本体やピストン部分をキレイにしておきましょう。
ブレーキパットを交換し終えて最後にやるべきことがあります。
ネット情報で調べてみると最終的な作業をしないで
説明を終えている情報が圧倒的に多いことに驚いています。
ブレーキパットを新しいものに交換し
全てくみ上げたなら「エア抜き」をするようにしましょう。
エア抜きの方法は、ブレーキペダルを複数回踏むことを言います。
ブレーキの踏んだ感触がジワ~っとペダルが奥底につくように
沈み込むなら、まだエア抜きが足りていない証拠です。
なぜなら、ピストンがブレーキパットに当たっていないので
ブレーキパットにピストンを最後まで充てる必要があるからです。
もちろん、キャリパーのボルトもしっかりと締めていることを確認したうえで
エア抜きを最終作業とします。
まとめ
ブレーキパットの交換時期は距離で判断するよりも
目で厚みを確認したほうが確実です。
ブレーキをかけるたびに金属音みたいな音がするなら
それも交換をするときの目安として判断しても良いですね。
ブレーキパットの交換費用を抑えたいなら
自分で交換をするという手段もあります。
ですが、その場合は経験者がブレーキパットの交換をしている動画を見て
作業の方法を学ぶことが重要です。
自分で交換できるという自信を持てたなら
交換作業に取り掛かっても良いといえます。
ですが、自信が無い状態で交換作業をしても
ろくなことが起きないので自信が無いなら最初からやめたほうが良いでしょうね。
Posted at 2019/01/19 22:15:34 | |
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