2007年11月26日
車速パルスの解析(その2)
先日、色んなハプニングが発生して一時断念した車速パルス。
今回再度マルチテスターで計ってきました。
今回の実験は、
その1 速度10km/hの波形計測
その2 速度30km/hの波形計測
その3 速度60km/hの波形計測
の3本立て!
前回も失敗したように、車速パルスは実走行中でないとわからないために脇見運転とかテスターの落下に細心の注意が必要です。
まずその1の結果ですが、パルス周期は約144msecでした。速度計にも誤差はあるんで正確な値じゃありませんが、ここから考察してみます。
車速パルスというのはJIS規格で決められていまして、「時速60km/hで走行時、メーターケーブル(昔の速度計裏で回転してたワイヤーね)が637rpmであること」となっています。
これはデジタルの速度計になっても一緒なんですが、デジタルの場合はこのパルスの2・4・8・16・20・25倍のいずれかのパルスで代用しているようなんです。
私がネットで調べたところでは、4倍っていうのが多かったんでここから計算してみます。
60km/hで走行時、毎分637回転ですから10km/hだと約107rpm、このとき1回転するための時間は約0.56秒。1回転で4パルスだったとすると、1パルスの時間は約0.14秒=140msec・・・計算が一致します。
確認のためにその2を実施。パルス周期は約44msec。ほぼ計算どおりです。
その3もやりたかったんですが、またテスターのバッテリーが切れました(^^;
パルス電圧については、ほぼ12Vでした。
ここまでわかれば回路設計とプログラムに着手できます。
いまだ何ができるか本人もわかってませんが、これからはゆっくりとプログラムの勉強を始めます。
(本日の調査結果)
車速パルスは4パルス。電圧は12V。
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Posted at
2007/11/27 13:22:51
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