2007年10月04日
スイスポMTの場合クラッチを踏んでないとエンジンがかからないそうなんですが、世の中それを面倒に思う人もいるわけで結構な人がクラッチキャンセルをやっているようです。
やり方はクラッチのスイッチを常時ONにするだけという簡単なもの。これでクラッチを踏まなくてもエンジンがかかります。
しか~~~~し! 北海道でこれはタブーに近い。MTでエンジンスターターを付けるのであれば話は別ですが、通常北海道ではクラッチを踏んでからエンジンをかけるのが正解なのです!
理由はというと、北海道の冬季は外気温が-10℃以下になることも珍しくありません。この状態だとバッテリーは内部抵抗が増すためセルモーターが回りにくくなります。低温になるとエンジンオイル・ミッションオイルも硬くなるため回りにくくなります。
こういった環境でクラッチを踏まずにエンジンをかけると・・・バッテリー上がりの可能性を増大させてしまうんですね。
クラッチを踏みミッションとエンジンを隔離してからエンジンをかけると、ミッションの負荷がなくなるので、その分エンジンがかかりやすくなるのです(ミッションオイルのほうが硬いので効果大です)。
こういったことを考えると、北海道のように低温になる環境だとクラッチキャンセルがあまり意味の無いことだと思えてきます。
・・・と、自分に言い聞かせている今日この頃です(笑)
Posted at 2007/10/04 15:30:18 | |
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