2011年03月10日
さて、「タイムを出すためには、ストレートを速く走って下さい。」というお話。
いったいどんな方法を使えば速く走れるか、みなさんはわかりましたでしょうか?
「そんなの簡単!コーナーを出口重視のラインにすれば良いんだろ?」と思ったそこのあなた!
それだけでは不正解です!
まぁこの答えが簡単に見つかるような方は、このドラテク講座はあまり必要ない方ですね。
ということで答えがわからなかった方のために説明していきたいと思います。
要するに、「タイムを出すためには、ストレートを速く走る」=「速く走ることへの考え方」なわけなので、「速く走ることへの考え方」がわかれば自ずと答えが出てくるはず。
ということで、今回からやっとtake_ezo的に話を進めていこうかと思います。
私と他の初級者との違い(=走行タイムの違い)、それはテクニックでは無く「速く走ることへの考え方」だと以前書きました。
「速く走ることへの考え方」
考え方の項目がいくつかあるんですが、とりあえず考え方ってどういうことかを確認するために、「速い」という事を色々と考えてみたいと思います。
そもそも私が思うに「速い」という定義が曖昧なんですよ。
何をもって「速い」というのか?
単純に考えると、「絶対値としてのタイムが速い」と「相対値としてのタイムが速い」の2通りがあると思います。
「絶対値としてのタイム」とは簡単に言うと、タイムそのものが速いか遅いかというもの。
「相対値としてのタイム」とは簡単に言うと、タイムが使用機材や走行条件を加味して速いか遅いかというもの。
初級者にありがちな「速い」というと、「誰よりも良いタイムを出したい」という思いだけが先行しちゃって「絶対値としてのタイムが速い」になってしまうんですよね。
だからエンジンパワーを上げるとかハイグリップタイヤを使うとか車を改造するとかになっちゃう。
ドラテクを考慮した場合の「速い」とは「相対値としてのタイムが速い」でなければなりません。
何故なら、車を改造したことによるタイムアップはテクニックではないから。
テクニックを純粋に評価するためには、使用機材をどれだけ上手く扱えているかが重要になります。
「速い」とは「相対値としてのタイムが速い」こと
この考えが「速く走ることへの考え方」の基礎になります。
Posted at 2011/03/10 20:18:37 | |
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ドラテク講座 | 日記