ノックセンサーを e-manage に取り込むってだけで3回もブログアップしてますが、まぁ普通の人が見てもなんも面白くないんでしょうね(^^;
さてさて、シフトインジケーターを作るときに買ってあった
ある部品。
しかし、この部品の使い方よく知らなかったんです。
シフトインジケーターの回路図をネットで集めていたときに、この部品を使ってる人が何人かいたんで買ってあっただけ。
たしか
信号増幅に使う部品だったはず・・・
微弱信号を取り出すんだから、これ使えば何とかなるか?とまたもネットで回路を探し始めたところ・・・
ありましたよ!あったんですよ!
今回の件にピッタリの回路が!しかも
超簡単な回路なんです!
今回の件にピッタリの部品、そうです
オペアンプです!
そして回路は、ご存知
ボルテージフォロワです!
・・・って言っても分かるはずもないんで簡単に説明しますと、オペアンプとはその名の通り
「増幅器」でして、日本語では
「演算増幅器」と言うらしいです。
で、なにを増幅するのかというと、+-の入力電圧に対して電圧を増幅出力するものだそうです。
んでこのオペアンプ、入力側は高インイーダンスで出力側は低インピーダンス。
ってことはノックセンサーに割り込ませても電圧ドロップがほとんど無いんでは?
しか~し、問題は「増幅器」ってこと。
今回は増幅なんてしなくていいから
1倍で出力してほしいんだけど・・・
で、出てくるのが
ボルテージフォロワなんですよ!
これは、+に信号入力、-に出力を入力すると、なんと
倍率1倍になって電圧出力してくれるという便利回路!
どういったときに使われるかと言うと、
「圧力センサ等の微弱電流回路で信号を取り出すとき」というもの!
要するに、
「インピーダンス変換」をしたい時に使う回路らしい。
もう
これしかないですよ!
ということで早速製作開始。
手持ちであったのは、秋月電子で買った
LM324N というオペアンプ。
このオペアンプがボルテージフォロワに使えるかどうかはよくわかんないけど、これしかないんでこれで回路を作ります。
駆動電源はIG電源からそのままとって、ノックセンサーからの入力をオペアンプの+端子、-端子には出力を入れてやれば完成。
さて、実際にスイフトへの取り付けです。
まずはオペアンプに電源だけ供給してIG電源ON!
・・・・・
とくに問題なし!
よかったショートとかしてなくて(笑)
続いて問題のノックセンサー信号をオペアンプの入力へ接続してIG電源ON!
・・・・・
エンジンチェックランプ無し!!!!!
やった!やりましたよ!!!(TT
ちゃんと動いているかどうかは別として、ノックセンサー信号へ配線割り込ませても
エンジンチェックランプが点きません!
もう、これだけで満足です。
オペアンプが動作して無くても満足です(爆)
一応この時点でオペアンプの出力波形をオシロで確認。
・・・約2.5Vが出力され続けてます。この状態でアクセルを煽ったりすると、ちょっとだけ電圧変動が見られるので、多分動いていると思われます。
最後に e-manage へ信号を入力してエンジンスタート!
エンジンチェックランプ無し!
やっと取出しが完成しました(TT
後は e-manage での設定です。
こっちもよく分からないので(爆)、とりあえずセンサータイプを
「非共振タイプ」で周波数を
「NORMAL」にしてます。
この状態でログを見ると、多少レベルが動いていて、回転数が上がっていけば振れ幅が大きくなる感じです。
どこまで行ったら危ないのかまったく分かりませんが、とりあえずノックをモニタできるようになったのでこのまま様子を見たいと思います。
Posted at 2009/03/12 21:38:03 | |
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