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2012年11月08日 イイね!

宇宙戦艦ヤマト2199 第三章『果てしなき航海』・感想。(&他?)

宇宙戦艦ヤマト2199 第三章『果てしなき航海』・感想。(&他?)宇宙戦艦ヤマト2199
第三章『果てしなき航海』
(第7話~第10話)


 恒例の限定イベント上映の第三回目です。製作も順調に進行しているようで大変、嬉しいですネ。
 さて、今回は第七話から第十話まで。『第二章 太陽圏の死闘』に於いてガミラスの冥王星基地を壊滅させたヤマトが、いよいよ太陽系の境界を越えるところから始まり、近隣恒星系をワープしながら銀河外縁部を目指して人類未踏の宙域を航海していく部分が描かれます。

(旧作で云うところの第10話「さらば太陽圏!銀河より愛をこめて!!」から第15話「必死の逃亡!!異次元のヤマト」あたりまででしょうか。)

 今回は一本の映画のような連続したエピソードではなく、独立した四つのエピソードの詰め合わせ的内容です。少し本筋から外れたり、以降の展開に向けたネタの仕込みが見受けられ、これはこれでバラエティに富んだ楽しい内容でした。
(個人的に真田副長のエピソードを期待したのですが、残念ながら今回はスルーでしたね。。。)

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 まずは数少ない戦闘抜きのエピソード(第7話『太陽圏に別れを告げて』)。
 太陽系に別れを告げるヤマトが、地球との通信限界点を越える際に、乗組員希望者に家族との最後の交信を許可するエピソード。併せて伝統に則り、赤道祭も執り行おうという企画(22世紀でも航海の安全を祈念する儀式は廃れていないようで)。
 旧作よりもにぎやかで華やかな艦内パーティです。やはり女性乗組員が多数乗り込んでいる描写がイイですねェ。(^_^)
 「赤道祭では仮装が伝統である」と云う太田(CV:千葉優輝)のホラを真に受けた原田真琴がメイド・コスプレを披露してくれます(太田、グッジョブ!!w)。

 ついでに加藤隊長の生真面目なところも伺えます。しかし坊主の袈裟はコスプレなのか?(^_^;
 各キャラの関係も次第に深まっていくのが見受けられ、加藤・原田ペアは公認間近かか?…非モテ代表の藪(CV:チョー)との明暗が哀しいデス。

 太田のホラが広まり、赤道祭が艦内コスプレ大会の様相を呈してくるのが笑えます。あの衣装はどうやって艦内に持ち込まれたのでしょうか。
 これで同人誌即売会とアニメの上映会までやったら…『機動戦艦ナ●シコ』ですが、さすがにそこまではやらなイカ?www

 旧作では地球との交信を望まぬ者は古代と沖田艦長だけでしたが、本作では特にその様なことはなく、近親者が死亡している者はザラにいて、交信は希望者のみとなっている。当然そうでしょう。
 ここで「家族は誰もおらず、近しい兄も亡くなった」という状況が古代と山本に共通していて、似たもの同士で通じあったり、それを眺めてナニやら勘違いしていそうな森雪の様子が楽しいです。着々と伏線が敷かれていきますね。
 ついでに南部くんの失恋確定路線もますます強固なものになりつつあります。w

 所在なげに艦内をうろつく沖田艦長の図は旧作のままですが、今回は艦長は厨房には立ち寄りません。機関室やら情報解析室に立ち寄りますが、厨房に入ろうとして咎められる場面はなし(それに平田さんが主計長ですし)。
 改めて「今作のヤマトには厨房など無い」のだと確信しました。(科学の勝利ですものね^_^;)

 新しい設定で感心したのは、艦内ラジオ放送企画です。
 岬百合亜(CV:内田 彩)がパーソナリティとなって、リクエストの楽曲を流す過程で、懐かしの名曲「真っ赤なスカーフ」を流してくれます。曲の使い方が巧いです。
旧作では最後に沖田艦長と古代が艦長室で地球に別れを告げる場面になりますが、本作では人間関係がもう少しリアルです。
 艦長室を訪れるのは古代ではなく、徳川機関長。長い付き合いの老人同士が酒を酌み交わす場面はなかなかしんみりしていて本作の描写の方が好きです。
 代わって展望デッキで地球に別れを告げる古代の傍らには森雪。
 ささきいさおの「真っ赤なスカーフ」がこの場面に流れ、素晴らしい効果を上げていました。


続いては…冥王星を脱出したシュルツの最期と、デスラーが仕掛けたゲームの顛末を描くエピソード(第8話『星に願いを』)。
旧作の幾つかのネタが統合され、取捨選択された結果、「アステロイド・リングによる防御戦」とか「宇宙機雷原を人力で掃海する」エピソードは消えてしまいました。
 代わって「ガス生命体と恒星のフレアでヤマトを挟撃する」作戦がシュルツの最後の任務となり、併せてガミラス本星での建国記念祭と総統御前祝賀会の様子も描かれます。

 いつもながらエピソードの取捨選択と圧縮の手際が見事です。
 ここでガミラス側の幕僚がズラリと並ぶわけですが、旧作では後付けで登場する将軍達が最初から並んでいます。
 ヒス副総統は当然として、タラン将軍が兄弟で登場している!…やはりタランは二人いたのか…旧作のツッコミに対するフォローが感じられます。(^_^;
幕僚の一人ゼーリック総監役が若本規夫(CV)。もはや若本規夫は声優界の高倉健かジョン・ウェイン…つまり何を演じても役者本人にしか見えず。www…でもそこがイイですね。(^_-)-☆
 色々と取捨選択が行われておりますが、「ガミラスに下品な男は不要だ」は残りました。やはり削れないネタか。w

 SF的設定が強調され、「8光年離れると、ガミラスに汚染される前の青い地球が見える」と云う、当然な描写が嬉しいです。
 天文データを駆使して、実在の恒星系グリーゼ581を登場させるのもリアルです。
 ヤマトの窮地自体は旧作のとおり、ガス生命体に喰われるか、フレアに灼かれるか、二つに一つ…で、テロン(地球)人は焼身自殺の途を選んだか。
 そして波動砲でフレアを吹き飛ばし、追撃していたシュルツ艦は耐熱限界を超えて散華。シュルツと運命を共にするガンツら部下の忠誠に漢泣きです。

 伏線の仕込みも怠りなく、沖田艦長の体調不良が既に描かれており、佐渡先生もいつになくシリアスです。
 また、ヤマトの波動砲を見たタランが、ガミラスも同様の兵器を開発中であることに言及する。(←これがデスラー砲ですね。)
 作戦は失敗したものの、余裕のデスラーは、最後まで退くことなく戦ったシュルツらを二階級特進として、遺族らを名誉ガミラス臣民とするよう命じる。
 さすが総統、太っ腹。(しかし自分の作戦が失敗したことをちょっと誤魔化してませんか?w)


 続いて完全オリジナルのエピソード(第9話『時計仕掛けの虜囚』)。
 前章(第4話)で鹵獲したガミラス製のアンドロイドとアナライザーの機械同士の交流を描こうという趣向。
併せてヤマト艦内にあるミステリアスな「自動航法室」の謎?も紹介。イスカンダルまでの航路はどのように決まるのか。旧作では軽く流した設定に、何やら今般は仕掛けが施されている様です。。。

 脱走アンドロイド捕獲の為に、保安要員が出動すると云う、新たな部署の設定もきちんと描かれます。見た目はクールでちょっと策士的な伊東が、実は真面目に保安出動している様子が意外でした。
 旧作ではビーメラ星のエピソードに代わるものとして、アナライザーの孤独が描かれているのもナイスです。

 また、艦内ラジオ番組で紹介される短編小説『観測員9号の心』の劇中劇が、脱走アンドロイド騒動の顛末とオーバーラップする演出がお見事です。
 このエピソードだけ、ドラマが細かいパートに分かれ、それぞれに古いSF者が喜ぶ古典の題名が付けられているのが楽しいです。まぁ「アンドロイド」と云えば「電気羊」と応えるのは、今や常識!…ですね。w


 そして最後は、ワープの異常によりヤマトが次元断層に囚われるエピソード
 (第10話『大宇宙の墓場』)
 大宇宙のサルガッソーとも云うべき異常な空間には、かつて遭難した異星の宇宙船がゾロゾロと浮かんでいる。(中には○色●星帝国の戦闘機も!?)
そしてヤマトは、まだ生存者のいるガミラス艦と遭遇する。
 敵と味方が協力し合わないと脱出は不可能だが、相手をどこまで信じることが出来るのか、と云うのは戦争映画などで見受けられるシチュエーションですね。

 そして人類は初めてガミラス星人と直接コンタクトする。ガミラス艦から乗り込んできた使者は、青い肌の超絶美少女だった!(^_-)-☆

 うーむ…本シリーズの新キャラにはありがちとは云え、よもやガミラス人にもアホ毛が生えていようとはッ。www
 しかもこの使者、メルダ少尉(CV:伊藤 静)はディッツ家の御令嬢とな。先の総統御前祝賀会に列席していたガル・ディッツ艦隊総司令が父親の様です。シュルツの愛娘ヒルデといい、このメルダといい、どうしてあんなオヤジ共にこんなに可愛い娘がいるのか!!?w
 さすがに美少女相手では、古代も旧作のように逆上して切り殺そうとはしませんでしたね。(^_^;

 ガミラス艦の艦長もシュルツと同じく二等臣民だが誠実な軍人という描かれ方です。同乗しているガミラス人親衛隊高官の方が卑怯者。このあたりはやはり第二次大戦時のドイツ軍を彷彿としますね。
 メルダ少尉は戦闘機乗りで、山本のライバルになりそうな描かれ方です。
 山本が火星移民の生き残りで、瞳の色が赤かったり、亡き兄の形見もルビーであったりと、「山本のカラーは赤」であると印象づけ、対するメルダは肌の青いガミラス人で「青は高貴な色だ」と言い放つ。イメージカラーでも二人が対照的になるよう考慮されている演出が巧いです。

 戦場に於ける敵と味方に奇妙な信頼と友情が芽生えるという描写は、松本零士の【戦場まんが】シリーズに通じるものを感じます。
 古代とメルダ、メルダと山本、更にガミラス艦のラング艦長(CV:大川 透)と沖田。
 「漢と漢の約束だ」と古風な物言いの沖田艦長が渋い。

 二等臣民の方が名誉を重んじるガミラス軍人らしいと云うのも皮肉です。そして功を焦るゲールの介入により、絶体絶命に陥ったヤマトを救ったのは、協力し合ったガミラス艦だった。
 ヤマトを守る盾となって味方の艦隊に撃沈される姿に、漢泣きを禁じ得ません。ラング艦長は、出番は少ないが立派なガミラス軍人でした。
 おかげで今回はゲールの小物っぷりが遺憾なく発揮されております。清々しいまでに小心な卑怯者です。

 ゲールを退け、航海を続けるヤマト。帰る場所を失ったメルダを乗せたままです。このままヤマトに居着いてくれると嬉しい?wのですが。。。


 さて…次章の公開は2013年1月12日。
 『第四章 銀河辺境の攻防』では、遂に銀河系を脱しようと云うヤマトと、それを阻止せんとするガミラスの戦いが描かれるようです。いよいよドメル将軍も登場ですね。実に楽しみです。


*******************************************************************************

‥てな訳?wで、今週末(10日)は‥

その第4章・第11話『いつか見た世界』のみ?をフライング鑑賞してきます。(^_^ゞ

(実のところは…『ヤマト音楽団大式典2012』 in 千葉・舞浜アンフィシアターにて開催予定!(^_-)-☆)
Posted at 2012/11/08 11:00:01 | コメント(3) | トラックバック(0) | 宇宙戦艦ヤマト | 音楽/映画/テレビ
2012年11月08日 イイね!

puella magi MADOKA MAGICA

puella magi MADOKA MAGICA始まりの物語/永遠の物語

(劇場版 前編/後編 サブタイトル)

 2011年にOAされるや‥
熱狂的な支持と人気を集めた深夜アニメの劇場版。


 全12話を再編集して、前後編の二本の映画としておりますが、前編と後編の公開時期が一週間しかズレておらず、ほぼ前後編同時公開なのだから、一本につなげてもいいだろうと思うのデスが‥
そこは大人の事情というヤツなんでしょうか?(@_@)

 しかも前編130分、後編110分だと、つなげて240分…これってTVシリーズ全話をつなげたのと殆ど変わらなかったりしませんか?w。
 実際、鑑賞してみて…何処に差し替え&カットされた場面があったのか、よく判りませんでした。(まぁ、劇場版を見に行くまでに…一通りまともに見たのが先月CS(&BSも?)ch『アニマックス』でのリピート放送が初めてだった事もあり、仕方ありませんが。^_^;)

‥なので、とりあえずここでは一本の作品として紹介したいと思います。

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 最初のOA(2011年1月~4月)当時、この作品をほぼスルーしておりました。(>_<;
‥で、(先に述べたCSchで)ほぼ連続視聴(1話/日)に近い形で制覇したワケですが‥
このたった1クール(12話)しかない素晴らしい作品を見逃した己の境遇を恥じる?ZN感wを覚えました。。。

 そして回を追うに従って…可愛い画とは裏腹に展開していく、とってもダークで血まみれなストーリーにのめり込み、大多数の御同輩?と同じく…第10話でトドメを刺されたクチであります。
 よもやコレが“タイム・ループ”と云うSFモノにはマタタビ的効果を持つネタ(※)をはらんでいたとは…なるほど、星雲賞を受賞するワケだ!(…いや、他にも賞を獲りまくりの傑作ではありますが。^_^;)

 当初は序盤から登場する【魔女】の絵が前衛的なのにも唖然としました。あの【魔女】のシュール?な前衛的デザインに、各々ちゃんと意味があるのも興味深い。
人間の深層心理を表現していそうな演出に、SFモノとしては古典SF映画『禁断の惑星』(1956年)を連想しておりました。【魔女】もある種の“イドの怪物”と云えるのか。。。

 音楽や挿入歌も印象的でして…TVシリーズの主題歌である「コネクト」(OP)と「magia」(ED)も劇中で効果的に使用されているし…この劇場版、抜かりなしといっても言い過ぎではないでしょうね。。。

 当初、魔法少女同士で争い合う図というのが…ラッセル・マルケイ監督の『ハイランダー』(1986年)みたいだなあと云う感想を抱いたりもしますが…最近だと『仮面ライダーウィザード』が本作に似た部分を感じたりしております。
‥やはり“絶望した人間から悪いモノが誕生する”という設定が似ているかと思われ。。。

 序盤からのミステリアスな展開は、何度観ても新たな発見があると云うか、この物語は最低でも二回観ないと判らないと思います。(私もみん友さんから「(TVシリーズは)全話観終わったら第一話に戻ってもう一度観ろ」と云われましたし。^_^;)
 劇場版では観客が既に物語のカラクリを知っていることを前提に製作されていますので、転校当初の暁美ほむら(CV:斎藤千和)が鹿目まどか(CV:悠木碧)の何気ない言葉に、ギリギリと唇を噛みしめる短いカットが挿入されていたりするのが印象的でした。。。
 まどかを「どこまであなたは愚かなの!?」となじりたくなる気持ちも判ります。
これも最初は、面と向かって「愚者」呼ばわりですか、キツイのぅ──なんて思っていたのですけどね。。。
 (‥まぁ、主人公は愚かで間違いばかりしている方が丁度良い?とは思いますが。w)

 そんな中で、迷っている主人公のまどかにアドバイスするのが母親である、と云う展開もイイですねェ。(^_^)…本作は“母と娘”の物語としても印象深いです。
 このとき、アドバイスを求めたまどかママの言葉が素晴らしい。「人間、正しいことばかりしていると間違える」と云うのは名言!…この場面は本作屈指の名シーンのひとつだと思います。(本作の場合、名場面&台詞が幾つもありすぎて困りますが。^_^;)
 そしてまた、ママの言葉を真に受けて本当にそのとおりに行動するまどかにビックリもしました(素直すぎるわィ!@_@;)。
 更に終盤でのママがいい。あそこで娘の背中を押してやれる親はなかなかいるもんじゃないと思います。いや、フツーは出来んだろ。
 ‥だって、超巨大な台風(=ワルプルギスの夜)が来ている最中に、十代の娘が外へ出て行こうなんて正気の沙汰ではない。きっと恨まれてでも引き留めてしまい、世界を滅亡させてしまう羽目になる?wのでしょう。

 それにしても、声は可愛いいが無表情なキュウべえ(CV:加藤英美里)とは怖いキャラクターですね。。。
「契約前の重要事項説明」なんぞ丸きり無視して「訊かれなかったから」と平気で答える。近年稀に見る極悪キャラだわ。www
 都合の悪いことは一切、口にせずに「まどかが魔法少女になるように仕向ける」ことに全力を尽くしている発言が見え見えですやん。(^_^;
人間の価値観が通用しない生き物、言葉を喋れども精神はエイリアンという設定にSFマインドを感じます。「言葉は通じるが、話は通じない」と云うシチュエーションはまさにこのことですね。。。

そしてカラクリが明かされた後の終盤展開は、もう何回観ても目頭が熱くなります。。。
 当初は“タイム・ループ”ネタなSFなので、救いのない円環構造の物語だったらどうしようかとも心配しましたが(それならまた最初に戻って観返せば良いんだよ)、まどかとほむらが出会うという「始まりはあった」のだから、どこかに「終わりはある」筈だと思っておりました。しかしまさか、その出口が「宇宙全体が一度、終わる」という部分に位置していたとは。。。

 貴方は希望を叶えるんじゃない。貴方自身が希望になるのよ。

 まさにインキュベーターの干渉すべてを無効化するような祈り。
 それにしても凄まじいまでに巨大なソウルジェムになっちゃいましたね。クライマックス前にも一度、雲のむこうに見える山みたいな影が映りましたが、あれが史上最強の魔法少女からの【魔女】の姿でしたか。。。
 そしてほむらが時間を繰り返す度にまどかは強力になっていったけれど、祈りの内容もまた少しずつ変化していったと云うことなんでしょうか?
最後の祈りにある「全ての魔法少女」という概念には、自分自身すらも含まれる…とな。
‥でもゲーデルの不確定性原理によって、自分自身を完全に内包した記述は不可能であると証明?されるも…魔法少女はその原理すらふっ飛ばす!!?…確かにそんなことをするには宇宙全体を書き換えるというか、自分が宇宙にならざるを得ませんわなァ。(^_^;
 人間の感情や希望と絶望のエネルギーだけが、エントロピー(=熱力学第二)の法則を覆せるのであれば、あるいは可能なのか?

 かくして今現在の我々の宇宙は、遍く【まどか神】が遍在する世界であるワケですね。w
もはや【魔女】もなく、魔法少女も?ない…そして常に希望はそこにある。
ネガティブな感情エネルギーは【魔獣】という形を取るようになり、インキュベーターにとっては「魔法少女システムより効率の悪い」システムになったと。。。(もうキュウべえには、女の子を魔法少女にすることはもう出来ない?のだと判っただけでも、多少は溜飲の下がる想いですネ。)

‥とは云うものの‥
「いつかまたきっと会えるよ。」──って、それはまた実に遥か先のハナシではないのか?…この宇宙が終わるときなのでは??
 それとも、会えないわけでもないか?!?…もはや常に二人は一緒にいる様なものですから。。。


 なかなか昨今のSF系アニメの中では群を抜いて、出来の良い物語です。脚本・映像・音楽・演出どれを取っても申し分ないと思います。
 欲を云うなら、もうちょっと長く続いて物語を楽しみたかった…と、云うところで…後編の上映終了後に、新編『叛逆の物語』の予告も流れます。
 しかし、綺麗に終わったと思ったのですが…どう続けようと云うのかナ!!?
まァ、楽しみが続くのはいいことです…待ち遠しいデスね。(^_-)-☆


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[※その他の…Myお気に入り・時間跳躍?ネタなSF作品集]
◆火の鳥・未来編(1967~68:原作)
◆猿の惑星(1968:洋画)
◆マリンエクスプレス(1979:地上波A)
◆ターミネーター シリーズ(1984~:洋画)
◆バック・トゥ・ザ・フューチャー シリーズ(1985~90:洋画)
◆トップをねらえ!(1988~89:OVA)
◆ジパング(2000~09:原作,2004~05:地上波A)
◆エウレカセブン(『~AO』含む)(2005~06,2012:地上波A)
◆涼宮ハルヒの消失(2010:劇場版A)
◆シュタインズ;ゲート(2009:RPG,2011:地上波A,2013?:劇場版A(予))
Posted at 2012/11/08 07:48:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | まどか☆マギカ | 音楽/映画/テレビ

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「筑波山⛰️なぅ。」
何シテル?   12/07 09:25
不惑な年頃を迎えるにあたり‥ Blogデビューを試みました。(^_^ゞ ◆幼少の頃は‥ '70s後半のスーパーカーブームを経験。 当時、実家は本屋,...

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