君は覚えているか!?…あのヤマトの熱き音楽を!!
120名の大編成による生のサウンドに包み込まれる
至福の時!!!
宇宙戦艦ヤマト2199
~ヤマト音楽団大式典2012~
‥にこの日、行ってまいりました。(^_^ゞ
会場は、
今年9月にオープンしたばかりの‥
千葉・舞浜アンフィシアター。
エントランスホール内には‥
関係各所からの、お祝いの花束。
(ここまで人気が出る?と…
今年2月の発進式イベントよりは多いデスね。^_^ゝ)
また、その隣には‥
バンダイ『2199ヤマト』シリーズの模型展示や‥
『宇宙戦艦ヤマト2199』×『前田建設ファンタジー営業部』コラボ企画↓

宇宙戦艦ヤマト
建造準備&発進準備工事極秘工事・プランボード等が展示されていました。(^_-)-☆
コンサートホール内は‥

音響効果を十分に考慮した造りになっている様ですね。(^_^)
私の座席位置(Dブロック・7列・60番)。
ちなみに、B/D/I の各ブロックは‥
プレミアム・ファンクラブ会員専用ブロックとして押さえてくれた場所であります。(^_-)-☆
――そして、いよいよ開演へ。――
**********************************************************************************
第1部/ヤマトサウンドの世界
【演奏曲リスト】
№1 オーバーチュア
№2 組曲「宇宙戦艦ヤマト」(序曲・宇宙戦艦ヤマト・出撃・大いなる愛)
№3 捜索艇
№4 無限に広がる大宇宙
№5 艦隊集結
№6 地球を飛び立つヤマト
№7 コスモタイガー(Wan・Dah・Bah)
№8 ガミラス国歌「永遠に讃えよ我が光」
№9 銀河航路
№10 ヤマト渦中へ
№11 大河ヤマトのテーマ
現在『~2199』に出演中の、岬百合亜役・内田彩さんの影アナによる前説が終わって客電が落ちると、まずは“ヤマト音楽団”こと大阪市音楽団&士気シビックウインドオーケストラのみなさんが登場!…全員黒の衣装に身を包み、何だか厳かな雰囲気…なにしろ総勢120人の超・ビッグバンドだからか?(@_@;。
ステージの横幅目一杯にいる120人のヤマト音楽団の面々…このバンドでヤマトの名曲の数々が演奏される…そう思うと、否応無く気持ちが高ぶりテンション急上昇!!
音楽団のみなさんのスタンバイが完了すると、会場に集まったみなさんの期待度、120%!!!w
そんな期待感が最高潮になる中、青いベスト姿の宮川彬良氏登場!
ちょっとだけ天を仰いでから指揮台に上がった彬良氏のタクトで流れ出したのが、今回のヤマト音楽団大式典のために作られた『オーバーチュア』。
大式典に相応しい壮大なスローナンバーで、宇宙戦艦ヤマトのテーマの変奏曲…亡き父・宮川泰氏と宇宙戦艦ヤマトへの、音楽家であり作曲家でもある彬良氏らしいオマージュ曲なんだなと思いました。
そして続けて演奏されたのが『組曲 宇宙戦艦ヤマト』(動画音楽は、あくまでイメージです。)
Ⅰ.序曲 & Ⅱ.宇宙戦艦ヤマト
Ⅲ.出撃 & Ⅳ.大いなる愛
序曲が最高潮の盛り上がりで終わったあと一瞬の間があって宇宙戦艦ヤマトのテーマに行くところとか、出撃のスリリングなスピード感とか、大いなる愛の壮大さとか…120人もの超・ビッグバンドでのド迫力サウンド!!
これも吹奏楽ならではこそ。…特にヤマトのテーマのイントロが出た瞬間は鳥肌モノでした。(^_-)-☆
『組曲 宇宙戦艦ヤマト』の感動が冷めやらぬ中、司会の太田真一郎氏が登場。彬良氏とヤマト音楽団の紹介のあと、彬良氏としばしのトークタイムへ。
彬良氏の父上・泰氏が作られたヤマトの曲は全部で920曲、そのうち初期の73曲を彬良氏が耳コピーして譜面に起こした(←というのは、今年2月のよみうりホールで行われた発進式でも言われてた)のですが、その920曲に今回の2199で新たに彬良氏が作った曲を足すとなんと997曲になることが判明!…司会の太田さんも「もう1000曲と言ってもいいでしょう!」とフォロー。(^_-)-☆
今回の2199を作るにあたって泰氏が作られたヤマトの曲を譜面に起こしてみて、彬良氏は「天国にいる父のレッスンを受けているみたい」な感覚だったそうです。
言葉は語らずとも音楽で思いを伝え、それを継承していく…御二人のヤマト愛と音楽家魂を垣間見た思いがしました。。。(^_^)
そしてトークタイムが終わり、太田さんに「このあとは宮川さんにお任せします!」とあとを託された彬良氏…とヤマト……といえば、このコーナー!!?
ヤマト音楽の大勉強会w
クラシック音楽に思われがちな、ヤマト・ミュージックですが‥
「ヤマトはRockだ!?!」ということで、まずは『捜索艇』↓。
こういう曲はやはり血が騒ぎますね。(^_^)
‥しかも超・ビッグバンドのド迫力サウンドの音圧!!…思わず身体が勝手に動いてました。(^_-)-☆
そして次は泰氏がヤマトの曲の中でも特に好きだったという‥
『無限に広がる大宇宙』。
‥ここでスキャット担当のソプラノ歌手・Yuccaさんが登場。スキャット(♪あ~あ~…。^_^;)を歌いながらステージを横切って何も言わずに去っていかれた!?!…これには客席もステージ上も唖然呆然!?(^_^;;
でも、黙して語らずっていうのも…それはそれでミステリアスな感じでよかったです。(^_^)
(Yuccaさん…実は実写版「SPACE BATTLESHIP YAMATO」でもこの曲のスキャットをつとめています。)
続いては、泰氏が当時のプロデューサーから‥
“ベン・ハー”のような曲をという希望を出されて作ったという『艦隊集結』。
(ベン・ハーの様なって…プロデューサーさん、ずいぶんとまあアバウトなオーダーですわな。^_^;)
そんな無茶振りなオーダーに答えて名曲を生み出した泰氏に大拍手!
さらに曲は“ヤマトが地球を発進するまさにその時、超大型ミサイルに襲われ、それを撃破して姿を現す”シーンで使われている‥
『地球を飛び立つヤマト』へと続きます。
↑
‥ここで、ピアノを弾きながら実演解説!!
彬良氏曰く、この曲は遠くから近づいてくる感じがよく出ていて、ポイントは「(ピアノを弾きながら)♪さぁ~~がれば、あがるョ~(場内爆笑)」「ドレミファソラシドの流れが効果的に使われている」…なるほど分かりやすい、でもおかげでこの曲を聴いてる間「♪さぁ~~がれば、あがるョ~」がリフレインされちゃいました。(^_^;
続いての曲は…来たきたキタ!
『コスモタイガー(Wan・Dah・Bah)』…ワンダバw…キタ―――――o(≧▽≦)o―――――!!!!!
※そこ☆あに 「宇宙戦艦ヤマト2199 音楽編」のインタビューで、彬良氏vsチーフディレクター氏のワンダバ論争(ワンダバ事件?)のくだりを聞いて事の顛末を知っているだけに「あぁ、これね!」って感じ。www
…そんな2人の思いの着地点がワンダバダバダになったわけですね。。。(^_-)-☆
彬良氏は「(ワンダバの曲を作った『帰ってきたウルトラマン』の作曲家)冬木透さんに(チーフディレクター氏と)2人で菓子折り持って挨拶に行かないと」と言って笑いを誘ってました。(^_^;
また、ここでは5人の男性コーラス隊…名付けて“ワンダバ・コーラス隊”が大活躍!
ワンダバコーラスでコスモタイガーを盛り上げておりました。(^_^)
次は彬良氏が宇宙戦艦ヤマト2199のために書き下ろした新曲が3曲。
まずは作曲家人生で初めて国歌?を作ったwという‥
ガミラス国歌『永遠に讃えよ我が光』(日本語に翻訳済みwww)
‥と、士官学校の校歌をイメージした『銀河航路』↓
…を、先ほどのワンダバ・コーラス隊のみなさんがフルコーラスで熱唱!
ガミラス国歌は威風堂々威厳たっぷりに、銀河航路は拳を上げ下げしながら明るく闊達に…また、途中で「よ~そろ~!!」なんて掛け声も!.…超・ビッグバンドの音量に負けない声量、お見事でした♪
そして「最初作曲された73曲のうち、その半分はテーマのバリエーション」で、「ヤマトはアニメと音楽の総合芸術」という話から彬良氏曰く‥
スラブ風アレンジの『ヤマト渦中へ』…通称:ぶんちゃかヤマト。www
ヤマトの曲って、映像がなくても音楽を聞いているだけでなぜか絵面が思い浮かんだりする…なぜだろうってずっと思っていたんだけど、彬良氏の「ヤマトはアニメと音楽の総合芸術」という言葉ですごく納得しました。
↑
映像(=アニメ)ありきで音楽があり、音楽ありきで映像がある…だからこそ、音楽を聞いてすぐ映像が思い浮かぶんだな~と。
いよいよ第1部も終盤…彬良氏は吹奏楽とヤマトに対する思いを語りました。
「ヤマトといえば吹奏楽メンバーにとってはやりたい曲だけど、曲を知っていてもアニメを知らない。以前からのヤマトファンは音楽を知っていても生の曲を知らない。2199はそんな人たちを結びつけるアニメです」
最後に、彬良氏も大好きだという…父・泰氏の曲『大河ヤマトのテーマ』↓
‥が演奏され、第1部は終了となりました。
**********************************************************************************
第2部/第11話「いつか見た世界」先行上映
(『宇宙戦艦ヤマト2199』第四章「銀河辺境の攻防」より)
第2部は第四章の先行上映、映画館並みのスクリーンで迫力満点。
大筋?wでは、登場人物それぞれが持っている過去と向き合っている?人間模様が描かれている…のかな。。。
(ネタ的にはあまりに時期早々?と思われるので詳細は避けますが…公式サイトで一部紹介されている画像でネタをくみ取ってくださいね。^_^;)

一部、戦闘シーンも盛り込まれてはいましたが…その人間模様に重点が置かれている感じか?
また、この先行上映ではKOKIAさんの歌うエンディングテーマ『記憶の光』も流れました。
**********************************************************************************
第3部/主題歌による『宇宙戦艦ヤマト』の世界
【曲目リスト】
№12 宇宙戦艦ヤマト(「宇宙戦艦ヤマト」シリーズより 歌:ささきいさお)
№13 テレサよ永遠に(「宇宙戦艦ヤマト2」より 歌:ささきいさお)
№14 ヤマト!!新たなる旅立ち(「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」より 歌:ささきいさお)
№15 ヤマトよ永遠に(「宇宙戦艦ヤマトⅢ」より 歌:ささきいさお)
№16 ラブ・シュープリーム~至上の愛~(「宇宙戦艦ヤマト 完結編」より 歌:Yucca)
№17 星が永遠を照らしている(「宇宙戦艦ヤマト2199」より 歌:結城アイラ)
№18 美しい地球を知る者よ(「宇宙戦艦ヤマト2199」より 歌:美郷アキ)
№19 真赤なスカーフ(「宇宙戦艦ヤマト2199」より 歌:ささきいさお)
第3部は主題歌で堪能する宇宙戦艦ヤマトの世界(←折角この機会に生オケじゃなかったのはちと残念!)…ヤマトの主題歌といえばやはりこの方!ささきいさおさん!!!
御歳70歳とは思えない!…今も昔と変わらない若々しいささきさん…『宇宙戦艦ヤマト』はもちろんのこと、(今回は)『真赤なスカーフ』も生で聴けて大感激!!
「(ヤマトのテーマは)背中から宮川(泰)先生と(作詞の)阿久悠先生がにらんでいるような気がして、君が代を歌うように緊張する」とささきさん。ヤマトのテーマは型を崩せないので、変な癖が出ない様に今でも家で練習しているとか。(^_^;
真赤なスカーフに関しては、この歌の前のトークでささきさん曰く「この曲は宮川(泰)先生の代表作『ウナ・セラディ・東京』と似ている。大好きな曲を残そうとしたのではないか」…これに対して彬良氏は「きっとそうだと思います」と即答してらっしゃいました。
他に泰氏が「いい曲だ。自分で書いたと思えない」とささきさんに会うたびに自画自賛wして言っていた『テレサよ永遠に』や、プロデューサー氏の「またヤマトを作りたい」という言葉から生まれた【宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち】のテーマ曲『ヤマト!!新たなる旅立ち』、ささきさん自身32年ぶりに歌ったwという『ヤマトよ永遠に』が歌われましたが、やっぱりささきさん=Mr.宇宙戦艦ヤマト!!(^_^ゞ…うっとりとその美声に聴き惚れました♪
そして“ラブ・シュープリーム”…この曲はもともとは八神純子さんの曲ですか、アキラさんのピアノでYuccaさんが歌います。(この日、八神純子さんは埼玉でライブコンサート中でした…惜しいっす。)
次に、最新作である【宇宙戦艦ヤマト2199】からは結城アイラさんが歌う『星が永遠を照らしている』と、美郷アキさんが歌う『美しい地球を知る者よ』の2曲。
結城さんも美郷さんもまだお若い方ですが、二人ともお兄さんの影響でヤマトを見るようになったそうで…そのヤマトのEDを歌えるのは光栄てうれしいと口を揃えて言っていました。
(特に結城さんは昼の部の時は音響トラブルがあったそうですが、私が見た夜の部ではトラブルもなく素敵な歌を聞かせてくれました。♪)
ささきさん!Yuccaさん!結城さん!美郷さん!素晴らしい歌をありがとうございました。m(_^_)m
**********************************************************************************
♪宇宙戦艦ヤマト
(「宇宙戦艦ヤマト2199」より 歌:出演者&客席全員)
そしていよい大式典もフィナーレ!
ヤマト音楽団も再登場、超・ビッグバンドをバックに出演者・客席全員で宇宙戦艦ヤマトのテーマを大合唱!…客席はスタンディングで且つ、音楽団のみなさんも立っての演奏です!!
この歌の前に、彬良氏はこんなことを私達に言いました。
「人の命は短いけれど、音楽の命は長く歌い継がれていく。今日がその証拠じゃありませんか?」
彬良氏もおっしゃる通り、いい音楽は長く残り伝わっていく――ヤマトはそれを証明したわけですね!
そんな素晴らしい音楽を残してくださった宮川泰先生への尊敬の念と感謝の気持ちを込めて…私も万感の思いでヤマトのテーマソングを合唱させていただきました。(^_^ゞ
そして全てが終わり、鳴り止まない拍手。。。
彬良氏が「この拍手は天国の父に向けられたものですよね…」と、ポツっと言っていたのが印象に残りました。
今日の『ヤマト音楽団大式典・2012』も…ホント、見に来て良かったです!
あの約2時間半の間、とても幸せな時間を過ごすことが出来ました。。。
客席もステージ上も一体になって盛り上がったあの感動は、ずっと忘れられない思い出になりました。
宮川彬良氏をはじめとする出演者のみなさん、そして今回のヤマト音楽団大式典に関わった全てのみなさん、どうもありがとうございました\(^o^)/!!!
**********************************************************************************
社会人になって、三度目の関東勤務を迎えて5年が過ぎましたが…【復活篇】・【実写版】そして、【2199】と‥
これ程までに、
新たな『ヤマト・ブーム到来』をこの地で満喫出来る私は、とても幸せ者であります。(^_^ゞ
~P.S.(番組宣伝)~
テレビ朝日で
11月25日(日)朝9:00より放送される「題名のない音楽会」
今回のテーマは
日本の巨匠(5)宮川泰!
宮川泰さんは、旧作『宇宙戦艦ヤマト』で音楽を担当し、数ある名曲を生み出しました。
番組では『宇宙戦艦ヤマト』から選曲された宮川泰さんの曲が演奏されます。
そしてなんと、その解説と指揮をとるのは、ご子息であり『宇宙戦艦ヤマト2199』音楽担当の宮川彬良さん!
さらにささきいさおさんも「宇宙戦艦ヤマト」を歌います。
ヤマト音楽たっぷりでお届け致します。ぜひご覧下さい。
Posted at 2012/11/23 10:19:02 | |
トラックバック(0) |
宇宙戦艦ヤマト | 音楽/映画/テレビ