9月初日、明日で休暇も終わり。
帰り道、曹洞宗大本山
永平寺に寄ることにしました。
深山幽谷に佇む質実剛健な造りの
日本を代表する禅の道場。
この
雰囲気が好きで何度か訪れています。
「最終日 永平寺と恐竜と峠攻め」
出発前の旅館
休前日とはいえ混んでました
福井市を横切り永平寺へ 途中の道は前回訪れたときは工事中だった中部縦貫道の一部が完成するなどして風景が少し変わっていました
さて、駐車場を探して門前の土産物屋へ
駐車料金は
無料。ただしその土産物屋にて
1000円以上買わなければなりません。
隣の一般駐車場は500円。でも、満車!
樹齢約700年といわれる老杉に囲まれた静寂な佇まい
参拝者入り口
迫力のある木々
木々に囲まれ並び立つ伽藍
現不老閣猊下の発願により建立された納経堂、
「報恩塔」
参拝前に永平寺川を少し登り
蜻蛉の滝
少し角度を変えて
曇りの上に木陰で暗いので遅いシャッタースピードはちと
きつい!
ISついてて良かった~
拝観手続きを終えて、先ずは
吉祥閣へ
二階の大広間
「傘松閣」
160畳敷の広間の天井には南画の大家144名による
230枚の花鳥図がはめこまれています
中心となる7つの建物
「七堂伽藍」の一つ
「僧堂」
僧堂に懸かる
魚鼓
一畳敷の
「単」と呼ばれる座禅を組むためのスペースが82個配置されています
魚鼓の対側にある太鼓
僧堂から眺めた
仏殿
七堂伽藍は人体を模して配置されており
「仏殿」は心臓の位置にあたります
法堂から見下ろした仏殿
「法堂」は最も高い所に位置に七堂伽藍で
頭の位置にあたります
僧堂の対側にある
「大庫院」
「庫院(くいん)」とは一般寺院の「庫裡」にあたり
厨房です
大庫院の前の廊下で修行僧の説明を聞きました
永平寺では御飯は
1杯までおかわりが出来るのですが、炭水化物を摂りすぎると
「脚気」になって苦しむため、おのずと一膳で終わらすのだとか。
巷では滅多に見ることのない「脚気」も修行僧のあいだでは
日常茶飯事にみられる光景だそうです。とくに浮腫(足のむくみ)をきたすと座禅を組むときかなりつらいそうです。
「アリナミンAでも飲めば」と思いましたが、この
「脚気」とうまく対峙することも彼らにとっては
修業の一つなのだそうです。
せめて玄米や麦御飯にしたら~?
山門から眺めた
中雀門
山門に鎮座する四天王は修理中で見ることが出来ませんでした
ちなみに七堂伽藍は僧堂、仏殿、法堂、大庫院、山門のほか
「東司(とうす)」つまりお便所と
「浴室」
これらのうち僧堂、東司、浴室は
「三黙道場」と称して修行僧は一切の私語を禁じられているそうです
祠堂殿の大数珠
静寂で厳かな雰囲気の中
壮大な伽藍を巡る刻は大人にはいいのですが、
子供たちはすっかり飽きています!
そこで、機嫌を取るわけではありませんが(笑)
福井県立恐竜博物館
に寄ることにしました
九頭竜川に沿って隣の勝山市に移動、山の上の開けた場所に博物館はありました。
入り口に立つ恐竜のオブジェ
地方にありがちな補助金頼みの人気の無い施設を予想していたのですが
(失礼しました)、以外と本格的で親子連れで賑わっていました。
山の斜面にあるため入り口は最上階、エスカレーターで下ります
復元された化石
展示風景~
広くて展示物も豊富
動く恐竜の模型(しかも大きい!)に
下の子は大泣き・・・
これも怖がっていました
アロサウルスの頭
これは笑いました
バカボンのおまわりさん
こんなものも・・・
くじらのおち○ちん
そういえば越前松島水族館にもさらに
BIGなイチモツが展示されてました。
皆、考えることは同じ(ぼそっ)
もう夕方・・・・R158で九頭竜湖をかすめて東海北陸道の白鳥ICへ
飛騨清美ICまで快適に高速を飛ばし下道で高山市まで
次いでR361(木曽街道)で帰還しました
R361では峠を存分に楽しめました。
遊んでくれた地元ナンバーのランクル、ありがとうー!
楽しみすぎて写真を撮ってる暇がありませんでした・・・・・(笑)
今回は美食ネタはなしです!
Posted at 2007/09/08 20:17:31 | |
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