【蕎麦屋】河内屋(かわちや)《閉店》
《閉店》知る人ぞ知る隠れた銘店
2008年02月24日
国道20号から側道に入り線路を越えてすぐ右折し狭い商店街を進むと右側に店を見つけた。しかし駐車場が分からずそばに路駐し駐車場の場所を聞きに走る、すると奥さんが丁寧に教えてくれた。
あらためて店に入る、カウンター数席と座敷に2卓、店奥にテーブルが一つ、外観も含め「なんてことはない町場の蕎麦屋」という本の紹介文はあながち嘘ではなかった。せいろとやきとりを注文ししばし待つ。
せいろが来た。塩で食べると美味いというので「藻塩」をふっていただく。蕎麦は安曇野翁やおぎのやで出てくるような淡い緑色。上質の丸抜きを使っている証拠だ。星はわずかに見える程度。するっと口の中に入ってくる、噛んでみると思いの他コシがある、硬いのではないむしろ更級を思わせるプリプリとした食感だ。噛み応えだけではない、蕎麦の持つ甘味がじわりと出てくる。それだけでならば典型的な更級なのだが蕎麦の香りも強い。このバランスは二八かと思いきや8割5分、長年の紆余曲折の上にたどり着いたレシピだそうだ。蕎麦汁はやや甘めだが節系の香りが上品で何よりも蕎麦との相性が抜群。これは美味い蕎麦だ、ダシにもこだわりがあって金をかけているらしい。せいろ一杯850円ではもとがとれないという。それでも店舗は持ち家で従業員を置かず何よりも美味いといってくれる客がいるからこそ続けているのだと。ゆで汁も白濁濃厚、そのままでも味があるし「藻塩」を入れてもうまい。たかが町場の蕎麦屋、されどこの実力あなどりがたし。プロのなせる技である、これはリピート確定。
追記:2009年6月時点で休業中です。
追記2:2011年7月残念ですが廃業を確認しました。
住所: 長野県諏訪市大手1-14-11
電話 : 0266-52-1142
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