「幻のラーメン」-佐野-

「財布や命は落としても味は落とさず」「佐野で2番」等、店外内に沢山の能書がありとても怪しい雰囲気です。こちらは知る人ぞ知る佐野ラーメン界の異端児（失礼しました）です。臆病物なので遠避けてましたが雨のストレート全開アタックの精神です！！ラーメンが運ばれて来るとプーンとダシの香りが立ち込めてきます。期待させられ撮影するのを忘れるところでした（汗）。スープは動物、節系がシッカリと効いてますが後味が舌に残りません。化調をいっさい使わない表れなのでしょうか。店主自ら足踏みするという自家製麺は佐野では珍しく細縮れでかなり加水率が高いため金色に輝いてます。食感はツルッと噛まずに飲み込めるほどです。店主共々個性的なラーメンでしたが残念な事に店が汚い。能書考える暇があったらテーブルのひとつくらい清潔にして下さい。北大路魯山人の書籍でも読んで欲しいところです。せっかくの美味しいラーメンが悲しんでいるように私には見えました。