
昨年は広島、先日は函館までの往復を快調にこなしてくれた白コスモ、本当にお疲れ様です(^^)
という事で昨日はちょっとしたメンテナンスを・・^_^;
まぁ内容はポイントの交換と点火時期を調整しただけですが(笑)
今時の車はメンテナンスフリーですからユーザーがエンジンの調整をする事はありません、まぁ調整する箇所もないですが・・。
キャブレターや点火系を自分で調整する事で愛車の調子を維持するのは旧車乗りの醍醐味ともいえます。
だからといって、しょっちゅう調整をするのかといえば決してそんな事はなく、定期的に点検と調整をするだけなので私としては旧車といっても意外に手間はかからないと思っています、もちろん車種やコンディションにもよるでしょうけれど^_^;
バルブ機構を持たないロータリーエンジンではバルブクリアランスを調整する事がないですから調整箇所といえばキャブレターと点火系になるわけですが構造上において着火性が良くないロータリーエンジンは特に点火系のメンテナンスが大切です。
コスモのキャブレターは排気ガス対策デバイスの作動スイッチやアイドリング回転数、アイドリング時の燃料供給量を決めるミクスチャーアジャストが主な調整箇所です、もっとも排気ガス対策デバイスのスイッチの調整はそう簡単には狂わないですが。
アイドリング回転数はそれほど頻繁に調整する事はないですし、ミクチャーはアイドリング時にサーマルリアクターが適正に酸化反応するようにキャブレター内スロー系統からインテークマニホールド内に供給される燃料の量を調整するものなので調整の影響があるとしたらアイドリング時や発進時のような極低速域で、通常の走行フィーリングやエンジン出力には影響しませんからムダに調整する必要はなく私は一度調整を決めたらミクスチャーをさわる事はまずないですね、季節で若干の変化があっても調整が必要なほど狂った事は殆どありません、何事も必要以上にいじくり回すのは良くないですね(笑)

もう9万3千Kmです、乗ってるなぁ~感謝の意を込めてメンテナンスしたいと思います(^^)

ではポイントを交換します
白コスモはポイントが3個付いていますが今回はL側とT側のポイントを交換し、チョークを引いた時の点火リタード用ポイントはそのままでいきます(大事な部品ですから節約・・^_^;)
作業の様子です、テスターを見ながらドエルアングルを調整し、その後に点火時期を調整します。

ロータリーエンジンはL側とT側が個別の点火時期で着火するので点火系が二系統になっていますが、それゆえ調整は少々手間がかかります。
整備書のやり方だと非常に面倒で時間もかかるので私は独自の?方法でやっています^_^;

L側の点火時期を調整しているところです、T側は普通にデスビをひねって調整ですがL側は中身をバラした状態でないと調整出来ないのです^_^;
ところで・・作業を始めようとしていたら旧車仲間がステキな車で登場

家族でイベントに行けるようにと、入手したばかりというライトエース、程度抜群でした。

何とも昭和な光景・・(笑)
作業を終えてエンジンをかけてみます、始動性はバッチリ良好です(^^)交換したポイントは使えないわけではないので予備に保存しておきます(^_^)
Posted at 2011/08/01 21:57:17 | |
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