
NBOXで初めてユーザー車検を受けてきました。
ユーザー車検についてのブログや動画はたくさんあるので、自分なりに感じた事を書きます。
<24ヶ月点検>
検査後でもOKですが、不合格になるのも面倒なので事前にすることをお勧めします。少しでも不安があるなら無難にプロへお願いした方が良いと思います。
日頃からホイール交換やエンジンオイル交換は自分でやってきました。
ホイールを外した時に足回りの点検、エンジンオイル交換の時はエンジンルームの点検はしています。不都合があれば自分で直してきました。と言っても新車で購入して7年、故障らしい故障は思い当たりませんでした。とはいえ24ヶ月点検は法定定期点検ですから一通りチェックしていきましょう。
ネットでダウンロードしてきた点検記録簿に沿ってチェックしていきます。
詳しい点検内容は省きますが、特に見ておいたほうが良い箇所をあげます。
検査では車の下回りをみられます。
足回りのガタツキを見られます。ステアリングロッド、サスペンション類、ハブ、ホイールナットは点検・増し締めをした方が良いです。
オイルやグリスなど漏れていると不合格になってしまいます。酷く漏れているようだと修理が必要になります。
各ランプの点検、レンズに割れなどないかチェック。忘れがちですがホーンが鳴るかどうか、ウォッシャー液も出るか検査対象です。
車体番号とエンジン型式番号をチェックします。記載場所を把握して置きましょう。(訊かれた時のため)
NBOXのエンジン型式番号はすごく分かりづらいところにあります。バンパー下から覗かないと確認できません。(今回は車体番号のみでした。)
光軸・サイドスリップ・40km/hメーターは設備がないとチェック出来ません。
不安であれば事前にテスター屋さんで見てもらった方が良いです。
今回は出来るだけ費用を安く済ませたいのもあるので、もし不合格ならテスター屋さんへいこうと決めていました。
その他今回の点検で気になったエアクリーナー交換、インテークパイプも亀裂があったので交換しておきました。
イリジュームプラグは省略可ですが、一度も見たことがなかったので外してみました。異常はなく綺麗に焼けていました。
<ユーザー車検の予約>
点検の目処がついたのでユーザー車検の予約をします。
ユーザー車検には必ず事前に予約が必要です。
自分の車は軽自動車なので、軽自動車検査協会のHPから予約をします。
予約には車検証が必要です。手元の用意しておきましょう。
<必要書類>
ここでユーザー車検時に必要な書類を確認しておきます。
1.車検証
2.自賠責保険証(新旧)
3.自動車税納税証明書
4.24ヶ月定期点検整備記録簿
5.ユーザー車検の予約番号
1.車検証は車に入ってますね。
2.自賠責保険証は新たに加入しないといけません。自動車検査場内でも入れるらしいですが、自分の場合はついでがあったのでディーラーで加入しておきました。
3.納税証明書は毎年6月ごろ送られてくる税金の支払った領収書です。見当たらない場合は役所で再発行してくれます。
4.自分の場合はネットでダウンロードした用紙を使って記載しました。なくても車検後点検も可能のようです。
5.予約番号がわかれば大丈夫だと思いますが、念のためプリントアウトしていきました。
その他、認印も必要になります。忘れずに。
<車検当日>
当日予約した時間までに支所へいきます。
自分が予約したのは朝一番の1ラウンド目(受付8:45〜10:00 検査時間9:00〜10:15)です。
開始5分前くらいに着きました。案内板をみて0番へ行き、初めてなのを告げて書類を提出しました。
時間前でも受付してくれました。とても丁寧な対応でした。
持参した書類の他に2種類の書類が必要になります。書類は自動車検査場でもらえるので必要箇所に記入して提出します。
代書屋さん(2000円ほど)もあるようですが、記載はとても簡単です。親切に教えてくれますので、心配なしです。
到着したときの走行距離をメモしておいた方がいいです。書類に記載する箇所があります。自分は一旦車まで戻りました(汗)
<検査ライン>
いよいよ検査ラインで検査を受けます。
初めてなのを告げたら検査時のマニュアルを渡されました。
表紙には初心者マークが大きく描いてあります。
ダッシュボードへ置いておけばアタフタしても助けてくれるそうです。
9時開始前に検査ラインの前で待っていていいと言われたので地面の赤いラインに沿って進んだら、なんと1番になってしまいました。
自分が行った練馬支所は検査ラインが1ラインしかありません。そして後ろにプロっぽい人が並んでます。内心ドキドキでしたが、時間になったら女性の方が終始横に付いてくれて指示してくれました。
これがとても心強かったです。
検査は15分くらいで終わましたが、一つだけ不備ありました。
前面ガラスの左上に貼ってある1年点検の丸いステッカーです。
それが1年点検を受けていなかったので期限が切れていてダメなんだそうです。
検査を受けていないのがダメなのではなく、期限切れのステッカーが貼ってあることがダメなんだそうです。
なのでラインが終わった後でステッカーを剥がして確認をして貰ったら、めでたく合格になりました。
<車検証交付>
合格のハンコをもらった書類を再度受付に提出して、新しい車検証とステッカーを貰ったら終了です。
最後にステッカーを前面ガラスに貼って完了です。
検査場に8時40分に着いて全部終わったのが9時15分くらいです。
なんと30分くらいで終わってしまいました。
で、気になる費用ですが・・・
自賠責保険 21,140円
重量税 6,600円
検査手数料 1,400円
合計29,140円です。
交換部品を入れても35,000円くらいで済んでしまいました。
ディーラーに頼むと最低でも2日は掛かります。
車を置いて歩いて帰り、また歩いて取りに行く手間と費用を考えたらユーザー車検がどれだけ楽なことか。
平日休み取れる人、自分である程度整備できる人はユーザー車検はぜひお勧めです!
ただし、整備不良があると命に関わることなので車検に関係なく点検整備は万全にして下さい。
自信がない人はプロへお願いすることをお勧めします。