2012年05月28日
NC2が来てから2ヶ月。ようやく1300km走った。まだレッドに放り込む気はないが、最初の慣らしは一段落した。
訳あって、NAからNCに変わるまでの一ヶ月、NC1を借りていたのだが、NC1と比べても、NC2は随分と熟成されていると感じる。借りていたNC1は、新車の時から何度か乗せてもらっていたのだが、全体的にあたりがついたなと感じるまで、随分かかった気がした。それに対し、NC2は、最初からなめらかで、新車時からきちんとあたりがついているような印象だ。こういうのは、どこかを大きく変えたらそなるというものではなく、小さな事をコツコツと積み重ねていってはじめてできることだと思う。何がどう変わっているのかは一部わかっているが、知らないことが沢山あるだろうなと思う。近年、これだけ丁寧に熟成されていくクルマは珍しいのではないだろうか?
MZRは元々スムースで、下から上まで綺麗に回るエンジンだと思うが、マイナーチェンジでその感じが一段と強くなった。音もいい。NAの時は、エンジンだけは何とかしたいなと思ってあれこれ手を加えたのだが、NC2に関しては、バランスを重視するならノーマルのままがいいと思う。トップエンドは未確認だが、新車時でこれだけ中低速が綺麗に回れば、パワーは不明だが、上まで綺麗に回るだろう。排気音がほとんどしないのが寂しいが、時代だから仕方ないだろう。
ブレーキは特に変化は感じない。NC1同様、低速時に、踏みはじめからガツンと効くところをもっとリニアな感じにしたいのだが、踏力の弱い女性も乗ることを考えると、ノーマルではこうなるのだろうな。ブレーキパッドの変更だけで十分調整できるだろうから、まあいい。
ステアフィールは極めて良い。NC1の時は、タイヤの横剛性がもうちょっと欲しいなと思ったが、NC2のRE050Aはこのあたりがかなり良くなっていると思う。当然、ロールセンターを下げたことも関係あるだろうが、全体に過渡的な動きがよりスムースになったと思う。タイヤのトレッド剛性がもっと高い方が好みなのだが、これも、ストリート前提のノーマルサスとのバランスという点から見ると、これくらいが丁度良いと思う。いずれにせよ、全てが1ランクスムースかつしっかりとした感じがする。そのため、普通に乗る分には、オンザレール感覚で気持ちいい。フロントサスペンションアームの前後方向の動きはそれなりに許容しているようなので、ここを規制したらもっとしっかり感が出ると思うが、どうだろう?バネ、ダンパー、タイヤ以外に何かやるとしたらまずここのような気がするのだが。
乗り心地もかなりよくなった。これも、しっかり感が増した。
全体として、 NC1に比べて、より締まった感じがする。とはいえ、ロードスターであることには変わりはなく、NAではコツコツと手を入れていっていた事が、最初からよりレベルの高いバランスで実現されているという感じだ。もっとも、いじり方の方向性が僕とは大きく異なっていた人が乗ると、どう感じるかはわからない。
唯一の不満は、第一に、車高が高すぎること。仕方がないのだが、やはり、30mm位は落としたい。ノーマル車高では、せっかくの秀逸なデザインがもったいないと思う。
決して積極的に乗り換えたわけではないのだが、結果的にはこれで良かったと思う。少なくとも、20年近く乗ったNAをあと30年維持する自信はなかったが、これなら今から30年なんとかなりそうな気がする。売れたクルマを放置して、過去の名車にしておいて、みんながオリジナルの真の姿を忘れた頃に復活させるのは簡単である。誰も覚えてなんていないのだから。NAですら、フルノーマルの状態を覚えている人はほとんどいないだろう。タイヤまで完全に再現する事は事実上不可能なのだから。
しかし、批判を覚悟でその時代のレギュレーションに合わせたクルマを開発し、造り続けることは非常に難しいと思う。コンセプトを守ることも難しいが、前提となる条件はどんどん厳しくなるし、モデルチェンジ前のクルマとまともに比較されるのだから。しかし、それを続けてくれたことに本当に感謝している。またこうやって一からやり直す機会をえられたのだから。
Posted at 2012/05/28 22:25:26 |
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2012年05月01日
乗る暇がなくて、なかなか慣らしが終わらない。前は独身の時だったから、1ヶ月で5000km走ったのに。
Posted at 2012/05/01 00:29:13 |
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2012年04月24日
NCが来て2週間。イテリアの雰囲気を最優先し、ちょっと無理して付けたBOSEシステムではあるが、これにして良かったとつくづく思う。
自宅オーディオルームのディナウディオには当然及ばないが、BOSEもなかなかやる。この2週間で、オーディオシステムはかなり慣らしが進んだようで、ここ数日は特にそう思う。
スポーツカーにいいオーディオは不要とも思えるかもしれないが、そんな事はない。楽しくて気持ちのいいドライブがスポーツカーの存在意義ならば、好きな音楽をいい音で鳴らしてくれる事は重要である。
アフターマーケットの、特に日本メーカーのオーディオシステムのような、上と下を強調した派手な音ではないが、純正らしく、音場をきれいに作ってくれ、極自然に鳴らしてくれる。納車前は、アクティブサブウーファーとツイーターの追加方法をあれこれ考えていたが、下手にさわってバランスを崩すともったいないと思うようになった。
この一週間は、もっぱらビル・エヴァンスばかりだが、和音が綺麗に響いてくれて、ドライブの楽しみが一つ増えた。
Posted at 2012/04/24 23:17:00 |
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