チューニングカーに求めるもの・・・?
人それぞれコンセプトが異なると思うけど、
ボクの場合は、自分が乗ってみたいクルマを最もお金を掛けない方法で実現させることだと思っている。
「最もお金を掛けない方法で・・・」これに関しては、色々とご意見があると思いますが、ボクの最終的な目標は、自分のデザインしたクルマを製作し、レースで走らせること。それは一生涯掛かっても実現できるかも叶えることができるかもわからない壮大な夢でもあります。しかし、ある程度ベースができている市販車をベースに仕上げるのであれば、確かにお金はそれなりに掛かってしまいますが、フレームの設計から行なうコンセプトカーよりも1桁少ない費用で実現できることでしょう。
今回製作したGT300ストリートVer.は、ボクの憧れのスーパーカーでもあり、未熟ながらもこれまで雑誌取材などで勉強してきた最高と思われる技法を随所に取り入れて、完成させたクルマでもあります。
製作に関しても多くのチューナーさん、そして多くのメーカーさんに携わっていただいてますが、基本的な作業に関しては私の要望通りに製作、セットアップしていただいております。
1台のクルマを作ること。感覚的には1/1プラモデルのようなものです。そしてセットアップやパーツのセレクトは、テレビゲームの様な感覚かも知れません。それが現実的に、そして実際に走らせることができるわけですから、バーチャルゲーム以上の面白さがあります。
クルマをトータル的に仕上げることは、それなりの知識と経験が必要だと思いますが、CARBOYでの記事に関しては、毎月ページの制約があるので全てをコト細かく掲載することはできませんが、自分なりに一生懸命書いてきたつもりです。
先日、製作編の最終原稿を無事に書き終えました。ある部分で物理的に、予算的に妥協しなくてはならない部分もありましたが、自分的には理想的なクルマに仕上がったと思っています。
このようなクルマ作りに関しては、色々な雑誌でも部分的に掲載されているものもありますが、やはり私からすると的外れな内容のものも多数あります。理論はそれなりでも、現実的には・・・。というものも多いでしょう。
いよいよ、ボクの理想のコンセプトカーが走るときが近付いて来ました。その成果を出すときが来ました。街乗りをはじめ、ツインリンクもできでのデモンストレーション走行で、不具合も見つかって来ました。これからその不具合を片っ端から取り除き、タイムアタックに臨みます。
本格的なシェイクダウンは、11月20日頃になりそうです。是非楽しみにして下さい。
ちなみに、11月3日・4日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGT第9戦で車両展示を行ないます。グランドスタンド裏の特設会場に展示される予定ですので、スーパーGTにいらっしゃる方は是非遊びに来てください。
Posted at 2007/10/27 11:33:12 | |
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