
S2000のRフェンダーに錆が発生していた為、
板金塗装で、最寄りのディーラーに預けました。
代車として、現行フィットを数日間、使用する事になりました。
(グレードは不明です。一般的なガソリン車かと思います)
この車、確か昨年(2017年)にマイナーチェンジがあり、
多数の改良が施されていると、自動車雑誌で見かけて
頭の隅で知っている程度でしたが、
今回、実際に使用して、その改善ぶりに感心しました。
このフィット(GK型)については、初期型を両親が所有している為、
実家に帰省した際に、よく使用していました。
その為、どんな車かは、概ね知っていました。
その印象は、日本メーカーのコンパクトカー(1000~1500cc)の中で
平均的な感じで、特に良くも悪くもなく、値段相応の車って感じでした。
ちなみに、このクラスの個人的な評価&好みでは、
デミオやスイフトが一番良く、T社とD社の車が悪い印象です。
(両親のMC前のフィットはその中間くらい。)
ところが、今回、代車で使用した現行型(MC後)は、大幅に良くなってました。
改良点の詳細は知りませんが、乗った印象として、以下のように感じました。

① ボディ剛性が上がっている感じがする
② 若干固めなサスなのに、乗り心地が良くなっていると感じる(①の恩恵?)
③ ステアフィールが良くなっている。
センターに座りがあり、かつ操舵量と旋回が一定な感じでスムーズな運転がしやすい
④ CVTの制御が良くなっている?
無駄に滑っている感じが少なく、加速もスムーズになった。
⑤ ロードノイズ、エンジン音などが小さく、快適になった。
⑥ ブレーキのコントロール性が良くなっている(ブレーキ操作量と減速が線形な感じ)
改良点を、正確に把握していないので、
見当違いな評価(気のせい)かもしれませんが・・・私のおおまかな印象です。
個人的には、同クラスの上位レベルになったと思います。
(方向性がコンフォート方向で、スポーツ方向のM社とはベクトルが違う感じですが)
なんか、このフィットのMCは、86/BRZの後期型に行われた改良を
連想させました。
特に根拠も無く、自分の仕事の経験上で なんとなく思うだけなんですが、
ホンダという会社だから、この車が良くなったというよりは、
担当の技術者が良い仕事をしたから・・・って気がします。
(別の担当者では、こうはならなかったのでは?って気がします)
でも、自動車業界&自動車好きの間でも、
そんなに話題になっていないような感じです。
(試乗記で、軽く記載している程度なイメージ)
実際、そんなに売り上げも上がってない感じ?
私が感心した部分って、感覚的な評価であり、、
総じて数字に出ない事象であったり、
カタログには出ない(伝わらない)内容だったりで、
売り上げには、繋がりにくいのかなぁ・・・
技術者が、せっかく良い仕事をしているのに
評価されないのは、なんか報われないように感じて
少しでも、「良い仕事は称賛されるべき・・・」という事に助力したくて、
このブログに書きました。
特に、MC前のフィットを所有している人達は、
一度、試乗車でいいので乗って見て下さい。
Posted at 2018/08/12 22:48:29 | |
トラックバック(0) | クルマ