リアハブベアリング交換 その1
1
ジャッキアップしてタイヤを外したら、まずはセンターのナットを確認。
間違いなくサビサビになっているはずだから、5-56等の浸透潤滑財をたっぷりと吹いておく。
十分に浸透させる間に、別の作業を進めておく。
2
ドライブシャフトのデフ側のボルトを緩めておく。(まだ完全に抜かない)
ボルトを緩める → サイドブレーキ解除 → フランジを回す → サイドブレーキを引く →ボルトを緩める、これの繰り返しが必要なので、かなり面倒くさい。
なお、ボルトはE型トルクス(サイズはE14)が使われているので、工具が無ければここで終了となる。
3
リアショックの固定ボルトを外す。ソケットは18mm。
本来ならショックを完全に取り外すべきだが、アッパーマウントに多少の負荷がかかることを覚悟の上で、このまま宙ぶらりんのまま作業を進める。
4
ナットの周りに回り止めのロックプレートがあるので、これをタガネやマイナスドライバで破壊する。
サビがコッテリと盛られてあっても、継ぎ目と思われるところを狙ってガンガンやってると、隙間が開いてくる。そこへ潤滑財を追加投入、プレートがベコベコになる頃には浮いてくるので、プライヤーで摘んで引っ張り出す。
5
ロックプレートが外れたら、センターナットを外す。
ソケットのサイズは30mm。高トルクで締まっているので、長いブレーカーバーは必須。
このナット、厚みが薄いのですぐにソケットが外れてしまう。力をかけてもソケットとナットが垂直になるように、ジャッキ等でサポートする必要がある。
6
キャリパーとローターを外す。
キャリパーの固定ボルトを外すには16mmソケットが必要。(BMWは16mmと18mmが多用されている)
キャリパーはブレーキホースに負担が掛からないように、ショックあたりに吊るしておく。
サイドを引いたままにしていて「ローターが外れない!」とパニくるのはお約束ですwww
7
(2)で緩めたデフ側のボルトを完全に抜いて、ドライブシャフトを取り外す。(画像無し)
左側のドラシャを外すためには、マフラーを取り外す必要がある。
ドラシャを外したら、スライドハンマーを使ってハブフランジを取り外す。
8
ガンガンやっているとフランジが抜けてくるので、ちょいと揺すったり、力をかける方向を変えてみたりすれば、そのうちに完全に抜けてくる。
このあたりは、やってみないとわからないコツってやつです。
その2に続く。
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