デフ玉交換(純正トルセン→クスコ2way)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
街乗りでは、デメリットしか無いみたいに言われるLSDですが、久しぶりに、あのトラクションを感じたくなってしまい。
デフ降ろすのも初めて。
自分の様な素人が、手を出して良いものか?
しばらく悩みましたが、自分しか乗らないクルマだしイイかっ。と言う事で。
ピニオンバラさず、ベアリングも交換しない、お手軽(手抜き)コース?でやってみる事にしました。
そうすれば、使うリングギアは同じなので
バックラッシュを前と同じくらいにすれば、
自ずと歯当たりも同じようになるだろうと言う希望的な予想。
ベアリングやオイルシールは、全部買って用意してあるんですが。更に油圧プレスも買うか、叩いて打ち込むかと考えているうちに、交換しない方向に逃げる事になりました(^◇^;)
メチャ苦労してデフ降ろしました。
定番のPPFとの接合部は勿論ですが左右の
ドライブシャフト抜きに苦戦しました。
とは言え、ミッション降ろしと比べたら自分的にはデフ降ろしの方が格段にラクですが。
2
なかなか、危うい状態で測定作業開始。
次回は、もっとちゃんとした物を考えなくては
3
降ろしたホンダS2000純正トルセンデフ。
ヤフオクで4,000円くらいで入手した中古品。
6年以上前?プロに装着して頂き、問題無く使って来て今も問題無し。この状態のバックラッシュと歯当たりを見ておき、この後自分で装着するクスコのLSDで同じような状態に組めたら良しとする作戦(^◇^;) 実測値で
バックラッシュは、0.09〜0.1くらいだった。
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歯当たり。加速側はこんな感じ。
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歯当たり。減速側はこんな感じ。
光明丹、ミッションオイルで溶いたが、ちょっとシャバシャバで見にくい。
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途中写真が無く、いきなり玉が替わってます。
手がオイルまみれで、写真少ない(^◇^;)
6年ぶりに使うクスコのLSD。
たぶんタイプRS。
このクルマ買った時には既に装着されていたもので、どれくらい使われた物かは分からない。
2way or 1.5way を選択できるもの。
今回は、2wayでセット。
ディスクもバラして順番を組み替えて
圧着面積が80%となるようにしました。
試してみたいという単純な理由。
出荷状態は100%にしてあるらしい。
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キャップを外した写真が分かりやすい。
両サイドに調整用のダイヤルがあり、右を締め込んだら、その分左側は緩めるといった感じでデフ全体を左右に位置調整して、
歯当たりを調整して行く。
今回のクスコ、バックラッシュは
0.1〜0.11くらいにセットした。0.09くらいを狙ったが、微調整はなかなか難しかった。
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そして、歯当たりを確認していく。
今度はシャバシャバにしないように気をつけた
が、厚く塗り過ぎた。
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厚塗りのリングギアの光明丹→ピニオンギアに移り→リングギアの塗ってない所に転写される。
この順で戻ってきた光明丹で歯当たりを見る羽目に(^◇^;) 減速側。
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加速側も、ピニオンから転写された光明丹で歯当たりを知る羽目に(^◇^;)
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車両に搭載してから、オイルシールを破損している事に気づいた。
ドライブシャフトを抜く時に、無理をして傷にしたみたい。
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買ってあったオイルシール。
打ち込みには、ホームセンターの
水道工事部材売り場にあったキャップ。
以前フロントハブボルトのキャップを打ち込む為に買ってあったもの。
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ドライブシャフトを差し込む。
外す時に、無理してオイルシールを破損したので
差し込みでは同じ過ちをしないように、ちゃんとやる事にした。
スタビライザーの取り付け部、ショックの下側の取り付け部、ブレーキキャリパー、ABSのセンサーなども外しナックルが充分に外へ傾く環境を作る。 そして今回1番のポイントはナックル下側を固定しているロングボルトの固着を解放して、ナックルがちゃんと動けるようにする事。 ロングボルトはガッチリ固着していた。潤滑スプレー吹いて少し時間をおき、レンチには長い鉄パイプを付けて延長。バキバキ、ギーギー鳴りながら何とかボルトが回るようになった。ボルトを引き抜く事はできなかったが、なんとかナックルを動かせるようにはなった。 それが、この写真の状態。
これくらいナックルが倒せれば、無理なくドライブシャフトをデフに挿入できる。
ドライブシャフトのスプライン部分は右側に比べ左の方が短いので、デフを降ろす時には少なくとも左のナックルの稼働範囲は確保したい。
左のドライブシャフトさえ抜ければ右は、デフを左に寄せればなんとかなるので。
14
2024年2月作業
ODO 302,316km
今回、結構苦労してしまったが、いろいろコツは掴んだ気がするので次回、仕様変更 or 純正戻しの時は、もっと楽にできる気がする。
追記。
街乗り(特に小さい交差点や駐車場)で、
バキバキ音、チャタリング?が酷いので
ディスクを組み替え、効きを100%になる様に仕様変更して、オイル交換しました。
(2024年10月作業)
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