
まさか自分が旧車生活を送る事になるとは
数年前には考えもしませんでした
今回改めて39年前の旧車と暮らしてみて
自分に起きた変化について書いてみます
1.毎日の感謝が増える
新車を買うと保証がついてきます
万が一不具合が出た時には、いかにDに保証を認めさせるか?
という戦闘モードに入ってました
が、
旧車は、自分でなんとかするか主治医に頼るしかないんです
毎週のように、色々な不具合が発生してましたが、
エンジンをかけようとする度に、神に祈るような気持ちで
無事に動いてください!
と思いますし、無事動くと
機械がまともに動いてくれる事に感謝します
今日も気持ちよく動いてくれてありがとう!
この気持ち、プライスレスだと思います
2. 車に対する知識が増え、不測の事態に備えたグッズを常備するようになる
僕は主治医に頼らず、自分でなんとかする事にしました
そのせいで、色々と勉強になりました
そして
ブースターケーブルや工具類などを常にトランクに入れるようになりました
備えあれば憂いなし
と言いますが、実際は
備えあっても憂いだらけです
まあでも、知識が増えたって事は人生の資産が増えたって事なので、これについても、AE86に大感謝です
3.多様性に対する寛容性が増える
古い車にずっと乗っている人って、どんなイメージがありますか?
車好きな人、オタク
一途な人、流行に左右されない人
車を買い替える資金がまだ貯まってない人
本当の価値を知っている人
レトロな雰囲気が似合う人
人生を謳歌している人
など
色々なイメージをお持ちだと思います
実際、それぞれのライフスタイルに合わせてカーライフを楽しんでいらっしゃるんだと思います
そうなんです!
この他人の価値観を否定しない事が多様性に対しての寛容性が大きくなっている証拠だと思います
事実、アメ車やワンボックスや軽自動車にも更に興味が湧いてきましたし、旧車に乗ってる人とすれ違うと、長く乗って楽しんでくださいねと思います
いい事だらけですねー
4.時間にゆとりを持って行動するようになる
今まで「ギリギリ間に合う」事を美徳としていました
時間のロスを最小限にし、仕事の効率を向上させる事こそ
ビジネスの基本だと思っていたからですが、
旧車だと何が起きるかわかりません
実際、先週もキーシリンダーが固着してキーが入らなくなりました😅
シリコングリースやCRCを常備してたのでなんとかなりましたが、
リスクマネージメントとして、ちょい不具合に対応しても間に合うような時間のゆとり、心のゆとりを持つようになりました
これもまたいい事ですねー
5.ガレージハウスが欲しくなり、もっと頑張らなきゃと思うようになる
前から欲しかったんですが、 やっぱり雨風だけでなく紫外線や埃を遮断してくれるシャッター付きガレージハウスがめっちゃ欲しくなってます
その為、もっと頑張らなきゃとモチベーションが高くなります
ただ
額が額だけに、諦めてしまうかもしれません
ん〜 これはいい事か悪い事かわからないなぁ
6.エンジンフードを開けてる人を見たら、大丈夫ですか?と声かけしたくなる
小さい頃、南海電車に乗る時に将棋倒しが起きて死にかけた事があります
全く知らないおじさんが圧倒的な力で僕を持ち上げて助けてくれました
数年前、デパートのエスカレーターに乗っていた時に僕の目の前で見知らぬ子供がジャンプして遊んでいました
が、降りる直前で手をついてしまい、隙間に指が挟まれそうになった時、
身体が勝手に反応して子供を持ち上げて救っていました
きっと子供からしたら圧倒的な力だったんだと思います
その子が大人になって、また誰か見知らぬ子供を救って
こういう正の連鎖が続く世の中になるといいなと思います
なので、
トランクを開けてる人には声かけしたくなります
ナンパじゃないですよ
以上、聖人クリオスでした😅
Posted at 2022/10/31 23:50:42 | |
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AE86 | クルマ