トルクレンチの分解・簡易校正！！

手持ちの狂っているトルクレンチを分解・校正します！！

上から、先週購入した板バネ式トルクレンチ40～200Nm（以後①）、
メインで使っていたベストツールTQW4、28～210Nm（以後②）、
弱めの締付用PWTのTW112E、7～112Nm（以後③）、
ホームセンターオリジナルのモンキー型トルクレンチ10～60Nm、
このうち、①、②、③、を測定する。

まず①を120に調整して測定。

１回目

２回目

３回目

新品だが結構狂っているようだ。

板バネ式の校正の仕方は不明なので来週購入したワールドインポートツールズに持って行こう。

続いて分解に進みます。

最初は③。

グリップを万力にセットして、エンドの大きなナットを緩めます。

モンキーで緩めて、

次にグリップの中のネジ切ってある部分を外して、

隠れているイモネジを外して、

エンドのネジを外します。

エンドを押し込んでスプリングを縮めて溝切ってある部分に止まっているストッパー（赤丸）を外して、

中のスプリングまで外します。

各部品を薄くグリスアップした後、赤〇のパーツを、

奥にある山切りされた部品に嵌るように入れて、それぞれ外した部品を逆の手順で元に戻します。

70Nmに合わせて、

組付け後１回目

組付け後２回目

大きく狂っているので校正します。

シャフトの真ん中あたりのゴム栓を外して中のネジをHEXで調整。

時計と反対廻りで数値が上がります。

調整後１回目

調整後２回目

調整後３回目

これでOKでしょう。

続いて②も分解・グリスアップして、120Nmに合わせて、

測定してみるとかなり狂っているのでこちらも調整して、

調整後１回目

２回目

３回目

OKでしょう。

しばらくこれで様子見します。