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2025年04月18日 イイね!

横須賀板金(ヨコバン)の問題点と注意喚起

横須賀板金(ヨコバン)の問題点と注意喚起標題のお店と色々トラブルがあり、みんカラの更新が遅れていましたが、結論から申し上げると、私視点ではオススメできない板金屋という結論になりました。

かなり駄文+乱文+長文ですが、お暇な時に読んでいただけたらと思います。

名誉毀損になるのかもしれないと思いましたが、これから書く内容は事実ですので名誉毀損には当たらないと知り、私のような哀れなスカイラインオーナーを増やさないための注意喚起を込めて投稿させていただきます。
見る人は見るであろうgoogle mapのレビューにも投稿しましたのでそちら+αの情報を投稿できたらと思います。


【接客】
作業中から怪しい節はありましたが、納車後の不具合を指摘しても
「ちょっと分からない」
「そう言われてもねぇ」
「私達も素人じゃない」
「こんなこと言うの貴方が初めてですよ」
を連呼されます。

それどころか対面で
「まぁ今後あなたの仕事は請けませんけどね」
と先手必勝で煽り文句を言われました。

私は大人な対応を心掛けてその場では反論せず、逆に謝って帰ってきました。
人が下手に出ている事をいい事に好き勝手心無い言葉を浴びせる人という印象です。(代表)

今思えば電話での打ち合わせ中に“認識齟齬”があった時も、電話先で「あなたの仕事は受けなければ良かった」と言われたりしていました。

とはいえ推敲したメールで連絡しても基本返信はありません。
トラブル発生後にメール連絡しても返信がないので、電話をして「メール拝見されましたか?」と聞くと代表の息子さん(現社長)が「メールは見ていて、印刷して代表に渡している」と回答されました。
返事の無い理由としては「メールが苦手だから」と仰っていたので「手紙でも良いですよ」と代替案を提示しても「文章を書くのが苦手だから」と追撃されました。
メールでの連絡が難しいのなら無視ではなく、電話なりで返事はするものでは?と思いました。

メール不通の電話対応には続きがあり
私「メールで返信いただけませんでしょうか。」
ヨ「無理です」
私(無理ですってなんだ...)
私「ですが私も電話を掛ける時間が無いこともありますし...」
ヨ「我々の要望はお伝えしましたし、ioさんの言う事もわかりました」
私「それではどうしま(ry」
ヨ「それでは失礼します〜」ガチャ切り

といった感じで電話を食い気味で切られて意思疎通は厳しいです。

接客の面はこれくらいにして、下記に板金で発生した不具合を書いていきます。
これから書く不具合はボチボチ直して愛着を取り戻すつもりですが、心が折れそうなのも事実です。

【板金】
ここが最も悲しい箇所です。

・板金跡が一切防錆されていない。
トップ写真の通りなのですが、以下の写真は板金後雨天未走行、屋根付き車庫保管、カバー付き、洗車1回での状態です。





ヨコバンの対応や作業に不信感を抱いた私は、ちょうど納車から2ヶ月後に車検が控えていた事もあり
ユーザー車検ではなく馴染みの日産Dに持ち込んで車検ついでに下回りを確認していただきました。

後日車検上がりで驚きの報告を受けたのですが、写真の通り、サイドシル強化システムが施工された板金跡には何も防錆がされておらず、スポット部にもフロアの継ぎ目にも錆びが進行している状態でした。
この仕上がりでは第二世代Rをメインでアピールする板金屋さんとしては杜撰すぎると思います。
そもそもネットで挙げられている仕上がりと全然違うのではないですか?

日産のフロントとメカの方2名から状況を聞きましたがお二人とも車好きで、自分事の様に憤慨していらっしゃいました。
「私もその板金屋に行って説明しますよ!」と仰っていただけた際に少し救われた気がしました。


2025/4/24追記—————————
この件をメールで相談していたのですが一切連絡がなく、痺れを切らして電話で問い合わせたのですが、私の虚偽申告だと決めつけて無視を決め込んでいたようです。

「もう塗ってしまったので証拠は無いのですよね?」
「なんでもっと早く行ってこないのかという気持ちです」(4ヶ月しか経過していませんが...)
「あなたとの会話はもうできません」
「代理人を立てるなり好きにしてください」
「もうあなたの好きにしてください」(これをしきりに連呼)
「私はそう(嘘だと)判断しました」

と言われました。

私が「証拠なら日産東京の方と確認しましたし写真もあります、どうぞ日産東京〇〇店まで確認にいらしてください。私は作業途中や塗装の件も含め何度もお伺いしましたが、そちらの都合で何度も一方的にお伺いはできません。」
と伝えると
「私も同じ考えです。遠いですのでお伺いできません」
と無責任な返答をされました。京急で一本なのですがね...

「あなたは他の車の写真も撮っていましたよね」
「他の車の写真、腐食部位なのでは?」とも言われました。

周囲の部品や撮影日を見れば明らかなので、ハナから補償するつもりなんてなかったようです。
私が別でアンダーコートを依頼するのも待っていたのでしょうね。証拠が無いと言い張れますし。

最後はガチャ切りです。

人を犯罪者扱いする最悪な板金屋です。
この会話は冒頭に断りを入れて録音してありますので全て残っています。
————————————


・当初依頼した箇所が直っていない。
1番はじめのお問合せ時に「発進時に左後ろからパキパキと異音がする、左後ろのフェンダーの繋ぎ目がおかしいので直したい」
とオーダーをしたのですが、結局直っていません。
この事を質問すると「ちょっと覚えてないねぇ」「うちはいろんな車がくるから」と言われてしまいました。
板金が始まった直後は「自分の車だと思って直しますからね」と心強い事を仰っていたのですが、この言葉を聞いて心底がっかりしました。

・ボンネット裏骨の修理が酷く適当
裏骨が浮いてしまっているので手直しして欲しいと依頼して「分かりました」と言われて完成したのがこの状態でした。既に割れていますがこれでもお金を払っています。

代表曰く「完璧な仕事」との事でした。
しかもいつの間にか私が無理難題を頼み込んだ事になっていました。








こんな状態で愛着が持てるわけもなく、後日ベネテックなどのドライカーボン製にでもしてやろうかと思っています。


【既存部品への傷】
板金は序の口でここから畳み掛けてきます。

・ホイールのナット穴へのガリ傷
みんカラに投稿した通り2023年末に新品購入したホイールだったので悲しいです。
大なり小なり4本とも傷が入ってますが、インパクトのソケット傷でしょうか?
指摘したところ代表は「そんなのやる訳ないでしょ」「こんなこと言われるとこちらも頭にきますよ!」「私達もトーシローじゃないんだから」
と逆ギレされました。

私が“新品であること”、“一度もインパクトで脱着していないこと”を伝えても「それは分かりませんけどね?」と仰っていました。


・板金中にグラインダーの飛び火でサンバイザーとルーフライニングに穴が開く←製廃と対応の両面で泣き寝入りです。
これは納車前の最終作業中に気がついて質問したのですが、「ちょっとわからない」を連呼され「元々の傷じゃないんですか?」と言われました。

その後、板金入庫中の作業記録写真にサンバイザーが無傷だった頃の姿が写っており、それを見せたところ、やはり「うーんちょっとわからない」と言われ、謝罪の言葉は一言もありませんでした。






・キーシリンダーシャッターが壊れている




みんカラで修理風景をアップ済みです。
こちらも納車前の作業中に気が付き、質問したところ「ちょっとわからない」「初めからこうだったんじゃないの?」とお決まりの言葉を言われました。
代表がその場でキーシリンダーにラスペネを噴射しはじめて思わず「やめろォ!!」と叫びそうになりました。
キーリンダーは分解グリスアップ以外はドライファストルブなど乾いた粉系潤滑剤を入れるのが鉄則だと思います。
鉛筆で擦るのも有名ですよね。

キーシリンダー程度なら直せそうなので特に咎めませんでしたが、納車時に貰ったヨコバン側撮影の写真で壊れてない姿が激写されていました(おい😌)
憶測は名誉毀損の可能性があるので事実だけ書きますが
代表は作業経過を見に行った私の目の前でトランクのキーシリンダーに物置か何か、片方のみ溝が切られた青いスパイラルチェーンに繋がった鍵をぶち込んで回そうとガチャガチャしていました。

・セキュリティの配線が切断されていて、キーレス不動のまま納車
ねじ止めしていたアース線が切断されていました。圧着されていた丸端子が無かったので触ってありました。
納車後に駐車して鍵を閉めようとした際に気がついたのですが、納車時に動いてませんとの説明は一切ありませんでした。

・ヘッドライト脱着工賃が請求書に含まれているのに脱着していない?
ヘッドライトが塗装で真っ白になりシンナーでカプラーがバキバキです。カプラを外そうとしたところ爪が儚く散りました。
このカプラは数週間前(2025/3)に交換したのでいずれ投稿したいと思います。





【塗装不良】
実際に不具合を見せに行った際、ギレ気味で言われましたが、基本下地処理はしないとのことでした。
(全塗装のみで120万円の見積もりだったのですが...)
元々の塗装がどうであれ、既存塗装に足付けをしてサフを入れ、そしてそのまま上塗りしていると言っていました。
ミルフィーユ塗装の誕生です。
エアロ等にパテ付けはしないとハッキリ断言されていましたが、そんな事あり得るのでしょうか...


・スポイラー
左側は塗装が割れています。
右側はサフが垂れたのか波打っています。
塗装が割れていると報告した所「下地が悪いなら塗装は割れる、うちではこんな所触らない、パテも入れない」(原文ママ)と言われました。
写真は後日追加しておきます。

事前に気になっていた箇所で指差し確認で依頼し、ヨコバン側で撮影された写真に再確認の撮影があったのですが、上記の発言でした。








・バンパー
先に記した通り、下地処理をしてないなら納得なのですが、元々バブリングを起こして割れていた箇所がそのまま上塗りされて割れています。
その上でパテ研ぎをしないのか元々波打っていなかったSの左側は波打っています。
文字の窪みも塗装が溜まっています。



・ドアミラー
納車後に初めて格納したところ、左側はパキッ!という音と共にミラー側のした枠にヒビが入りました。
塗装垂れの様な気がしますが、代表に伝えたところ「ちょっとわからない」「ミラー側がおかしいんじゃない?」「普通はこうはならない」
と言われました。それではなぜ割れているのか、と聞くと「ちょっとわからない」と言われ無限ループでした。



右側は組み付け不良なのか三角ベースの表面にクラックができて、ドアの開閉と共にギシギシと音が出ています。
右側の写真は後日追加します。


・パーティングラインやリバースマスキングをしない
全般的にですが塗装が雑です。配線やコントロールボックスごと塗られていて「色がわからなくなるので落としてください」と指摘していました。

また、エンジンルームは意図が分からない場所でマスキングされていて色の段差が酷いです。
安い軽自動車ではないのでエンジンルームも大切だと思うのですが、何を思ってここでマスキングしたのか不明ですが。










【ガラス】
・クォーターガラスは新品にしたものの、既に裏側のクリップが全て欠損、黒いモール枠もボディから浮いています。
浮いた箇所はシリコンコーキングが詰められていて私としては残念な仕上がりでした。


・リアガラスはボンドの量が多すぎてねじ止めされているステン製のガラスモール下枠と接触してミシミシと異音が発生していました。

・モールの隙間はシリコンコーキングを充填・塗布されていました。
代表は「これは金型がいけない」「製品が反ってます」と仰っていましたが、運転席側は隙間が空いていません。
納車後に私がDIYで取り外したところ、左右共に同じ寸法とRでした。また、私が組み付けたところ隙間は無くなりました。(謎です)



ガラス近所のガラス屋さんへ委託しているようです。


ひとまず書き切れないので一時投稿しますが、質問等ありましたらお気軽にコメント等していただけたらと思います。
このブログを見てお店のファンからバッシングを受けるかもしれませんが、心優しい方がいらっしゃいましたら励ましのコメントなどいただけますと支えになります。

恐らく私が20代半ばの青二歳と言う事もあり舐めた対応を取られたのかなとも思います。
最後に電話をした時は私を嘘吐きの犯罪者扱いでガチャ切りされたので、現在近場、東京で著名な弁護士に相談しています。



▪︎以下はgoogle mapにも投稿したレビューの総評になります。

【総評】
支払400万、持込部品も含めた総額では500万円以上掛けましたがクオリティは悪いと言わざるを得ません。
サンバイザーやルーフライニングなど製廃部品への傷は取り返しが付かないので勘弁してください。
作業中に取り外しも養生もしていないので不安だったのですが的中しました。
ダッシュボードの吹き出し口も養生されないので塗装ミストや金属粉が詰まってて酷い状態です。

今では貴重な存在になっている愛車がこの様な状態となってしまい、具合が悪くなる事もあります。(自動車板金はNTR物だったのか!?)

作業中はかろうじて返信があったものの、納車された今はメールで相談しても一切返信はありません。

また、「訴えていただいて構いませんよ!?」なんて言葉を客の前で気安く言うものではありません。
私は原告として訴訟を起こした事もあり、証言台に立った経験もありますので冷静に聞いていましたが「どうせ訴える,訴えないと強い言葉を言っておけば引き下がるだろう」的な魂胆が丸見えで滑稽でした。

基本的に客を下に見ているのか、素人は黙っとれ的な事を言ってきます。(私が素人ではない事は何度も紹介している)
「あなたの仕事は受けなければ~」然り、安易に強い言葉を使いすぎだと感じます。

私は言われずとも二度と新規利用しませんし、オススメもしません。
現に私の所属する会社関係者や他の自動車メーカーに勤めている友人には実例を見せてオススメしないと回しています。

この様な事を続けていたらいずれ訴訟問題になると思います。
私以上にスカイラインへ情熱や人生を注いでる方は多いと思うので、誠実さを取り戻さない限り時間の問題だと思います。

駄文を最後まで読んでいただきありがとうございます。
私のような人が一人でも減る事を願ってレビューを書かせていただきました。


EOF

Posted at 2025/04/18 19:38:30 | コメント(6) | トラックバック(0)
2024年11月04日 イイね!

BNR32デフロスターの新たな救世主

BNR32デフロスターの新たな救世主紫外線で歪んだ挙句、終いにはパキパキに割れてしまうR32スカイラインのフロントデフロスターグリルですが、新しい救世主誕生の予感です。

純正はとうの昔に製廃で、今年の3月にNISMOヘリテージにて復刻されましたが、6万7千円とかなりの高額でストックするにしても躊躇してしまいますよね。



しかも私の車両だけかもしれませんが、左右ガラス用の丸いデフロスターは全然問題なく、壊れた事例もあまり見かけないので、その分減らしてでも価格を抑えたい貧乏性...

ヤフオクで調べるとアルミ製や3Dプリンタ製が出てきますが、フロントガラス越しに見えるパーツなだけあってアルミキラキラや3Dプリンタの積層痕(凹凸)が出ているパーツは買い控えていました。


さて本題ですが、2024年11月の月初にロードスター系のパーツで名前を知っていたNAモータースさんから何故かR32のデフロスターが製品化されているではないですか。
しかも19,800円とリーズナブルに感じます(スカイラインの平均パーツ価格比)

https://namotors.official.ec/items/93343573

MJF方式の3Dプリンタで造形されており、積層痕も見えません。恐らくNISMOヘリテージと同じ造形方法だと思います。
しかも造形素材はPA12という贅沢品で早速ポチってしまいました。

到着し次第レビューできたらと思います。


回し者では決して無いのですが、他にも製品化されており、魅力的なものばかりです。企画力がすごいですね。


¥7,150


¥6,050

¥3,960



MJF方式のプリンタはHP(ヒューレットパッカード)が開発して特許を有している方式で、敷き詰めた粉末状の熱可塑性プラスチックに向かって薬剤を噴射して造形する方式となり、完全な業務用プリンタになります。価格も7千万円ほどするかなと...

使用されている造形素材のPA12(ナイロン12)は自動車産業はもちろん、海洋プラント用のパイプラインケーブルにも使用される耐候性があり、デフロスターグリル程度にはオーバースペックとも言える逸品です。
耐熱衝撃製に優れておりおおよそ-50℃から175℃で、20年分の気候曝露に相当する加速耐候試験を行っても強度の劣化が見られない優れものです。

ちなみに数字の12は材料内にある炭素原子の数を示しています。高性能結束バンドにナイロン66が使用されていたり、一時期ナイロン不足で話題になりましたね。
Posted at 2024/11/04 09:18:26 | コメント(0) | トラックバック(0)
2024年10月29日 イイね!

板金の進捗2

板金の進捗22025/4/24追記
横須賀板金は絶対にオススメしません。
様々な箇所が破壊され事後対応は最悪です。
https://minkara.carview.co.jp/userid/2958381/blog/48326389/



ご無沙汰しております。

億劫でブログ投稿を先延ばしにしていたところ、板金がかなり進んでおりますので投稿します。

まずはサイドシルですが、左右総取替ですので丸々取り外されていました。

運転席側のサイドシルです。
アウターパネルは鉄板からの製作品になり、インナーパネルは以前のブログでも紹介した純正t0.7からt1.0に増圧された強化品に交換となります。


フロントのジャッキアップポイントです。
無残ですね...




切除前こんな感じでした。
かろうじて原型が見えますが、もはや強度のカケラも感じません。


作業的には
右の取り外し→取り付け
左の取り外し→取り付け
の順で作業されていましたが、まずは助手席の取り外された姿を載せます。

助手席側です。
順調に切除されていました。


助手席側はフロントのジャッキアップポイントに一度適当な板金が入っているようで、切除するのも一苦労だったようです。


防錆処理が全くされていなかったので内側には大穴が空いていました。
安く仕上げたのでしょうか。


取り外した助手席側のサイドシルアッセンブリーです。



室内側から見たフロントジャッキポイントです。
グチャグチャに腐った板を引っ張って、裏から鉄板を当ててあるだけでした。


左右のサイドシルを並べてみました。
車外に露出するミミ部分にコーキングが塗られていて汚いです。
ボロ隠しだったのでしょうか...?


フロアとサイドシルインナーを繋ぐL字部分(フランジ)も錆が酷く、サイドシルと共に全切除しましたので作成していただきました。

ガス溶接はMIGや直流TIGに移行が進み、今では使用者の少ない方法かと思いますが職人技を感じました。





サイドシルが復元された姿です。
運転席側のアウターパネルは下部を製作、上部は純正の合体品になります。


アップにすると繋ぎ目がよく分かります。
サイドステップ用のクリップ穴は後から加工されるようです




助手席側も同様になる予定だったのですが、驚いたことに助手席側は製廃となったはずの純正パネルが使用されていました。

左側だけ最後のデッドストックがあり、鉄板から製作する際の型として使用していたとの事ですが、私の個体に貴重な原盤パネルを使ってしまってよいのですかね...嬉しい反面心配な気持ちになります。



画像では仮スポットですが、アウターとインナーパネルの間に補強パネルが入り、R34と同じ3枚構造になっているのがわかるかと思います。


切除したフロアフランジも綺麗に製作していただいたのでピッタリとスポット溶接でくっついていました。



本番スポット後の姿です。おおよそ30mm間隔で打たれており、純正から打点数を増やしています。
俗に言うスポット増しですね。



こちらはリアタイヤハウス前方のR32でよく腐食する場所ですが、私の車両もちゃんと錆で腐っていました。
ここは弱点で仕方がないようです。




運転も同じように腐っておりましたが修理が完了しており綺麗に直っています。

サイドシルの補強パネルは端から端まで挿入されていますのでフロントピラー下からここまで一枚の板が入っています。



表面錆が出ていますが、ジャッキポイントも新品のパーツで復元されました。
ここは潰れが酷かったため、少々フロアの位置が上気味な気がしますが、元の姿と比べるとシャキッとしていて気持ちが良いです。



こちらが修理前の姿です。運転席側よりマシでしたが、シリコンコーキングで一時凌ぎされていただけでした。
コーキングを突き破って錆が見えているので、内部は想像するだけで恐ろしい状況です。



ちなみにフロントのジャッキポイントですが、純正でパネルに切り欠きがあり、必ず潰れる構造をしています。
パネル整形の問題でしょうか、どうしてこんな設計にしたのか謎です。

※ガレージヨシダブログより引用


私は新車状態を知らないので(生まれてもいないのですが....)一直線で綺麗になったサイドシルを見て感動しました。
クォーターパネルとの繋ぎ目はまだこれから仕上げるとの事でした。



ちなみに水抜き用の切り欠きも再現されていました。




ここから外装部品なのですが、大きな変更点として、純正サイドステップから私がストックしていたニスモの3分割エアロに変更します。

早々に古い塗装は削り落とされ、下地処理とサフェーサーが入っていました。
ミラーとドアハンドルも分解後に塗装です。



テールライトも分解後にベゼルだけの塗装になりました。
ヒンジも最近の新品はメッキ仕上げで塗装の必要は無さそうですが、純正と同じく同色にします。



小物の塗装後です。
#326クリスタルホワイト
純正データで調色していただきました。
まだ磨きや仕上げ前ですので少々荒れたりミストの付着がありますが、最新の塗装ブースで塗装されたのでゴミの付着は殆ど無く美しいです。



フロントバンパーも塗装が完了したのですが...



バンパーは魔が差して新品を投入しました。
元々のバンパーは厚いインタークーラーを取り付けしていたのか開口部が切断拡張されており、状態がよくありませんでした。
リアは以前新品交換済みですのでこれでバンパーは前後新品です。


ブログでも紹介しましたが9月辺りに製廃となった新品のクォーターガラスも運良くゲットしたので、左右共に新調します。
ガラス自体に傷は無いのですが、モールと枠が一体型なのでせっかく全塗装するなら交換したいパーツでした。




ここで閑話休題(唐突なポエム)と最後の話題へ

BNR34純正アウトリガーパネルやサイドシルアウターパネルなど、製廃になって久しい最良の素材を惜しげもなく投入していただいている姿を見ると、職人としての妥協の無さやプライドをひしひしと感じました。

そしてボディをふと引きで見た時、純正形状+ローダウンスプリングの足回りが目に留まりました。


現在の脚は安価なローダウンサスで、少し大きめなギャップがあるとすぐに底突きしてガン!と大きな衝撃と音を入力してくる貧相で力不足な脚です。
せっかくのボディを痛めるのも時間の問題だと思い、悩みました。



車高調にするのは既定路線でしたが、サスペンションの選択肢は多岐に渡り、悩みました。
(車両購入時についていた脚)


現在使用中のKYB NewSR+HKSスプリング



最近はハイパフォーマンスカーにも乗り心地は欠かせません。

HKSのHIPERMAX SやOHLINS DFVは特殊バルブでピストンストローク毎に減衰を可変しており、乗り心地とスポーツ性を両立していそうです。
最終的に上記の2社で一騎打ちとなりました。

そしてOHLINSを選びました。


やはりロードスターに乗っていた頃から憧れ続けた美脚、OHLINS DFVを一度は体験したかったのも大きな要素でした。


ロゴが白くなった最新ロット、ここまで来て妥協はしたくないので新品です。

正規代理店のラボカロッツェリアから直送されてきました。
ひとまず吊るしでF:10KのR:8Kです。
ニスモから発売されているカスタムモデルは同じDFVでありながらF:9KのR:7Kにレートダウンされています。

長々とポエムを垂れ流しましたがこれでパート2はおしまいです。
文章化が大変なのでブログ投稿まで重い腰になっていました。

細かな部品の製廃はありますが、ひとまず材料は揃いました。
良いボディに良い足、新品で買えるパーツはほぼ全て新品で揃えました。

仕上がりに期待です。
Posted at 2024/10/29 01:31:46 | コメント(1) | トラックバック(0)
2024年10月28日 イイね!

BNR32のフェンダーライナー

運転席側のフェンダーライナーですが、製廃になってしまったようです。

型が存在しないため再生産の困難という情報を入手したのですが、丁度購入しようとしていただけに困ったものです...
Posted at 2024/10/28 21:55:51 | コメント(1) | トラックバック(0)
2024年10月08日 イイね!

R32のクォーターガラス

R32のクォーターガラスどうやら現行仕様は製廃の様です。
ギリギリで在庫を手に入れましたが、2024/10/8
現在助手席側が欠品で納期不明です。

運転席側も在庫限りだと思います。

整備書的には再使用不可な部品ですので、リフレッシュ用途で完全に製廃にするのはマズイと思ったのか、一応再生産の予定はあるようです。

しかし、後継品はグリーンガラスになるとの情報があります。
ブロンズガラスの板材はもう生産終了しているという情報もありますし、グリーンガラス化は致し方ないですかね...

フロントガラスも現行新品はグリーンガラスだったかと思います。

R32は
・ブロンズガラス仕様(AH3,326)
・グレーガラス仕様(その他)
の2種類が存在しましたが、グレーガラスは早々に製廃でしたよね...
2009年時点で既にブロンズガラスへ統合されていた様です。

今後は当時の2色は無くなり、現行車の様なグリーンガラスで統一になるのでしょうか。

またブロンズ/グレーガラス一式が再販される事を願います。
Posted at 2024/10/09 21:47:14 | コメント(0) | トラックバック(0)

プロフィール

「フロントブレーキはなかなかダストが多いですね...
パッドはDIXELのESです」
何シテル?   02/19 13:53
中の人は機械弄りが好きです 本来は自律型ロボット製作や基板設計、マイコンを用いたシステム開発などを主とした界隈の人間なのですがこの度、満を持して(?)界隈の違う...
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GT-R Magazine126 「レストアの意義」 Part2 ☆ R32GT-R Evolution 
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