ドロッピングレジスター交換

以前から気になっていたドロッピングレジスターを交換しました。これはインジェクターのドライブ電流を制限するための抵抗群です。

下が車両に付いていたレジスターですが、全ての配線が切断された後に再接合されています。

抵抗内蔵インジェクターを使用する場合、カプラー後で配線をひとまとめに短絡させるので、過去に高抵抗インジェクターを使用していたor適当な中古品を付けたのでしょうか？

レジスターはエンジンルームのここに隠れています。
ブースト制御用のPCMバルブと固定ステーを共有しています。

PCMバルブは10mm 2本
ステーは10mm 3本で固定されています。

実は2枚目で既に交換後の写真です。

レジスター自体はステーに10mm 2本で固定されているのですが、ソケットもスパナも入らないので十字穴付きの六角ボルトが使用されています。

プラスドライバーで緩める形です。

配線を適当に再接合すると抵抗が不揃いになり、インジェクターの吐出量がまばらになる事を懸念して交換しました

交換後は交換前に発生していた3000~4000回転あたりのバラつきが完治して滑らかな6気筒フィールになりました。

コイルもプラグも新品に交換してハーネスも柔軟性のある状態でしたので、パワトラ故障か不等長フロントパイプの排気干渉かと思っていましたが、こんな形で直るとは思いませんでした。

この個体のDIY状態を見るに、再接合された熱収縮チューブの中はただ銅線を結んであるだけの劣悪な状況かも知れませんね...

今回は良品中古を使いましたが、新品もまだ売っています。

レジスター
品番：22698-05U10
価格：5,423円(税込)