鉛バッテリー延命装置
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ハイブリッド車においても鉛バッテリーはとても重要です。
車載コンピュータをはじめとする電装品に電力を供給しており、力が弱ってしまうと車のパワースイッチさえ入りません。
しかも交換するのは高価なので、貧乏人の私はサイフが気になります。
そこで、8年前にプリウスに取り付けて効果があった延命装置(サルフェーション除去装置)「のび~太12V」、その後ヴォクシーHVに移植して、今回はさらにスパーダHVに移植しました。
2
まず本体をバッテリーの上に貼り付けます。補充穴にかからない位置に強力両面テープを貼り、その上に7✕8センチのプラ板(クリアファイルを切り取った)を貼り、さらにその上に強力両面テープでのび~太を固定。
柔らかいプラ板をはさんでおくと、取り外すときに楽にはがせます。
3
プラスコードをバッテリーターミナルにお尻を出しているボルトの上に、ナットで結線。
のび~太の端子穴は6mmで、8mmのボルトには入らないので端子を付け替えて、ついでに念のため1Aのヒューズをかませました。
レンチは滅多に使わない13mmです。
ホームセンタにナットのバラ売りがあり、1個(約10円)だけ買うのに根性がいりました。貧乏人でも見栄は張りますw。
今時は駄菓子も買えない10円なので「テープを張って」と言ったのに「小さすぎるから」とビニール袋に入れてもらえました。
4
同様にマイナスのコードは、バッテリーターミナルにお尻を出している6mmのボルトの上に、ナットで固定しました。
6mmのナットはスチール棚を組み立てたときの予備で間に合いました。
5
あとは結束を使ってコードを固定して終了。
オシロスコープでパルスが出ていること(のび~太が動いていること)を確認しました。
パルス幅が短くて、3千円の中華製オシロでは詳しく観測できませんが、パルスは確認できたのでOKです。
6
消費電流を測ると10.5mA。
単純計算すると、かつてのハロゲンヘッドランプの1000の1、1週間でハロゲンヘッドランプを10分ほど点灯する電気を食います。
プリウスの頃は、日曜日だけ乗ることがちょくちょく有り、また入院のため3週間動かさなかったこともありましたが、バッテリー上がりはなかったです。
なお、のび~太はバッテリーの電圧が一定以上低くなると動作を止める仕様になっています。
7
これにて取付は終了。
あとは「のび~太」が鉛バッテリーの鮮度を保って、寿命を延長してくれます。
ときどきボンネットを開けて両面テープがはがれていないかくらいは確認しようと思います。
なおHV車では、鉛バッテリーの電圧が多少下がっていても、パワーSWを入れることで、リチュウムバッテリーから充電が行われます。
それで、充電器での充電が必要となることはほとんど無く、完全に弱ってしまってパワーが入らないときくらいです。そのときこそバッテリーの寿命なのかもしれません。
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク