栃木県2カ所の温泉地で3軒の温泉浴槽を体験した。自宅を7時45分に出発、帰宅は17時30分で走行距離は368.2km、燃料消費量は26.36ℓ、燃費13.97km/ℓであった。
行程はさいたま市岩槻ICで東北道に入り、栃木県矢板ICで降りて一般道・農道を11〜2分走った田んぼの真ん中の一軒宿で内湯・露天の一番風呂に入湯後、同じ道を引き返し宇都宮ICで日光宇都宮道路に乗り、終点から中禅寺湖経由で奥日光湯元まで途中休憩無しで走破、湯元温泉街の外れの源泉湧出地を見学後、開業が江戸時代に遡る山際に建つ老舗旅館の湯に浸った。露天風呂で寛いでいると突然鹿の親子が現れ斜面の下草を食み始めた。鹿は見ている側が着衣無しのスッポンポンで同類と認識したのか警戒心もなく凡そ20分後、満足して茂みの中に消えていった。この間独占状態のぬる湯に浸かって至福のひとときであった。
最後の一件は極めて変わり種、お寺にある温泉浴室を体験した。日光山温泉寺で社務所と本堂を繋ぐ庫裡に男女別の浴室があった。こちらも源泉湧出口から100mほどの引き湯をダイレクトに浴槽に注入しており乳白色の硫黄泉が如何にも温泉、と納得させられた。入浴料金ならぬ志納金500円(詳細は「おすすめスポット」参照)。
宇都宮方面から奥日光への道筋は必ず一方通行(2車線)の「日光いろは坂」を経由することになる。登りの第2いろは坂のヘアピンカーブは20カ所、下りの第1いろは坂は28カ所で合わせて48カ所になるのでいろは48文字になぞらえてつけられた名称とのこと。全長15.9km(国土交通省道路局-日本の道100選)のカーブ道では数年ぶりにマニュアル・シフト・ポジション(M2、M3位置)を使用した。高低差440mの登り9.5kmではマニュアル・シフトのレスポンスの良さが遺憾なく発揮され、並み居る前方車を追い越し車線の多用で振り切り、中禅寺湖半まで一気に駆け抜けた。掲載した写真は湯元温泉の源泉湧出地と温泉寺のショット、鹿の親子

である。



Posted at 2022/08/07 12:57:55 | |
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