
こんにちは!
前回、う~ん・・・。ケーニッヒベンツとキャラットベンツの違い。自論。(外装編)をお送りしましたが、少し補足があります。
ボンネットバッチはケーニッヒベンツにはKSバッチが付いていましたね。
ただ、今までに何台かのケーニッヒコンプリートとして売られていた車両には、このボンネットバッチ(実際に自分が見たのは画像の物ではなく、黒地にゴールドでKSと書かれた物でした。下の画像に近かったです。)が付いている車両と付いていない車両があったので真意はわかりません。
なので当然、僕のキャラットベンツ(ワイドボディー)には付いていません。
それと、ケーニッヒベンツには有りませんが、キャラットベンツ(ワイドボディー)にはフロント、リア共にカルティエ製のナンバープレート枠が付いています。
それがこれ!
僕のにも有ります!このナンバープレート枠!
と言う事で、今回は自論。その2(エンジン、過給器編)です。
エンジン、過給機に関して言えばケーニッヒベンツとキャラットベンツ(ワイドボディー)は全く違うシステムを使用しています。
ケーニッヒベンツにはノーマルエンジンの車両も有りますが、キャラットベンツ(ワイドボディー)にはノーマルエンジンの車両はなかったと思います。
そして、ケーニッヒベンツには500SEC、500SELのアルベルト製のツインターボと560SEC、560SELのローテック製ツインターボの2種類があったような気がします。
一方、キャラットベンツ(ワイドボディー)ではモーゼルマンのシングルターボのみが採用されていました。
こちらがケーニッヒベンツ、アルベルト製のツインターボ!
そして、こちらがケーニッヒベンツ、ローテック製のツインターボ!
一方、こちらが僕のキャラットベンツ(ワイドボディー)。モーゼルマンのシングルターボ!
ここで、えッ!?って思ったあなた、素晴らし!!
そうです。本国で作られたケーニッヒベンツにはアルベルト製の過給機は採用されていません・・・。残~念!!
本国ケーニッヒで作られた車両でコンプレッサーやターボが付いている車両は全てローテック製なんです。(平成2年5月23日発行、スペシャルメルセデス・ベンツ参照)
では何故アルベルト製のケーニッヒベンツが存在するのか?
それは、バブル絶頂期の1990年9月11日にオープンした茨城県神栖市にあった、インターナショナル太陽と言う会社がオーストラリアにあるターボ及びスーパーチャージャーのスペシャルショップ、アルベルト社との代理店契約を結び、各雑誌やメディアに宣伝をした結果、アルベルト製の過給機が付いてる車両が存在しているのです。(平成3年1月12日発行、スーパースペシャル参照)
当時、ケーニッヒの代理店は愛知県岡崎市にあったカークラフトが日本総代理店となっていて、バブル真っ只中でもあり、そこそこ玉数は入ってきていましたが、本国のケーニッヒベンツはかなりの高額で、エンジンまでやると相当な金額になっていました。たしか過給機無しで3500万は掛かっていたと記憶しています。
一方、アルベルト製の過給機はコンプレサー(スーパーチャージャー)で250万円
ツインターボで450万円と、こちらの方が格安でエンジンチューニングが出来た訳です。なので、現在でもアルベルト製の過給機を付けたケーニッヒベンツが存在している訳です。
キャラットベンツ(ワイドボディー)はモーゼルマンのシングルターボなので、ここでもケーニッヒベンツとキャラットベンツ(ワイドボディー)の違いがあると言う事なのです。
キャラットベンツ(SEC,SELワイドボディー)でターボ無しは見たことがありません。
(過給機付きノーマルボディーキャラットに後からケーニッヒワイドボディーを取り付けた車両は除く。)
そもそも、当時CARAT JAPANは、パーツだけの販売はしておらず、車両持ち込みのセット販売か新車時からの組付け以外は手に入れる事が出来なかったからです。(昭和60年12月21日発行、西ドイツチューンドカー参照)
また、長くなりそうなので、今日はこの辺で・・・
そうそう、どなたかこのターボ用フロントバンパー持っている方はいませんか~。
持っている方がいましたら譲ってください!
グッドボタンも忘れずに‼
チャンネルはそのまま~。
続く。
Posted at 2022/06/11 19:48:16 | |
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