ようやく、北信濃にも春が訪れようとしています。
これまで、街乗り&高速でアバルト 124 Spiderの感触をみてきましたが、先日、春の足音を感じながら、上州のワインディングと志賀高原を気持ち良く快走することが出来ましたので、少し綴ってみます。(MT車)
よく言われる、低速のトルク不足ですが、アイドリング状態で普通にクラッチミートすると、まぁ、ストールしますね…。少しでも登り坂なら、なお更に…。素の987ボクスターも低速トルクは無かったですが、更に一連の動作はシビアに行うことを強いられます。でも、そこが楽しいとも言えます(笑)
(スポーツモードにすれば、解消されるようですが…)
それを避ける為に、クラッチストッパー&アクセル調整を施しましたので、マシにはなりましたが、それでも、気を使いますね。イヤではないですよ♪
(皆さんはどうしてますか…?)
1.4マルチエアエンジンは2500回転辺りから、力強い押し出しをみせてくれます。
NDロードスターは、自然吸気エンジンらしく、回転上昇と共にパワーを発揮しますが、このエンジンはダウンサイジングターボなので、2500回転以上であれば、どこからでもというフラットトルクで、扱いやすいですね。ただ、マルチエアエンジンの特徴として、吸気側のバルブを、通常の機械式カムシャフトではなく、電子制御による油圧でコントロールしている。ということなので、EGオイル管理には気をつけたいところです。
また、ある程度は廻してあげないと、拗ねる(カぶる…)ようですので、ムチ打つ楽しみもありますね。
ハンドリングは、センターが座っているので、直進安定性は良く、節度感とダイレクト感のバランスが良いと言えます。NDと比べて、タイヤが太い分だけ操作が重く、返りも速いです。
未だ、スポーツモードを試してませんので、何とも言えないですが、ワインディング走行では、ヘアピンの立ち上がりで、リアが流れそうにもなりましたが、唐突ではないので安心感がありました。
ビルシュタインのダンパーは、コツコツと固めではあるけれども、
このクルマの味付けとしては、素直に受け入れられるモノだと思います。
ブレーキは流石はブレンボ、良く効きますが、ブレーキダストも多いことから
やはり欧州車だ! と実感させられます。
シートは柔らかめなので、沈み込みますが、それがサポートの役目を果たし
ホールド感が丁度良く、不思議と腰痛は出ませんね…(笑)
…とまぁ、感じるままに連ねましたが、総じて、ロードスターのベースを生かし、パワーを上乗せしながら、ドライバビリティを高めているクルマなので、運転そのものが好きな方には、お勧めしたいです♪
Posted at 2021/03/14 19:00:46 | |
トラックバック(0) | クルマ