DAYTON AUDIO ND20FA-6  

現在ツイータとして使用している2インチのAURASOUND、「NSW2-326-8A」。基本やさしい音質なのだが高域にいやなピークがある。そして15kHzから急降下してしまう大変おしいスピーカーなのだ。それを補うため今回3way化に踏み切ることにした。
候補に挙がったのがこのDAYTON AUDIOの「ND20FA-6」だ。取付にはやや苦労したが、ピラーに埋め込むよりはラクなグリルを加工。本来のツイータの位置に干渉しない＆タイムアライメントに変化が少ない場所選びに気を遣った。この加工しやすい形状とソフトドームであることと、20kHz以上再生できるスペック、そしてなにより安いのだ！
クロスだが、欠点とおいしいところを生かすべく、2次のフィルタで4700Hzとして逆相接続。能率差が大きいので「ND20FA-6」側には-7dbの固定抵抗を試しに使った。ここまでは机上の空論をもとに実行してしまった冒険だ。
ひととおりインストールが終わって視聴してみると、第一印象は「自然」。あまりにもフツーな音だったので、配線のチェックをしたが問題なし。ピークを感じないイメージ通りな結果になった。これはエージング含め良い感じになりそうだ。
※ドアスピーカーの「FW137」は低域にこれまたひどいピークがあり抑えきれず引退。同じくホーム用ユニットのSilverFluteの「W14RC25-08」に差し替えています。これも安い！

ツイータ：DAYTON AUDIO「ND20FA-6」
ハイパス：2次4700Hz （正相接続）-7db固定アッテネータ
スコーカ：AURASOUND「NSW2-326-8A」
ローパス：2次4700Hz（逆相接続）
ハイパス：イコライザでスロープ800Hz※
ウーファ：SilverFlute「W14RC25-08」
ローパス：2次800Hz（正相接続）

※ナビの音声案内の音声はイコライザの設定をパスするようです。ですのでスコーカにネットワークフィルタを入れてしまうと、ナビの音声案内（ETCを○○いたしました）などの音声がシャリシャリになるのでスコーカはフルレンジである必要があります。

2019年2月取り外し済み）