
昨日、横浜ロイヤルパークホテル「鳳翔の間」にて行われた、「BMW 7 Series Exclusive Lounge」に参加しました。7シリーズの展示会と試乗会です。レアチーズケーキとコーヒーが美味しかったです♪
色々な話題が有りますが、目玉は、「BMW アクティブハイブリット 7」の試乗です。トヨタ,ホンダ以外では、初めてのハイブリット試乗です。
車の概要は、下記の通りです。
・エンジン 4.4L V8 直噴ツインパワーターボ
・モーター ブースト,発電,エンジンスターター兼用の1モーター
・ハイブリット用バッテリー リチウムイオン電池
・システムトータル出力 465ps 71.4kgm
・ミッション 8速AT(同じエンジンの750iは、6AT)
・0~100km 4.9秒
・10.15モード燃費 9.3km/L(同じエンジンの750iは、6.6km/L)
※0~100kmと燃費は「アクティブハイブリット7 L」のデータです。
・全長5070mm×全幅1900mm×全高1490mm
・車両重量 2140kg(同じエンジンの750iに対し、+100kg)
・価格 1280万円
「アクティブハイブリット7」は、今のところ、「左ハンドル車しか無い」との事で、左ハンドル車を試乗しました。今までに、何度か左ハンドル車を運転していますので、不安感は有りませんでした。
ホテルのエントランスを出発し、公道に出ましたが、取り回しは良かったです。巨大な車体ですが、前後左右の見切りが良いので、車両感覚が掴み易いです。
走りはトルクフルで、1000~1500回転でも充分、速いです。モーターのブースト機能が働いているのと、8速ATが効いていると思います。トヨタのハイブリットと違い、8速ATなので、アクセルへの付きがダイレクトで、運転していて楽しいです。
信号で停車すると、エンジンが即ストップします。エンジンストップ中でも、エアコンが効いているので、酷暑の中でも快適です。ブレーキをリリースすると、即エンジン始動、発進がスムーズです。
大通りから、元町の狭い一方通行,山手の坂道,そこから下る細い坂道でも、「左ハンドル,巨体」の割りには、恐怖感無く運転できました。
みなとみらいへ戻る大通りで、アクセルを踏もうと思いましたが、交通車両が多く、アクセルを踏めませんでした。残念!
細かい所では、「ヘッドアップディスプレー」が装着されているのが便利で安全でした。視線のちょっと下のフロントガラスに、速度を投影する機能です。昔、シルビアに装備されていましたが、ずっと自然な見え方で、好ましいです。
試乗と、カタログを見ての感想ですが、「1モーターだけどアイドリングストップするハイブリット」は、シンプルかつ軽量なので、有益なシステムだと思いました。高級車に限らず、普通の車にも、こういうハイブリットなら、是非搭載して欲しい、と思わせる素晴らしいシステムです。さすがはBMWです。
難点は、左ハンドルのみが設定されている事です。BMWにとって、日本は上得意客のはずですので、是非、右ハンドルの追加設定をお願いしたいところです。
展示車では、ハイブリットX6(国内未導入)が有り、こちらは「2モーター&大きめのリチウム電池」です。モーターのみで、速度60km,3分間の走行が可能だそうです。ハイブリットのパテントは、トヨタのものでは無く、BMW独自との事。ハイブリットX6のデリバリーが楽しみです。
他にも、展示車,試乗車が有りましたので、追ってご報告します。
Posted at 2010/08/31 00:20:18 | |
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