こんばんは。
今日のブログはちょー初心者のあなた向け。
ディーワンの兄弟を紹介しましょね。
細かいことは抜きにして、まずは1973年に「4本マフラー」を装備したZ2(ゼッツー)が誕生します。ホントの名前は750RSと言いますが、形式名の「Z2」で呼ばれます。
「カワサキのZ」と言えばこのZ2に始まるシリーズを指し、バイク乗りなら誰でも知っているちょー名車。車で言うとスカイラインとかフェアレディとかと同じような感じです。
特徴は、今までに無かった斬新な流線型デザイン、シートの後ろにテールカウルと呼ばれるカバーが付いている(中は小物入れ)、高性能エンジンと「4本マフラー」、ナナハンという当時としては規制最大のデカイ排気量など。
この初期型Z2は火の玉タンクと呼ばれる塗装で、マニアも多い。
翌年の1974年 Z2A型にモデルチェンジされ。
基本は同じで塗装が変わります。この色はタイガーと呼ばれてます。
下の画像です、同年、Z2B型へモデルチェンジ。テールのラインが巻き上がってます。玉虫カラーと呼ばれます。
ゼッツーの大きな変更が起きたのが次のモデルです。
通称、「A4」と呼ばれます。1976年。
形式はZ2であるが、モデル名が「Z750F」となったので、これ以降のモデルはゼッツーではないという人もいます。
また、サイドカバーが大型化され、しっぽのカウルも太っちょでタレてしまいました。ちょっとカッコ悪くなってしまい、しかもモデル名も変わったせいで、これ以前のゼッツーに比べると人気があまりありません。
A4は短命でカラーリングの変更がされた「A5」へ同年変わります。
こいつもモデル名は「Z750F」です。
1977年、いよいよD1が発売されます。
くるんときれいな曲線のゴールドのラインがすてき! 惚れました。
実は、A5からD1になった際、フレームやら電装系やら、大きな変更がされ改善されています。特に後ろブレーキがディスクブレーキになり、強化されました。
でも、初期型のZ2の方がかっこいいし、価値があると評価されるため、D1はゼッツーの4本マフラー、まるタンクを継承した最終型であるのに、初期型に比べれば人気は低い。中古車でも初期のZ2より安いので、中古で購入され、外観をZ2へ改造されてしまう事も多い丸タンク最終型なのです。最近少し人気が上がっているみたいだけどね。
D1に続き下の画像の「D2」という形式が販売されたのが1979年です。
このD2になると、上のゼッツーからディーワンまでの流れとは、外観が大きく変わりました。
D1までは丸タンクZ、D2は角タンクのZとか角ゼットとか呼ばれることもあります。
D2はモデル名が「Z750FX」となり、タンクだけでなくウインカーも角形へ。
マフラーは根元は4本だが2本出しに。
ディスクブレーキローターが穴あきになり雨の日でも利くようになりました。またホイルがスポークではなくなりました。
基本的にD1の外装を変えただけで、同じエンジンを使っているため、出力・トルク性能の向上などはありませんでした。
D2から割とすぐに、マイナーチェンジされたD3が発売され、そこまででゼッツーから使われてきたZのエンジンの歴史が終わり、以降のナナハンはコンパクトなエンジンとなります。
僕は当時は丸タンク、4本マフラーに魅力を感じていましたが、いまはこのFXも好きです。
なのでFXのウインカーなどを自分のディーワンへ付けています。
まとめ:ディーワンはカワサキの名車「Z」のひとつ。 丸タンクZの最終型。ブレーキや電装系が充実しているのに初期型の高人気の影で注目を浴びないモデルであったが最近は人気がでているかも。
H30/05/15 文面修正。あと、気がついた、僕はD1は詳しいが、それ以外はさほどではないな。。。。と。
~いいんちょ~
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