天晴のブログ一覧

今回の旅行で宿泊した施設は【蔵王ライザウッディロッジ】と言いまして、数室が一緒になった“アパートタイプ”のコテージでした。
自分達が泊まった部屋は、2階にある“フラットタイプ”という5名定員のタイプで、丁度建物の真ん中にあたる位置でした。
棟の前に駐車するのですが、ミニバンタイプが2台停まっています。
なんかいや～な予感･･･。

3連休ということもあってか、各棟は満室状態です。
満天の星空を観ていい気持で部屋に戻ると、隣りの部屋が宴会状態で大騒ぎでした。
1階と2階の上下の部屋を借りているみたいで、結構な大人数のようです。
声のトーンから考えると、若い男女のグループかな。
テラスでのバーベキューで盛り上がっているのでしょう。
チョットうるさいけど、大目に見ましょうか。

TVを見たり風呂に入ったりとなんだかんだで時間が過ぎ、そろそろ寝る時間です。
隣りのの部屋はまだ宴会真っ最中！
この時、AM0:00を廻ったぐらいでしょうか。
普通に考えたらそろそろ御ひらきになる時間でしょうから、ほっといてとっとと寝ましょう。
「キャッ♪キャッ♪キャッ♪」
「ドタ！ドタ!!ド～ン!!!」
「ガハハハハ！マジで～～～!!!」
笑い声&怒鳴り声のオンパレード
流石に寝れませんわ！
もちろんのこと、自分だけではなくみんな寝れません…。
怒鳴り込みたい衝動を、自分の若い時のことを思い出してグット我慢・・・。
“若い時は多少仕方が無い”
呪文のように唱えながら何とかして寝ようと頑張ります。
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『…ピンポン♪‥ピンポン♪・ピンポン♪・ピンポン♪・ピンポン♪ドンドンドン！』
隣の部屋の呼び鈴を連打で鳴らしドアを叩き始めます。
無理！
自分の限界点を突破。
この時点でAM3:00です。

部屋のドアを開けると、隣りのドアの前に3人の若いお兄ちゃんが立っています。
本当は色々言いたかったけど、こういう時はヒトコトで言った方がイイと思い、
『五月蝿～よ！』
と、かなりの低音の声と抑えた抑揚で言い放ち睨みつけました。
「す、すいませんでした。」
その中の一人が即答で謝り、他の2人も続いて謝り、部屋に戻っていきました。
その途端、ヒトコトのお喋り声も無くシ～ンと静寂が訪れました。

い、いや、そんなに怖がらなくても･･･。

あまりにも静かになった隣の部屋の状態に、
「何言ったの？」
と、質問される始末。
「いや、普通に“静かに”って言っただけだよ。」
と変な弁解をしたりして･･･。

次の日（といっても実際には5時間後）の朝、隣りのお兄ちゃんの一人とバッタリ階段で出会ってしまいました。
目を逸らしうつむき加減で逃げるように去っていきます。
“え～！”ですよ。
僕ってそんなに怖くないでしょう！
こんな中年のおっちゃんが君達とケンカしたら絶対負けるし･･･。



注意される方も嫌に気持ちになるだろうけど、注意する側もいい気持ちしないんだよなぁ。