
前回の
天晴AWARDその2の続きでございます。
前回の洋画ランキングは如何でしたか?
様々な意見があると思いますが、年末のお祭りと思って気軽に読んでください。
では、邦画好きな僕の入れ込み度を計る、天晴邦画ランキング行ってみよッ!
ドコドン♪
まずは惜しくもBEST10に漏れたけど、お気に入りの作品から。
『檸檬のころ』『めぐみ-引き裂かれた家族の30年』『しゃべれども しゃべれども』『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』『クローズド・ノート』『めがね』『自虐の詩』
う~ん…こうして書いていても良い映画ばかりで残念です!
これらの作品はランキングに関係なくお薦めできる映画です!
それではBEST10の発表です!
第10位
『舞妓haaaan!!!』
ストーリー自体はリアリティの欠片もないぐらいぶっ飛んでいるんだけど、突っ込む暇を与えないぐらいのハイスピード&ハイテンションで突き進み、クドカンワールドに誘ってくれます。
“上映時間中だけでも笑って楽しんでってよ”っていう感じは、潔くて好感が持てますね。
第9位
『あしたの私のつくり方』
ゆっくりと優しく丁寧に作られた感じがして、自分のツボに見事にハマりました!
余りドラマティックではないストーリーだけど、ある意味誰にでも当てはまるコトを描いていて、無理矢理泣かそうってイヤラシサが感じられないのが良かったです。
第8位
『サイドカーに犬』
いや~セリフ惚れするような素敵な言葉がイッパイ!
根岸吉太郎監督らしい、なんとも言えない人と人の距離感が良かったです。
第7位
『クローズZERO』
原作漫画のファンとして観ても、よく出来た映画だと思います。
小栗旬君も良かったのですが、山田孝之君の雰囲気がハマっていたかな。
第6位
『夕凪の街 桜の国』
日本の戦争(被爆)モノにありがちなテーマ“鎮魂と再生”を、2部構成で上手く表現していると思います。
反戦反核の陰々滅々としたイメージとは違うこの映画を、なるべく多くの人に観てもらいたいです。
ここからはBEST5の発表です!
第5位
『天然コケッコー』
好きな監督の山下敦弘氏作品ということを除いても、かなり良い作品だと思います。
特別ドラマティックなワケでもなく、凄く泣けるとか笑えるとかってワケでもない、だけどとっても心地良い気分にさせてくれる作品です。
第4位
『包帯クラブ』
土足で人の心にズカズカ入っていく作品が多い中、あったかい涙を流せる映画で、ちょっとだけだけど、人の心の傷や痛みを和らげてくれるって感じが良かった!
石原さとみさんの“瞳”に注目です!
BEST3の発表前に、特別賞の発表です。
『雪に願うこと』と
『紙屋悦子の青春』です。
自分は今年観た映画なのですが、完璧に去年の作品で、昨年度の映画賞を受賞してしまっているので特別賞としました。
どちらもタイムリーに映画館で観ていたら、間違いなく上位に食い込んでいたでしょう!
では、BEST3の発表です!
第3位
『アヒルと鴨のコインロッカー』
「一緒に本屋を襲わないか?」
最初、突拍子も無く聞こえたセリフには、こんな真実が隠されていたのか…。
とても悲しくて、すごく切なくて、でも、少しだけ心地良いラストシーンは、その後の物語の余韻に耽れる秀逸のラストでした。
第2位
『キサラギ』
限られた舞台、限られた登場人物、限られた時間軸など、制約の多い中、セリフやアイテムなど全てに無駄がなく、伏線として張られたモノ達が、後半ビシバシハマっていく様は、愉快・痛快・爽快と拍手を贈りたくなります。
脚本&演出そして出演者5人と、全てが素晴らしく多くの人に観てもらいたい作品です。
エンディングのダンスは必見・・・いや、一緒に踊りましょう!
とうとうBEST1の発表です。
ジャジャジャジャ~ン♪ それではどうぞ!
第1位 ほんと~に悩みましたがこの作品に決定です。
『幸福な食卓』
本当はコレを書く前までは「キサラギ」が1位だったんですよ。
しかし、北乃きいさんの魅力で1位になっちゃいました♪(笑)
エンディング、Mr. Childrenの「くるみ」をBGMに、佐和子(北乃きい)が歩く長廻しのシーン。真っ直ぐ前を見つめ、ゆっくりだけどしっかりと歩んでいく。
一見なんてことのない演技なのに、微妙な心の動きが自然に感じられ、“佐和子”の成長がこのシーンで表現されていること、そして“北乃きい”の成長も感じる素晴らしいラストなんです。
このラストシーンで1位を受賞した様なモノですわ。(笑)
以上が天晴ランキングでした。
「なんだよ!あの作品入れないなんて映画が解ってないな!」
とか
「この作品が上位なの?映画の何処観てんだよ!」
な~んて思っても、許して頂戴ね♪
Posted at 2007/12/29 19:23:39 | |
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