8月1日は高知県の吉野川最上流の大川村周辺の林道を使用して行われた、「てっぺんラリー」に参加してきました。
最近のラリーの流行でしょうか、第1ステージ前半は全てのSSのレッキが出来る構成でしたので、初出場の私にはとてもありがたいコース設定となっていました。
前回のラリーでは、終了後にドラマを作ってしまったので、今回は、事前に燃料チェックもし、準備万端で望んだのですが、今回もまた、ハプニングが。
ただ前回と違って今回はラリー開始前のハプニングでした。
スタート場所は、四国の水がめ早明浦ダムの上流で、高速を降りて30kmくらいのところだったのですが、何を勘違いしたのか、私が、早明浦のすぐ横を通過したとき、思わず「こっちの道が近いんじゃない」と、何の根拠もなく言った言葉に、ドライバーが反応し、その結果。深夜の山中を延々70kmほどさ迷いました。
このため、サービス用のテントや、機材を積んだトラックの燃料がまたもや。
ただ今回は何とかスタート会場まではたどりつけたので、他の積車から、燃料を分けてもらおうと交渉し、OKをもらいました。
ところが・・・・・「燃料タンクのキーをわすれた」(笑)
こんなとき心強いJAFを呼べば済む話ですが、前回のミスで2T車以上はJAFの対象外ということを知ってお「りますので、じたばたしません。
そうなんです、今回はわれわれのサービス隊は徳島でJAFのサービスの最前線で活躍しておられる方がサービス隊長として帯同してくれてました。
JAFの技術ってすごいですね。
簡単に燃料タンクのキャップを開いてくれたのです。
こんなわけでスタート前に全ての体力を使い果たし、前途多難な幕開けとなったのですが、今回はなんとしても3強の一角を崩すのが目的。
こんなことでくじけません。
前日に四国地方も梅雨明け宣言でしたので、今回はドライと予想し、ハイグリップラジアルを装着して望んだのですが、朝目が覚めると、滝のような雨・・・・
しかし、天気予報では、明け方意外は晴れとのこと。
このため、各チームタイヤを何にするか迷っていたようです。
上位の選手のタイヤを見て見ますと、ほとんどが天気予報を信用してハイグリップタイヤ。
しかしわれわれは知っていました。
昨夜道に迷い山中を駆け巡ったとき、長雨で、山水が流れていて、晴れているのにウエットな場所が
多数あるということを。
このため、スタート直前まで迷ったのですが、急遽グラベル用のラリータイヤで望むことにしました。
さて、いよいよラリーのスタートです。
レッキも無事終わらせ、ペースノートもばっちり。
最初のSSは今回のコースで一番長いSS.
約6kmの狭いフラットコース。
写真のような狭いウエットなターマックです。

ここが今回の勝敗の鍵だと分かっておりましたので、ドライバーに気合をかけていたのですが、どうやら、このドライバー前回もそうだったのですが、ロースターター。
なんとここでいきなり、6番計時(泣)
3強から10秒ものビハインドをもらってしました。
その後も、5秒、2秒、と、だんだん離されていきます。
こうなれば、メダルはあきらめ、4位狙いです。
そうこうしているうちに5本のSSを走り、第1ステージが終わり、サービス地点に帰りタイムのチェックをしておりますと、われわれがマークしていたとは別にやけに速い方がいて、われわれは入賞ぎりぎりの6位。
しかも,7位とも5秒しか差がありません。
ただ、5位とも3秒差でしたので、後半はこの2台をマークして、5位狙いとすることとしました。
後半の第2ステージは、合計4本のSS
まず最初のSSで、5位に8秒負け、7位に3秒負けちゃいました(汗)
続くSSでも、5位に6秒もはなされてしまいここで,5位もあきらめ、6位入賞に切り替え(笑)。
ところが、7位に4秒負けてしまいついに、入賞圏外の7位にまで落ちてしまいました。
ここまできてやっと体があったまったのか、次のSSでは、4番計時をマークし、6位に浮上。
7位とは4秒差です。
そしていよいよ最終SSこのコース、前半は狭い急な上り。そして途中、2車線の広い道路が約1km続いたかと思うと、急に狭くなり、集落の家の間を駆け抜け、ゴールです。
この途中にある2斜線のコースがスリル満点でした。
路面を水が流れるほどのスーパーウエットな路面の中、直線が続くんです。
そして2車線の最後は、右の全開で突っ込めるコーナーに続き、200m直線。
そして、そのあとが左の急コーナー。
ちょうど、阿讃サーキットのホームストレートのあとが、幅3mの急カーブになっているみたいな感じです。。
ここになんと、150kmオーバーの速度で突っこんで行きます。
サーキットでウエットな路面を走られた経験をお持ちの方なら分かると思うのですが、このスリル。
私なら完全にコースアウトするでしょうね。
我がドライバーはここも無事そこそこのタイムで乗り切り6番計時。
結局、7位に、ここでも5秒の差をつけ無事ゴール。
何とか6位入賞を果たすことが出来ました。

それにしても今回は上位4台は速かった。
最初から勝負させてもらえませんでした。
次回は9月の13日。
広島のタカタサーキットのダートトライアル場をSSに使うオールグラベルなラリーですので、何とかここで挽回したいと思っております。
お近くの方是非見学にいらして下さいね。
この記事は、
突撃!隣のデイラリー!!について書いています。
Posted at 2009/08/02 23:34:09 | |
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