異音とともに窓昇降が不能に。
内張を外して確認すると、プラスチック製プーリー様の部品が破損している模様。
大手オークションで中古レギュレーターを検索すると、品数が少ない上に概ね2万円前後の強気の価格設定。
対してe-bayでは、こちらも点数はそれほど多くないものの価格は日本円で3000円前後から。イギリスからの送料3500円合算で7000円弱。
結局e-bayで購入。コロナ禍で物流に遅延が生じている可能性があると思いきや、オーダーから10日程で部品が到着。
★作業工程
1)正常に窓が閉まった状態で位置を確認。マジック等でリアガラスとの位置関係をマーキングしておくと最後の位置調整が容易。
2)内張外し(内装部品+防水シート)
3)破損したレギュレーターの取り外し
外すボルトは全部で4か所。①と②、④と⑤がレギュレーターをドアに固定しているボルト。10㎜の六角。
①の近辺に見えていないボルトと③が窓ガラスを固定しているボルト。トルクス。窓を下げるとボルトにアプローチできるのでこれを緩め、落ちないように注意しながらガラスを上に引きぬく。
④と⑤はドア下部。プラスチック蓋を取ると点検口が開き、ここからボルトにアプローチ。この4つのボルトを外すとレギュレーターがフリーに。
取り出したレギュレーターがこちら。
事前に想定していた通り丸印の裏側のパーツが破損。
この部位の破損はリペアパーツでは修理できない、かつ、このプーリーはレギュレーターをドアに固定している部分と共用のため、ここだけの交換も不可。よってレギュレーターをアッセンブリーで購入しないとどうにもならないのが痛いところ。
4)新たに装着するレギュレーターをここまでの逆の手順で組付け。
以上で終了。アッセンブリーで交換するのなら概ね1時間程度で作業可能性。
だがしかし、、、
二つ上の画像の矢印の裏にトルクス・ネジがあり、これを外すとモーターを外すことが可能に。破損したレギュレーターのモーターの調子は悪くないので、新たに装着するレギュレーターのモーターと交換しようと。
このレギュレーターの動作は、モーターでプラスチック製リールを動かし、そのリールにワイヤーを「巻き取る+送り出す」ことで上下動を発生。このリールにワイヤを巻くのに難渋。結局4時間もかかってしまう結果に。
結論。余計なことはせずにアッセンブリーで交換しましょう。
Posted at 2020/05/31 22:14:05 | |
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