2020年06月30日
アメリカの車窓から・4日目「Free way」
私の家は職場から約20マイル(30kmちょっと)離れているので、毎日Interstate Highway(州間高速道路)で通勤しています。
アメリカのHighwayは基本的に無料です。都市部に行けば、通行料がかかるところもあります。
今日はアメリカの州間高速道路のお話。
1. 州間高速道路は快適だ
街のダウンタウンなんかにいくと、場所によって路面が非常に荒れていて走りにくいのですが、州間高速道路は快適に走れます。
路面が整備されているので、速度を出してもガタンガタン揺れることはありません。
日本では当たり前のように思っていたのですが、アメリカは路面が凸凹していたり穴が空いているところが多く、重要です。
2. 道路に落ちている物が多い
州間高速道路を走っていると、必ずといっていいほど見つけるものが2つあります。
1つは交通事故にあった動物の死体。
リスやタヌキ、イタチの類はしょっちゅうで、たまに鹿、大型の猛禽類も見ます。
鳥も結構轢かれていて、以前目の前で轢かれてバッと羽毛が舞ったのを見て、うぇーとなった記憶があります。
もう1つ落ちているものは、木っ端微塵になったタイヤ。
アメリカでは車検がないので、すべて整備は自己責任です。
ツルッパゲのタイヤで走っているトラックも多いのですが、たまに高速道路走っていてバーストするのでしょう。
ばらばらになったタイヤが四散しているときがあります。
私の友人は「走っていたら目の前のトラックが突然バーストして、粉々になったタイヤと火花が飛んで来て死ぬかと思った」と笑っていました。
3. 止まっている車が多い
たぶんアメリカの高速道路も駐停車禁止ですが、基本的に1日で5〜6台止まっている車があります。
「停まっている」ではありません。「止まっている」です。
上記のように整備不良の車が多いので、多分走っている途中で何かの問題がおきたのでしょう。
よくあるのはパンクでしょうけど、クーラント漏れやオイル漏れによる故障、エンジン焼き付きもありそうです。
しょっちゅうAAA(トリプルエー、日本でいうJAF)が来てトーイング(牽引)されています。
4. 制限速度が高く、それ以上に皆よく飛ばす
制限速度は周囲の人口密度によるそうですが、ダウンタウンで55MPH(時速88km)くらいだと思います。
郊外にでると制限速度が70MPH(時速112km)まで引き上げられるので飛ばし放題です。
しかし皆制限速度をあまり守らないので、速い車だと80MPH(時速128km)くらい出しています。
まぁ日本の高速道路走っていても飛ばす人は飛ばすので、そんなもんかなと思いますが。
ちなみに一番ぶっ飛ばしているのはパトカーで、奴らは基本的にどこでも80MPHくらいで走っています。
左車線をのんきに制限速度内で走っていると執拗に煽られます。
5. 無茶な車線変更をさせられる
私が住んでいる近所で、かなり無茶な車線変更があります。
州間高速道路に入って、1マイル(1.6km)の間に一番右から左まで、5車線道路を車線変更しなければなりません。
その路線は交通量も多く、皆よく飛ばしています。
大阪の阪神高速も無茶な車線変更がありますが、感じはそれによく似ているかな?
でもアメリカの高速道路は車線も多く、一度道を間違えると次のExitまでかなり距離があったりするので、大変です。
時々、道に迷ったのか分岐で立ち往生している車を見かけます。
色々ありますが、どこへ行くにしても州間高速道路はよく使います。
やっぱり早いし快適ですからね。
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Posted at
2020/06/30 01:28:21
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